車検の重症修理!?その②【オーバーヒート修理編】三菱ミニカ  東大阪 《車の車検・トラックの修理》

前回の続き


「問題児?」(笑)


三菱ミニカ車両です  

三菱 ミニカ

シリンダーヘッドの面の ペーパー掛けが終わりましたら  

三菱 ミニカ


いくら、ヘッドガスケットを新品に取り替えても


シリンダーヘッドの面の歪みが大きい場合は


オーバーヒートの症状が変わらない事になりますので


必ず、歪み具合を測定点検して、規定値を外れるようであれば


面の研磨修正をするか、ヘッドその物の取替となるので


測定確認は とても重要な作業工程でもあります。


今回の場合は 幸いにして 大きな歪みがないので


研磨修正や取替なく 済みそうです  


三菱 ミニカ

エンジンブロック側に 引っ付いています


ガスケットを捲ります

三菱 ミニカ

ガスケットを外して


ヘッド面、同様に ブロック面も ペーパー掛けして  


シリンダー内面のピストンリングによるキズ等を  


目視により、おおまかな状態を点検しておきます  


三菱 ミニカ

ピストンリングによる キズが無いようなので


ブロックの面の歪みも測定点検しておきます


この面が歪んでいれば エンジンを降ろして


「エンジンフルオーバーホール?」 と言う 「おおごと」になりますので


測定する時は 歪みが無い事を


ただただ 祈るばかりです  


こちらのブロック面もヘッド同様、大きな歪みはなくて 幸いでした

三菱 ミニカ

外したガスケットと色々と比較して見ましたが


「この部分が 悪い!」 という所は 確認できませんでしたが


ガスケットの不良と判断しまして 作業を進めます


三菱 ミニカ

新品のヘッドガスケットをブロック面に カーボン等の小さな異物が入り込まないように注意して


ガスケットをセットします


三菱 ミニカ

ヘッド面も カーボン等のカスが残ってないのを

最終確認しておきまして

三菱 ミニカ

シリンダーヘッドをブロックに乗せる時に


ノックピンが引っ掛かり、ヘッド面にキズを付けてしまう事が有りますので


細心の注意を払う必要があります。


三菱 ミニカ

ヘッドボルトを締め付け

ロッカーアームを付ければ 一応 大きな峠は 越えます

三菱 ミニカ

オーバーヒート時は 当然ですが 水温トラブルや 水温管理には欠かせない役割の


サーモスタットを取り外してみます


三菱 ミニカ

サーモスタットや ケースは サビ垢の形跡がみられます


これが エンジン、 ウォーターポンプ、 ラジエター、 ヒーターコア


はたまた キャブレターにまで至るまで 循環しております。


その中で 通路の狭い所は 少しづつ体積していき 「悪事?」を働き


やがて、トラブルを感じた時には


原因追求にかなり時間を要する事になるので 


いわゆる 「診断料」 が高くつくケースが多く見受けられます。


三菱 ミニカ

新品部品と比較すれば 一目瞭然ですが


「ぶっ壊れ」 になってます


この様になってから 「取替」でなく


なる前に 「取替」しとくのが 良いのですが・・・・

三菱 ミニカ

タイミングベルトを クネクネとかけて


バルブタイミングの位置確認をします

三菱 ミニカ

クランク側とカムシャフト側の位置確認、それと ベルトの張り具合が


とても重要となります。


なんらかの形で 1コマ ズレた状態で組み付けると


エンジンは すんなり掛かるが 「何かが おかしい?」 みたいな事があり 


よもすれば 「迷宮入り?」 ってな事もなりかねませんので・・・・

三菱 ミニカ

硬化した タペットカバーのパッキン類は 問答無用で 換えておきます

三菱 ミニカ

タペットカバーを取付けます

三菱 ミニカ

最後にデスビの Oリングも 取り替えて


三菱 ミニカ

点火タイミングの 心臓部になりますので


「取付けたら OK!」 では ありません


「どの 向きに!」が最重要なので 


適当に取付ければ いくらクランキングしても エンジンは掛かることは ありません


 
三菱 ミニカ

エンジン回りの 組み付けが 終わりましたので


クーラントを注入して 


エンジンを掛けてみますと 「キュル キュル ブォ~ン!」 と


難なく始動は 出来ましたが


オーバーヒートの状態が気になります


状態を確認するのに まずは 十分なエア抜き作業をして


メーターパネルの水温ゲージの 上がり具合に注意して


各ホースの温もり状態を比較して 正常な循環が行われているか


触手で確かめます。  



三菱 ミニカ

ファンモーターが回転して 十分な暖気や循環の


確認が とれたところで


冷却水の様子を見ますと  
 

三菱 ミニカ

バラす前と違い 


正常な様子でしたので


「オーバーヒート対策修理」 の終了です  


=============================================================




修理は 


①「症状確認」→ ②「診断(分解)」 → ③「検討」 → ④「作業方針の決定」 → ⑤「分解作業」→ 


⑥「組み立て」 → ⑦「完成検査」 → ⑧「完成」


例外はあるもの  大半はこの様な流れでしていきます


また、②~⑤を いったりきたりする事も よくあります


よく 


「これこれの 状態なんですが 修理はいくらになりますか?」

みたいな問い合わせを受けますが


作業過程である ①~⑧ の流れを無視して 


いきなり結論を求めるかのよう質問は返答に困るものです


アタクシが過去に経験した症状が 同じでも 修理過程や内容は その車によって違うもので 


過程が変われば 料金も違ってくるからです


人が違えば 判断も違い 料金も違ってくると思います。




話は それましたが


まだまだ 違う箇所の修理がありますので



次回につづく



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