旧車?は 泣かせます!?【イスズ ピアッツァの車検・修理編②】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

前回の 続き


やり易い 「ランプの修正」 や 「下回りの防錆塗装」 や 「ブレーキ&ハブの 修理」


を終えた ピアッツァ ネロ です

イスズ ピアッツァ

ここまでは 何とか なりましたが



問題の ATは


猛烈に エンジンの回転数を上げて 


通常では 考えられない程の速度に 達しないと変速しないのです


そこで


キックダウンケーブルの アジャストボルトを 少しずつズラしては 「試運転!」


繰り返しやってみたが  「正常に戻る事は なかった!」


もはや 「AT内部が ダメなのか!?」


イスズ ピアッツァ

以前の オーバーヒートによる



エンジンの載せ替えに伴って 降ろした 「ATミッション!」 について



『ATオイルが 少なく、しかも汚れているので 入れ替えをしてみるが・・・ 

 不具合が 起きるかもよ・・・・ 』



と言う ディーラーの忠告が あったらしい!



それが  「運悪く的中した!のかぁ  




しかし、事の成り行きから判断して  「妙な 違和感を覚えるのだが・・・」


イスズ ピアッツァ
ATミッションに関する 部品供給は オイルパンガスケット ぐらいで 寂しい限りですが



取り敢えず オイルパンを 剥いで見ることに!



しかし 何やら コックの周囲に  「漏れ跡が!」


イスズ ピアッツァ


とにかく オイルパンを 取り外して



「中身を 確認してみよう!」 と思い

イスズ ピアッツァ


ドレンコックを 取り外すと



『有るべき ガスケットが 無い!』   これでは 漏れるハズ!です



ATオイルは シャバシャバ なので 暫く放置すれば 漏れに気付くと 思うのだが・・・・


イスズ ピアッツァ



抜いた ATオイルは 焼けた色して 汚れてますわ



イスズ ピアッツァ


ATオイルパンを 恐る恐る



外していきます


イスズ ピアッツァ

溜まった 「鉄粉?」 は こんな感じ



やっぱり 汚れてますよね


イスズ ピアッツァ


初めて見る ピアッツァの AT内部です



イスズ ピアッツァ


ストレーナーを 見ると



「オイルの 汚れ!」 の割には



目立った 「異物が無い!」 のが 少し驚きで



「もっと 詰まってる!」 と思ってた


イスズ ピアッツァ


ケーブルも 見てみるが



しっかり ガイドに 収まっているし




「動き!」も 問題なさげである



イスズ ピアッツァ

パーツ達 を 外して



「もっと内部へ 侵入してみたい!」 気もするけど



肝心な 部品やパッキン類が 皆無なので 



今の段階では 「まだ、踏み出せない!」


イスズ ピアッツァ

仕方が ないので



オイルパンに 溜まった鉄粉を 取り除いて




新油を 注入してみて  「奇跡の回復!?」 を 祈る事にします



イスズ ピアッツァ




イスズ ピアッツァ



真っ白だった ペーパーも 


 
鉄粉を 取り除いた時には  「真っ黒!」 です


イスズ ピアッツァ


オイルパンを 奇麗にして



イスズ ピアッツァ

新油を入れて



ATの回復を 願って 状態を確認してみるが・・・・・



 『全く 変わっとらん!』  


トホホ・・・  

 
『どうすれば イイのだろう?』    


「部品無し!」  「整備書無し!」 「関係情報 無し!」  の 三拍子



『行き詰まって しまった!』


イスズ ピアッツァ

現車のATを元に  あらゆる情報を 求めて・・・・・・・・・    



探しに探した 「一週間!」



当時、 このATは  トヨタ と 三菱 の  とある車種にも  「搭載されていた!?」  



と言うところまで 掴めたが 現物を比較してないので 真意の程は  「



これは 「大きな第一歩!?」 では あるが 



他の修理も 有るので 一旦 お休みする事にして





「水の減り!」 を修理しながら 考えときます


イスズ ピアッツァ

では、水周りの修理に 移ります


先ずは プッレッシャーを 掛けて



アチコチの様子を 見てみると



『ラジエターコア がっ!!・・・・・・』



イスズ ピアッツァ

それに エンジンの 下を除き込むと



ラジエターとは 無縁の所も



「水が 垂れてくる!」


イスズ ピアッツァ


せせこましい所に カメラを  忍び込ませて


ズームして撮った写真です。


画面を確認して撮れないので  ピンボケですが 


「ココが 怪しい!!」 ようです

イスズ ピアッツァ

では早速 バラしに 取り掛かります



まずは 「ラジエター」 から


イスズ ピアッツァ

ドレンから 水を 抜きまして


イスズ ピアッツァ

カップリング や 各ホース 


それにプラケットなどを取り外して



「グィッ!」  っと フェンダー越しに 抜くのですが



昔のラジエターは  「重い!」


最後は エンジンに乗っかり 引き抜きましたわ!

イスズ ピアッツァ



イスズ ピアッツァ


お次は


入り組んだ中の 「何処か?」 に向かって


バラしてみましょう!


イスズ ピアッツァ


『この辺り なんだけど!?』



『さっぱり 分からん


イスズ ピアッツァ

とにかく 外します


イスズ ピアッツァ

サージタンクを 外すだけでも



ナットは 外し難いし



ホースは カチコチで  数も多いし 



「メチャ 大変!」


イスズ ピアッツァ

ようやく 外れた サージタンク


イスズ ピアッツァ


僅かな隙間から 顔を出す ホース達


イスズ ピアッツァ

その中で


下に向かって 入り込んでる このウォーターホースが



「一番 怪しい!?」


『いったい 何処に向かってるのだ


イスズ ピアッツァ

それに向かって




更に バラします

イスズ ピアッツァ



パワステホースも 邪魔ですので 取り外し


イスズ ピアッツァ


エアコンコンプレッサーも 


ホースの許す限り ズラしてやります


イスズ ピアッツァ

頭を入れて 除き込む様な スペースは生まれないが


何とか カメラだけは 侵入させる事が 出来ましたので


「パチッ!」    っと 撮りました この写真


「怪しいヤツがっ!?」   しっかり 写っておりました


イスズ ピアッツァ


狭いスペースなので


ミラーを 使って


イスズ ピアッツァ

反射させた所を 見ると



このホースで 間違いなさそうです!



しかし この時  「ホースバンドが 新しい!」  事に気が付いた!




『エンジンを載せ替えた あの時に 取り外したのなら・・・ 』   と思うとガッカリです

イスズ ピアッツァ


このホースを 引き抜き

イスズ ピアッツァ





イスズ ピアッツァ

外した ホースを 



ジックリと見ると


イスズ ピアッツァ

「パックリ!」  割れております


ココが 水漏れの 原因です


イスズ ピアッツァ

エンジン側に 突き刺さったままの ホースも


見ると


「ヒビ割れが 凄い!」

イスズ ピアッツァ



イスズ ピアッツァ


結局、 細いヤツが 2本  太いヤツが 1本 




合計 3本のウォーターホースが 問答無用で 交換です


イスズ ピアッツァ

連日 エンジンの隙間に



「グリ グリ!」  突っ込んでいたので



「たいぶ ヤラレました!」

イスズ ピアッツァ


早速 ダメな ホースの 部品問い合わせを してみるが



予想通り  「部品供給 無し! の回答なので



これを 何とか しなければなりません



まずは 寸法を 取って




それに見合った 「汎用ホースで!」  やってみる事にします


イスズ ピアッツァ

  

しかし、細い2本のホースは すんなり 見付かった のだが



漏れのあった 太いホースが  『見つからん!』



「ブリジス○○」 や 「ヨコハ○」 や 「トガ○」 等々 色々探したが・・・・・・



有名どころなら 「有る!」 と 睨んでいたが



『これが 大きな誤算だった!』


イスズ ピアッツァ


現代の武器?  を駆使して


ようやく見つけ出しましたが


すでに 『丸三日 経ってた!!』

イスズ ピアッツァ

コレを  「無理なく曲がる!」  寸法に切り取り



接触するであろう 部分には  補強テープを巻きつけて

イスズ ピアッツァ


『これで 何とかなるだろう!』


イスズ ピアッツァ


このホースを 下側の ユニオンパイプに 突っ込み


イスズ ピアッツァ

「ニョキィ!」  と 上に出して

イスズ ピアッツァ


コチラに 取り付けます


イスズ ピアッツァ

ホースの取付が 終わったところで


サージタンクを取り付ける前に 各部分をチェックしていた時に



『ATの神様が 舞い降りてきた~!!??』


「奇跡の発見?」  



『恐らく これを修理すれば AT不良は 回復するだろう!!』 




早る気持ちを 抑えて


残りの修理作業に 突入です


イスズ ピアッツァ

サージタンクを 組み付けて



イスズ ピアッツァ

新調した 「ラジエター!」


イスズ ピアッツァ


イスズ ピアッツァ

組み付けまして



イスズ ピアッツァ



イスズ ピアッツァ


ATホースも くたびれてましたので

イスズ ピアッツァ


これも 換えときます

イスズ ピアッツァ

「水漏れ修理!」 が 終わったので


エア抜きをして 


各部の 漏れ確認を します


イスズ ピアッツァ


お次は 「ガソリン漏れ!」 をやります 


こちらの部品も   「供給無し!」 だったので


程よいヤツを 探しに探しまくった 


「一週間!」


こヤツにも  『泣かされました!』


イスズ ピアッツァ

これを取り付けて



ガソリン漏れ修理も終わり



「すべての 修理が完了 です


イスズ ピアッツァ

ATの件ですが


あえて 分かり易いように 「白ペン」 で 印を付けておりますが


本来、その印が 隠れる位置まで チューブが入るようです。 


そのチューブが 2センチ程 抜けかかってる事に 気付いたのです。


「たった コレだけ!」 では あるが


その分だけ ケーブルの全長が 伸びてしまい 


「ATの不具合!」 を起こしていたのです


イスズ ピアッツァ

カシメてあったところから 抜け出たケーブルを戻すには 決して容易でなく


お得意の? 「力技で!」 ねじ込み 取り付けてやりました。


ご覧のように 取り付けてしまえば


ケーブルが 僅かに抜け出ているなんて 判別が出来ないのも


分かって貰えると 思います


『よく気が付いた もんだ 


『もう少しで 迷宮扱いに するところだった

イスズ ピアッツァ


試運転をしてみたら



あの不具合が 解消されて



トップギヤに もっていくのに 「100km/hオーバー!」 なんて事は なくなり



イスズ ピアッツァ

車検にも 合格して


1ヶ月以上もの戦い末 無事に 納車となりました



ありがとうございました。



=============================================


思いますに


エンジンを 載せ替える事になった時に


ディーラーとの 詳細なやり取りまでは 不明では ありますが


「オーバーヒートを起こして!」と言う事を  


事前に把握しての 修理作業であったにも関わらず


ラジエターからの 「水漏れ!」 って!


確かに オーバーヒート修理は


「エンジンを組んで みない事には!」 次のステップには 移れないもの事実です


しかし、オーバーヒートを起こした そもそもの原因は 


「水漏れからでは?」って  真っ先に 思い付きそうな事では あると思うのだが・・・・



それに 「ATの件」も


自論では ありますが 


「ATF交換 直後に!」 不具合を起こす事は 殆どないと 考えております


不具合を起こすなら 「暫くして!」 とか 「後々に!」 など


幾らかの 「時間の経過!」が 有っての話だと 思うのです


なので 「事の成り行き!」に 違和感を覚えたのです


その事で 今回 「発見 出来た!」のかもしれません




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Re: No title

ピアッツァ Lover  さま


コメントありがとうございます




> ピアッツアはもう手放してしまいましたが、当時はとっても未来的な車でとても大好きでした。


昭和の50年代後半から平成の初頭にかけては 

車の成熟期を迎える頃で 

「乗りてぇ~なぁ~」 と思わせる 魅力ある車が多くありましたよね


しかし 残念な事に 

ウチの代車用に 回って来るヤツは 「ポンコツ」 が多かった(笑)



> 今は別の車を一筋で28年乗ってます(笑)。


維持をするのは 大変でしょうが

末永く 大切に乗り続けてやって下さい



これからも ヨロシクです!

No title

おおおっ感動しました。
お疲れ様でした。

今でも直せるなんて職人技ですね。感動です。

ピアッツアはもう手放してしまいましたが、当時はとっても未来的な車でとても大好きでした。

今は別の車を一筋で28年乗ってます(笑)。

Re: No title

いすゞ さま


コメありがとうございます

イスズの 「ズ」を 「ゞ」 ってシテルとこを見ると

昭和の方?か マニア? ですね(^O^)



これからも ブログを ヨロシク!です

No title

素晴らしい(*^^*)経験と感の鋭さですね!
お見事でございます

Re: No title

すえさん 様

コメントありがとうございます


今回の修理は 大変でした

オーナーさんの気合はヘビーで

時間無制限のお預け?ですし(笑)



>  ATミッションは確かトヨタハイエースと共通のアイシン製ATミッションでした。特にロータス仕様のミッションはオーバードライブにロックアップ機構が付き、水温センサーと連動してO・Dに入るため、水温センサーやソレノイドバルブに不具合があると3速以上に変速しないトラブルもありました。


よくご存知で!

一時は ATの載せ換えを 真剣に考え、色々と調べて分かったのですが

他メーカーの車に使われてるなんて 思いもよりませんでした

これが 次回の?「ピアッツァのAT修理」に生かせる事が出来ればいいのですが (>_<)




これからも ブロクをヨロシクです

ありがとうございました

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