ブレーキ&ハブ修理 エッ こんなにっ!! 前編 【イスズ ピアッツァ編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》
2012-04-10 (火) 20:41
前回 異音修理? や サビの対策修理で
わざわざ 他県から遠路はるばる お越し頂きました
イスズ ピアッツァ車両が 三度 お目見えです
どう見ても 前回 来て頂いた時に 比べ やけに輝いて見えたので
話を聞きますと 「長期入院で全塗しました!」

オマケに アルミホイールまで 塗装したそうで ビックリです
ここまですると かなりな 「ド根性?」 な方です
で 外見が 甦ったところで
今度は 「ブレーキ & ハブにも 手を入れていきたい!!」
の 衝動に駆られた のか 計画的なのかは 分かりませんが
暫しの 「入院覚悟?」で 入庫です

大筋な打ち合わせをしましたが
なんせ 「レトロ」 な 車ゆえ 想定外な事も起こりえますので
その辺りは 「おまかせ!」 の承諾を得まして
ブレーキ & ハブ の リフレッシュ 作業開始です

フロントの ブレーキから バラして いきます
キャリパーを サクッ と難なく 外しまして

ハブキャップを 取り外して

ロックナット アウターベアリングの順に 外していきまして
抜き取ったベアリングを見ると やっぱり かなり汚れています

ローターハブ を抜き取った ナックルスピンドルです

ブレーキディスクローターも 歪みや 腐食にやられていますの
交換してやりましょう と言いたい所では ありますが
メーカーの 対応は あっけなく 「生産中止!」
ユーザーにとって 冷酷な仕打ち?
なので 研磨加工で 対処してやります

ハブの インナーベアリングも 抜き取ります

通常、オーバーホールをするか否かを 判断する場合
ハブキャップを外して アウター側のベアリングの汚れ具合で決定しますが
必ずアウター側より インナー側の方が 汚れがひどいので
その見極めが必要になります

リヤのブレーキの バラしも やっていきます
この年代の お車にしては 珍しく
ディスクブレーキを採用してます

まずは キャリパーを とりまして

ローターと一体になった サイドドラムも サクッと 外しました
と いきたいところ ですが サビが 噛み付いて
グイグイ引っ張りますが ビクともしないので
潤滑スプレーをしてやりまして グイッと抜こうとしても
なかなか 抜ける気配が 感じられません

こんな所で 手間取っている場合じゃないでぇ~ と思いつつも
外れてくれないので
もう こうなったら シバク しかありません
プラハンで バシバシと 何度となく 叩いてやりますと
僅かに ドラムが 動きかけ
さらに、バシバシに シバキます と
ようやく 抜けました
出足から サビの猛威に 悪戦苦闘

サイドブレーキ回りを 点検してみますと
ライニングも 十分に残っているので
このまま そっと しておきます

外した ブレーキキャリパー です


パーツ達を 洗浄液に 漬け込んで

十分浸透させる為に 一晩 放置しておきまして
その間に 他の作業を やって行きます

ブレーキ系統の 重要部品である 「マスターシリンダー」
その昔 車検や点検時に
「交換」 や 「オーバーホール」 を 度々していたものですが
その当時と現在も 構造は同じなのに
今現在、世間では いっこうに 「見向きも されない扱い?」 に
不安を感じています
この整備を怠ると フィーリングは 勿論の事
ブレーキペダルを 踏んでも 全くブレーキが 効かなくなる事も ありますので
重要整備ポイントの ひとつです

タンクに入っている ブレーキオイルを 見ますと
黒ずんで 劣化しております

狭い空間に 手を突っ込み
メガネ や スパナを 駆使して どうにか こうにか

抜き取りにまして

シリンダーの所を 見てみると
ジワリ と オイルが 漏れ出していたので
良い タイミング だったようですが
修理時期が 遅れていたらと 思うと・・・・

マスターバック側も ブレーキオイルによって ベタついた感じ が 確かにあります

今回、奇跡的? に アッセンブリの 部品が 「在る!」 と言う事なので
今後の事を考えて
ここは オーバーホールよりも 丸ごと交換! と判断します

で 新品部品の マスターシリンダーを 組み付けます

とりあえず、 ブレーキマスターシリンダーの交換は完了です

続いて
ディスクローター や ハブ ベアリング関係を オーバーホールしていきます
ローターは サビによる かじり や バッドのアタリ癖による 偏磨耗が 激しいです

リヤの ローターも 同じくです

ベアリンググリスを 入れ替えますので
ディスクから ハブを 取り外します

ハブの 中の汚れたグリスを キレイに 洗っていきます


汚れきった ベアリング

洗浄液で グリスを 取り除いてやり
ローラー部分の キズ や 欠け 、転がり具合をチェックしておきます

後は この高温水スチーム パーツ洗浄機 に 部品をいれて
「スイッチ オン!」

待つこと 数分
洗いあがったようなので 洗浄機の カバーを開けてみると
すごい勢いで立ち込める 湯気
浦島太郎も ビックリ!

ハブが すっかり 茹で上がって? いい具合に サッパリできました


研磨加工をした ローターに 洗いあがった ハブを 組み付けまして

隅々まで 汚れたグリスを取り除いた ベアリングです

その さっぱりさせた ベアリングに きれいなグリスを 注入しまして

ハブに はめ込んで

貴重?な ハブシールも なんとか 入手 できまして

もし シールの打ち込みに失敗して 部品再発注すると
「この前の シールが 最後のヤツで もう在庫はありませんし 生産終了!」
みたにな事になったら これまた大変
なので、慎重に 打ち込んでやります

ハブの オーバーホールが 終われば
ナックルに 入れて ハブ&ローターの リフレッシュが完了です

これから、 キャリパーの オーバーホールに 移りますが・・・・
次回に つづく
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takaida2250@gmail.com
(06)6781-2250
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イスズ ピアッツァ車両が 三度 お目見えです
どう見ても 前回 来て頂いた時に 比べ やけに輝いて見えたので
話を聞きますと 「長期入院で全塗しました!」


オマケに アルミホイールまで 塗装したそうで ビックリです

ここまですると かなりな 「ド根性?」 な方です
で 外見が 甦ったところで
今度は 「ブレーキ & ハブにも 手を入れていきたい!!」
の 衝動に駆られた のか 計画的なのかは 分かりませんが
暫しの 「入院覚悟?」で 入庫です


大筋な打ち合わせをしましたが
なんせ 「レトロ」 な 車ゆえ 想定外な事も起こりえますので
その辺りは 「おまかせ!」 の承諾を得まして
ブレーキ & ハブ の リフレッシュ 作業開始です


フロントの ブレーキから バラして いきます
キャリパーを サクッ と難なく 外しまして


ハブキャップを 取り外して

ロックナット アウターベアリングの順に 外していきまして
抜き取ったベアリングを見ると やっぱり かなり汚れています


ローターハブ を抜き取った ナックルスピンドルです

ブレーキディスクローターも 歪みや 腐食にやられていますの
交換してやりましょう と言いたい所では ありますが
メーカーの 対応は あっけなく 「生産中止!」
ユーザーにとって 冷酷な仕打ち?

なので 研磨加工で 対処してやります

ハブの インナーベアリングも 抜き取ります

通常、オーバーホールをするか否かを 判断する場合
ハブキャップを外して アウター側のベアリングの汚れ具合で決定しますが
必ずアウター側より インナー側の方が 汚れがひどいので
その見極めが必要になります

リヤのブレーキの バラしも やっていきます
この年代の お車にしては 珍しく
ディスクブレーキを採用してます

まずは キャリパーを とりまして

ローターと一体になった サイドドラムも サクッと 外しました
と いきたいところ ですが サビが 噛み付いて
グイグイ引っ張りますが ビクともしないので
潤滑スプレーをしてやりまして グイッと抜こうとしても
なかなか 抜ける気配が 感じられません

こんな所で 手間取っている場合じゃないでぇ~ と思いつつも
外れてくれないので
もう こうなったら シバク しかありません
プラハンで バシバシと 何度となく 叩いてやりますと

僅かに ドラムが 動きかけ
さらに、バシバシに シバキます と
ようやく 抜けました

出足から サビの猛威に 悪戦苦闘


サイドブレーキ回りを 点検してみますと

ライニングも 十分に残っているので
このまま そっと しておきます

外した ブレーキキャリパー です


パーツ達を 洗浄液に 漬け込んで


十分浸透させる為に 一晩 放置しておきまして

その間に 他の作業を やって行きます

ブレーキ系統の 重要部品である 「マスターシリンダー」
その昔 車検や点検時に
「交換」 や 「オーバーホール」 を 度々していたものですが
その当時と現在も 構造は同じなのに
今現在、世間では いっこうに 「見向きも されない扱い?」 に
不安を感じています
この整備を怠ると フィーリングは 勿論の事
ブレーキペダルを 踏んでも 全くブレーキが 効かなくなる事も ありますので

重要整備ポイントの ひとつです

タンクに入っている ブレーキオイルを 見ますと
黒ずんで 劣化しております

狭い空間に 手を突っ込み
メガネ や スパナを 駆使して どうにか こうにか

抜き取りにまして

シリンダーの所を 見てみると
ジワリ と オイルが 漏れ出していたので
良い タイミング だったようですが
修理時期が 遅れていたらと 思うと・・・・


マスターバック側も ブレーキオイルによって ベタついた感じ が 確かにあります

今回、奇跡的? に アッセンブリの 部品が 「在る!」 と言う事なので
今後の事を考えて
ここは オーバーホールよりも 丸ごと交換! と判断します

で 新品部品の マスターシリンダーを 組み付けます

とりあえず、 ブレーキマスターシリンダーの交換は完了です

続いて
ディスクローター や ハブ ベアリング関係を オーバーホールしていきます
ローターは サビによる かじり や バッドのアタリ癖による 偏磨耗が 激しいです

リヤの ローターも 同じくです

ベアリンググリスを 入れ替えますので
ディスクから ハブを 取り外します

ハブの 中の汚れたグリスを キレイに 洗っていきます


汚れきった ベアリング

洗浄液で グリスを 取り除いてやり
ローラー部分の キズ や 欠け 、転がり具合をチェックしておきます

後は この高温水スチーム パーツ洗浄機 に 部品をいれて
「スイッチ オン!」


待つこと 数分
洗いあがったようなので 洗浄機の カバーを開けてみると
すごい勢いで立ち込める 湯気

浦島太郎も ビックリ!

ハブが すっかり 茹で上がって? いい具合に サッパリできました


研磨加工をした ローターに 洗いあがった ハブを 組み付けまして

隅々まで 汚れたグリスを取り除いた ベアリングです

その さっぱりさせた ベアリングに きれいなグリスを 注入しまして

ハブに はめ込んで

貴重?な ハブシールも なんとか 入手 できまして

もし シールの打ち込みに失敗して 部品再発注すると
「この前の シールが 最後のヤツで もう在庫はありませんし 生産終了!」
みたにな事になったら これまた大変
なので、慎重に 打ち込んでやります

ハブの オーバーホールが 終われば
ナックルに 入れて ハブ&ローターの リフレッシュが完了です

これから、 キャリパーの オーバーホールに 移りますが・・・・
次回に つづく
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