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トラックのボディ修理!アオリが閉まらないんです!【三菱ファイター編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


「フォークリフトを使って 荷積み する時に


 勢い余って オープンしたサイドアオリに


 フォークリフトが 激突し


 結果 、 アオリに歪みが生じ閉まらなくなって


 無理に締めようとしたら ハンドルが ブチ切れた~」



との SOS の 三菱ファイター 車両です   



三菱 ファイター


この写真は ブチ切れて ロックハンドルの 役目を失ったものを


簡易的に 取付けて 写真に収めたものですので   



三菱 ファイター

簡単に スルリと 抜け落ちます  


サイドアオリを 観察してみると   


上に行くにしたがって 大きく開いているのが ハッキリ分かります



三菱 ファイター

ハンドルを 取付ける ナットの内面を見てみると



サビ により腐食が進行して 弱っているところに



無理やり 攻撃で ネジ山が つぶれた 感じなので



ナット交換で 再生します  


三菱 ファイター


取り外した ハンドルです  

三菱 ファイター


肝心要の ネジの部分ですが



等間隔の らせん状に なっておらず 



延びたり、捻れたりして 使い物になりません

三菱 ファイター


三菱 ファイター

とりあえずは


サイドアオリを 修正してから ハンドルを取付けます




そもそも 激突による 歪みは 


交換しない限りは 完全に復元できないませんので




修正による修理の場合は 


往々にして 「あちらを立てれば、こちらが立たず」 みたいな事になりがちで


何となくの思いつきで 作業をやってしまうと 


気が付けば 取り返しのつかない状態に 発展する場合が良く有りますので



「諦める所は 諦める」 「ヤル所は ヤル」 と言った


要点をまとめてやり それらの取捨選択を見極めるのが 重要になってくるものです



なので 

局部的な 凹 は見捨て  


ポートパワーで、急所を「グイグイ」押しやり   (押し当てた所が 凹んでも お構いなしです)


全体の湾曲を修正することによって  「修理の最大公約数?」  を探り当てます


「押しては 確認」を 繰り返して 慎重にやってやります


三菱 ファイター


ハンドルを 取付ける フラットバーの支柱も


「グイグイ」 引っ張ってやります  

三菱 ファイター

アオリ達の 「統制」 が とれたと思うところで


「ズレ」を 確認してみると


幾分 穴の位置関係が 違っていますが


どうにか出来る範囲なので 良しとします  

三菱 ファイター

数ミリの 「ズレ」を ヤスリで削りだして  


誤差を 修正していきます

三菱 ファイター

これで 総合的な 位置関係の修正は 上手くいきましたので

三菱 ファイター


ビッチリ溶接されている ナットは


三菱 ファイター

溶断で 取り除きますが 土台になる部分は


再使用出来る様に 境目を慎重に溶断します  

三菱 ファイター


溶断後の 荒れた面を サンダーで削って



表面を整えてやります


三菱 ファイター

あとは このナットを溶接していきます


世に流通しているナットの 99%以上は 右に回せば閉まる 「正ネジ」 と呼ばれるものですが


このナットは その残りの 1%以下の 左に回せば閉まる 「逆ネジ」 の特種ナットです

三菱 ファイター


普段は 手で軽く押し当てて 溶接をしていくのですが



失敗してしまえば 再度このナットを入手するのに



相当 時間が掛かるので   



位置狂いしないよう ハンドバイスを使い ナットを完全に固定させてから 慎重に溶接していきます 

三菱 ファイター

ハンドルを 取付けてから


補修のペイントをしてやります  


三菱 ファイター

ペイントが 終われば


アオリを 締めて 取付具合の 最終チェックをして


完成です。  

三菱 ファイター

納車時に お客さんに 見てもらい


「すごく ええ感じに なったわ~」 と喜んでもらって


こちらも 嬉しく思いました。  



============================================




修理や 修正は まるごとの 取替では無い場合が ほとんどで


「いかに!」 「どのように!」 「どの位!」 を判断して


ボーダーラインを自分で決めて 作業していきます


それは 、人それぞれでも あるし


出来上がりも 人それぞれです。


その ボーダーラインである  「修理の最大公約数?」 を どの辺りに設定していけるかが


仕上がりにも 反映してくるように 思います。



よく

 「どこどこで 診てもらったのですが システム丸ごとの交換が必要だ!

  との説明を受けて、話を進めていくうちに 新車を勧められて・・・・」 


みたいな話を耳にします。


この様な事を 聞くたびに


「新車を売りたい!!」 が見え隠れしているのは 当然ですが



「丸ごとの 交換」 なら誰がやっても 仕上がりにバラツキがなくて・・・



 みたいな流れが有るように感じます



 それは 外食チェーンの 「アルバイトが作っても 同じ味!」 と良く似ております



「修理の最大公約数?」 を 見出せない もしくは 見出そうとしない



が故に 「丸ごとの 交換必要!」と言う 表現となってしまい



 やがて そうこうしてるうちに 行き着く先は これ以上ない 「新車」 に たどり着く訳です




確かに 何年、整備に 携わっていても ボーダーラインを 探すのに苦労はしますし、失敗もします。




しかし、少なからずとも その失敗が 忘れない経験となり スキルアップになると 思っております。




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