FC2ブログ

クラッチが滑ります!オーバーホール修理 【三菱キャンター バケット車編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

前回に 


「ブレーキ&ハブ」 オーバーホールやってぇ~ との事で修理をやりました知人から  


今度は 


「クラッチが 滑ってる感じなんで オーバーホールやってぇ~」 との依頼で



再び入庫しました 三菱キャンター バケット車です  



キャンターバケット車

自重の 重たい車は 「少しクラッチが滑りギミ?」 と 感じられた時


早急に修理する事が 大切です



その換え時を逃すと その後の磨耗の進行は 加速度を増します。




そのまま放置して 「なんか 変?」 と 異変をもろに感じた時



それが走行途中の登り坂に  差し掛かってしまい 



突然 クラッチから モクモクと煙を吐いたぁ~  



と思いきや



一気に 車両が停止して 身動きが取れなくなったぁ~  



みたいなお客さんを 何人も見てきました


ナメてかかったら 恐ろしい事に なりますから


キャンターバケット車

では、リフトアップして 



クラッチ オーバーホールを やっていきましょう 

キャンターバケット車

ミッション と デフの つっかえ棒

フロペラシャフトから 取り外します

キャンターバケット車

エンジンの動力を使って


上モノ 自身が 仕事で大活躍するタイプの車なので


PTOから伸びる 「ミニ プロペラシャフト」 が出ています


これも、外してやります


キャンターバケット車

連結されたボルト と ナット を 外しに掛かります


メガネを掛けた瞬間

「あれッ 12mm 違うわ!」  

14mmの メガネを持ち直して 掛けてみると

「あれッ 14mm でもない !」 


日本車の 「標準サイズ つけとけや~ 上モノ メーカーなにすんねん!」  


しかも メガネの頭の肉 が 極薄タイプしか 入りそうにない!


日本標準サイズ 以外の道具は あんまり 持ってないので


キャンターバケット車

数少ない工具の中から 


んっ十年前の 「ビンテージ メガネ?」 を チョイスすることに


キャンターバケット車

キャンターバケット車

上モノ メーカーの せいで


この 1回限りのボルト外しの ために 


クラインダーで 頭を丸めて  「犠牲?」 に なってもらいました


「一回限りの為に !」 今まで 何本もの メガネ や スパナ を犠牲にしてきたことやらです

キャンターバケット車

高くついた? ミニ プロペラシャフト も なんとか外れまして 
 
キャンターバケット車


キャンターバケット車

で  ミッションの後ろに ドッキングされた センターブレーキの ワイヤーを


抜き取るのに バラしていきます 

キャンターバケット車

リターンスプリングを外して ライニングシューを


こちょこちょ 取り外します


ここまでは 難なく いきますが



キャンターバケット車

バックプレートの裏から ニョキッ っと入り込んでいる


サイドワイヤーを 「ガッチリ ホールド」 してるのが


「Cピン」 です 

キャンターバケット車

なんでもなさそうな 部品ですが


ワイヤーの 引き止め役をしてますので 簡単には 抜けないように工夫されていて


取り外しには 意外と骨が折れます  


キャンターバケット車

取り外し箇所も マウント や ハウジングボルトが あと数個 になったところで


ミッションジャッキを 噛まして セットしておきます



キャンターバケット車

ジャッキのセットが 終わって 


すべての 縁を切っていきます 


キャンターバケット車

マウントボルトを取り


ミッションを抜き取るのに 必要な隙間を確保します
 


キャンターバケット車


少々ミッションを 揺さぶって 抜いていきます


がしかし ミッションを下げても 揺さぶっても 


どついても 蹴っても エンジンとの縁が切れません


 2分が経ち 3分が経ち  もう 体力の限界  


キャンターバケット車

以前、大型トラックの クラッチオーバーホール中


ミッションが なかなか抜けなくなった時に 使った 「ワザ?」 を使います


キャンターバケット車


「おーえすッ! おーえすッ! 」  「おーえすッ ! おーえすッ!」


引っ張っていきますが かなり てごわい




キャンターバケット車

当然ですが 「ガチャコン」 で力任せに引っ張るだけでは 


連結の 隙間が開きません。


これ以上、強引に やってしまうと どこかが 破損する予感? 


なので 急所を ついてやります 

キャンターバケット車

とにかく、この「ノックピン」 が 


ガッチリ ミッションを 捉まえている感じなので


ガチャコンで 引っ張りテンションを掛けながら


ノックピンの頭を 「カチコ~ン !」 と容赦なく叩きのめします 


キャンターバケット車


何回か やってるうちに 


ほんの少しですが 開いた感じです 


この僅かな 動きが  「このまま やってれば OKよッ!」 のサインです


キャンターバケット車

やってるうちに だんだん開いてきました

キャンターバケット車

ここまで くれば 何とかなります

キャンターバケット車

ある程度、隙間が開いたので ドライバーを突っ込み


こじてやります


ここで 焦って、無理に こじると ミッションケースが アルミなので


欠ける恐れが 有り ここは慎重にしていきます 

キャンターバケット車

叩いては こじて を繰り返していくうちに


ノックピンの 半分くらい 抜けてきました


そのノックピンを 見ると やはり 「サビ」 ついています

キャンターバケット車

ここまで くれば ガチャコンを 外して 


ハンドパワー  に 切り替えます

キャンターバケット車

少し引っ張れば  「ポコ~ン」 と外れまして

キャンターバケット車

ようやく エンジンから 切り離れました


「サビ」 には いつも泣かされます  

キャンターバケット車

この車は 上モノが 乗っかっているので 


メンバーより上の部分が 極端に狭く 腕がほとんど入りませんし


尚且つ 標準ボディ言う事もあり 上下左右の 余裕が極端に少ないので



こんな感じで お尻を 目いっぱいに下げて 左に振らなければ



あちこち 当たって抜けませんので かなり やりにくいです


キャンターバケット車

キャンターバケット車

やっと 降ろせました

キャンターバケット車

キャンターバケット車

キャンターバケット車


ハウジングの中は クラッチの削りカスが 溜まってます

キャンターバケット車

汚れをスチーム で 洗い流してやります  

キャンターバケット車

キャンターバケット車

で クラッチを 外します

キャンターバケット車

フライホイルも 焼けて キズもクッキリです 

キャンターバケット車

クラッチディスクの 表面が 激しく荒れて 限界のようです

キャンターバケット車

クラッチカバーも スラストベアリングとの


接触磨耗が 進んでいます

キャンターバケット車

キャンターバケット車

キズついた フライホイルの面の歪みを 研磨してやります

キャンターバケット車

フライホイルは エンジン回転数と同じように 物凄い回転で回っていて


僅かな歪みがあれば クラッチフィーリングに 大きく影響しますので



今回のように 目視で 簡単に面の状態を判別できる場合は もちろんですが


見て 触っても 歪みを感じ取れない場合でも


実際は 必ず歪みがありますので 研磨は必要だと考えております


キャンターバケット車

パイロットベアリングも やはり 使用感たっぷりで


「ゴリゴリ」しています


なので 当然、交換しておきます

キャンターバケット車
キャンターバケット車

ハウジングの中も 綺麗にしたところで


組み上げていきます

キャンターバケット車
キャンターバケット車

いったん クラッチを組み上げてしまえば


日ごろの メンテで グリスアップが出来ない箇所なので


スラストベアリングには タップリとグリスを 注入しておきます


キャンターバケット車

スラストベアリングを セットします

キャンターバケット車

センター出しに 注意して クラッチを取り付けます

キャンターバケット車

ミッションを 載せて

キャンターバケット車

サイドブレーキも 組みます

キャンターバケット車
キャンターバケット車

最後にプロペラシャフトを 取り付けます

キャンターバケット車

サイドブレーキの 調整を この穴から やって

キャンターバケット車

クラッチの 踏みシロ スベリ シャクリが無いか


サイドブレーキの 効き具合も みておきまして


キャンターバケット車

これで キャンター バケット車の クラッチオーバーホール完成で


無事、納車しました。

キャンターバケット車

トラックのクラッチは  かなりの 負担が掛かっているので


早め早めの オーバーホールを 奨めてます


乗用車程度の車なら


JAFの レッカーサービスを 気軽に依頼出来ますが


トラックは そうもいかず


いったん、クラッチトラブルを 路上で起こせば 


「便利な道具」が 一転 「単なる鉄の塊」 に なってしまいますので!!


車検・修理の お申し込み お問い合わせは こちらまで!!                  東大阪 《車の車検・トラックの修理》
takaida2250@gmail.com
(06)6781-2250
 




やる気のでるスイッチ 『ポチッ』とお願いします 
       ↓↓↓↓↓↓         ↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 車ブログ 車 修理・整備へ
にほんブログ村
関連記事

テーマ : 修理
ジャンル : 車・バイク

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

takaida

Author:takaida
ご訪問 ありがとうございます。

大阪の東大阪市で
自動車の車検・修理業を営んでおります。

日々の格闘を見ていただければ幸いです。




車検・修理の お申し込みは   こちらまで!!

 06-6781-2250


 takaida2250@gmail.com

東大阪市高井田6-41
高井田サービス

カテゴリ
最新記事
月別 整備記録
カレンダー
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新コメント
リンク
検索フォーム
QRコード
QR
RSSリンクの表示