エルフを修理するぞ!!【排気ブレーキ修理編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》
2012-05-14 (月) 17:19
今回は
「クレーンフックの 過巻き防止スイッチの 調子が悪いのを忘れてて
巻き上げてしまったら ワイヤーが ブチブチブチと切れて・・・・
その他に排気ブレーキのせいで?「ブレーキが あまい!」 荷物を積んでいる時が 特に怖い!・・・」
と言う事で 入庫しました イスズ エルフ ユニック付き車両です
まずは ブレーキの 「効きが あまい!」 を修理して行きましょう!
排気ブレーキのスイッチを 「オン!」
してみますが 作動を知らせる ランプが 点灯しません
マグネットバルブまでの 配線の不良か?
スイッチの不良か?
メーター球の不良か?
そんな所が 考えられますので メーター球から 探ってみます
メーター周りの パネルを バリッと剥がして
取付けビスを外して
メーター本体を ちょこっと 浮かしてやり
メーターの裏側を 覗き込むと 数多くの コーションランプバルブの中から
排気ブレーキランプ は 「どれや!」 と探し当て
バルブを 抜き取ると
早速 「ビンゴー!」 で
バルブを取り替えて
排気ブレーキチイッチを入れてやりますと
見事、点灯しまして
ランプ不灯の問題は 解決です
しかし バルブ交換を したところで
排気ブレーキの 調子が復活するハズも無く
次に 「メカ」 の方を 点検診断をしてみます
排気ブレーキは エンジンのピストン運動によって発生する 負圧を利用して
マフラーパイプの中間に設けられた エキブレシャッターバルブを
閉じる事によって 排気抵抗を生じさせ 「エンジン出力を強制的に抑える!」
と言った 仕組みですので
メーターを取り付けて 機能状態を調べていきますと
どうやら 排気チャンバーの 不良のようです。
外した 排気ブレーキチャンバーです
作動不良の根源は 排気チャンバーですが
結構な走行距離なので シャッターバルブの 方も気になります
そのバルブの動きを点検してみる為に 取り外そうと試みますが
サビに やられて 取れそうにありませんので
バーナーで炙って やりまして
ボルトナットを緩めまして
シャッターバルブが 外します
取り外したシャッターバルブが 正常な動きを しているか 確かめてみましたところ
バタフライの開閉の軸である シャフトに 「ガタガタ」 を発見!!
なので コレも交換です
チャンバーとシャッターバルブ 共にダメ なので
結局、排気ブレーキの アッセンブリー交換に!
届いた部品を 付けまして
早速 テストドライブして効き具合をみますと
「ビィッ シュ~~ッ」 と 排気ブレーキ独特の 作動音が 鳴り響き
減速が 体感出来る程に 復活しましたので
ブレーキの 「効きが あまい!」 修理が完了です。
============================================================
排気ブレーキは あくまで補助ブレーキの 一つにに過ぎませんが
一旦、この機能が 「低下」 や 「不良」を起こせば
運転者にとって ブレーキフィーリングが変わり
制動距離の 延長に繋がり 事故を誘発する恐れが 多分にあります
この箇所は トラックにとって 「早期発見」 「早期対処」が 求められますので
「なんか 変?」 「おかしい かな?」 と思った時が 修理時と 思うのです!!
・
・
・
・
・
・
・
次回は 「ユニックの ワイヤー交換」 に 挑みます
車検・修理の お申し込み お問い合わせは こちらまで!! 東大阪 《車の車検・トラックの修理》
takaida2250@gmail.com
(06)6781-2250
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巻き上げてしまったら ワイヤーが ブチブチブチと切れて・・・・
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まずは ブレーキの 「効きが あまい!」 を修理して行きましょう!
排気ブレーキのスイッチを 「オン!」

マグネットバルブまでの 配線の不良か?

スイッチの不良か?

メーター球の不良か?

そんな所が 考えられますので メーター球から 探ってみます


メーター周りの パネルを バリッと剥がして

取付けビスを外して
メーター本体を ちょこっと 浮かしてやり

メーターの裏側を 覗き込むと 数多くの コーションランプバルブの中から
排気ブレーキランプ は 「どれや!」 と探し当て

バルブを 抜き取ると
早速 「ビンゴー!」 で


バルブを取り替えて
排気ブレーキチイッチを入れてやりますと
見事、点灯しまして


しかし バルブ交換を したところで
排気ブレーキの 調子が復活するハズも無く
次に 「メカ」 の方を 点検診断をしてみます

排気ブレーキは エンジンのピストン運動によって発生する 負圧を利用して
マフラーパイプの中間に設けられた エキブレシャッターバルブを
閉じる事によって 排気抵抗を生じさせ 「エンジン出力を強制的に抑える!」
と言った 仕組みですので
メーターを取り付けて 機能状態を調べていきますと
どうやら 排気チャンバーの 不良のようです。

外した 排気ブレーキチャンバーです

作動不良の根源は 排気チャンバーですが
結構な走行距離なので シャッターバルブの 方も気になります
そのバルブの動きを点検してみる為に 取り外そうと試みますが
サビに やられて 取れそうにありませんので
バーナーで炙って やりまして


ボルトナットを緩めまして

シャッターバルブが 外します


取り外したシャッターバルブが 正常な動きを しているか 確かめてみましたところ
バタフライの開閉の軸である シャフトに 「ガタガタ」 を発見!!
なので コレも交換です

チャンバーとシャッターバルブ 共にダメ なので
結局、排気ブレーキの アッセンブリー交換に!

届いた部品を 付けまして
早速 テストドライブして効き具合をみますと
「ビィッ シュ~~ッ」 と 排気ブレーキ独特の 作動音が 鳴り響き
減速が 体感出来る程に 復活しましたので

ブレーキの 「効きが あまい!」 修理が完了です。
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排気ブレーキは あくまで補助ブレーキの 一つにに過ぎませんが
一旦、この機能が 「低下」 や 「不良」を起こせば
運転者にとって ブレーキフィーリングが変わり
制動距離の 延長に繋がり 事故を誘発する恐れが 多分にあります
この箇所は トラックにとって 「早期発見」 「早期対処」が 求められますので
「なんか 変?」 「おかしい かな?」 と思った時が 修理時と 思うのです!!
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次回は 「ユニックの ワイヤー交換」 に 挑みます
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