車検でハブのフルオーバーホールしましょう!!【イスズフォワード編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


真っ赤にペイントされましたボディーが 素敵な  


イスズ フォワード トラックが  


車検の為に 入庫です


イスズ フォワード

いつもの 様に? 


トラック車両の 重要箇所である


「ハブ & ブレーキ」を やってみます  

イスズ フォワード

まずは 長~~い  リヤのシャフトを抜いてやり

イスズ フォワード


アウターのベアリングを取り外して

イスズ フォワード

「こちょこちょ ネジネジ」


力技も 織り込みながらの 作業で


タイヤを付けたままで


ドラムハブを 取り外していきます


イスズ フォワード

抜いた ハブを見てみますと 外側は まずまずな 感じです

イスズ フォワード

内側の ベアリングを 見ますと


茶色に変色して 汚れた様子 なので


ベアリングを叩き抜いて きれいに洗浄してやり


新しいグリスを 注入してやる 


「ハブ オーバーホール」をやります



イスズ フォワード

ベアリングと ハブシールを抜いてみると


取り外す前の 印象と違って


結構、「汚れているもんだな~」 と感じられるものです


イスズ フォワード

イスズ フォワード

ブレーキ関係も


ライニングシューを外して



イスズ フォワード

ホイルシリンダーの ピストンを 取り外して


これまた オーバーホールを やっていきます


ブレーキのオーバーホールは オイルが漏れ出し ブレーキが効かなくなって


事故を起こしてから 修理すると言う 特性のものでもないので


前回の交換履歴 や 走行距離に応じて


「適正な時期」 に 従ってやる事が 重要になってきます


それを怠ると 突然異変が起こり 気付いた頃には もうすでに・・・・・かもしれません。


イスズ フォワード

シリンダーの 内面を 点検してみると  


激しい 「キズ&腐食」は なさそうなので

 
イスズ フォワード

ホーニングで 内面を 整えてやり  


イスズ フォワード


きれいに仕上げます

イスズ フォワード

ピストンも カップやブーツを とりはずして


グリスを 洗い流して 表面の 「小キズ」があれば 


ペーパーで 整えてやり 


部品洗浄機に かけて 油分を取り除き 


「サッパリ」   させます



イスズ フォワード

分解洗浄が 終われば ピストンの状態を 


最終確認しておきます

イスズ フォワード

ブレーキを あの手 この手で  


あらゆる技を駆使して 組み付けます


この時 ブーツの取付 「ズレ」 や スプリングの 「引っ掛け不良」を おこしがちなので


そこらへんを 重点的に最終チェックを します 

イスズ フォワード

ハブ ベアリング達も 洗浄液に ほりこんでやって


汚れたグリスに 浸透して 溶解状態にさせてから


丹念に ローラーの間に 入り込んだ グリスが 無くなるまで


「小道具」を使って グリスを取り除いて やります


この作業が 時間や手間も 掛かりますが


この 「一手間」 が 重要だと 思うのです

イスズ フォワード



イスズ フォワード

手洗いによる 洗浄が終われば


機械による 第二の 最終洗浄で


隅々まで 洗い上げて 


ベアリングには 完全に油分が残らなくなります

イスズ フォワード



「手作業にしか 出来ないこと」   「パーツ洗浄機に頼れば」 を 組み合わせると


ミスなく 洗い上げることが 出来るので 


そうします


イスズ フォワード

洗浄が 終わり 


ベアリングに内蔵されている ローラーを 転がして 状態を 点検してみると


一部分が  「うっ~わぁ 欠けてるぅ~」  一大事を発見!


フロントの 内側の ベアリングです


イスズ フォワード

ベアリングの 幾つも有る ローラーが 一つでも 潰れだすと


加速度的に負の連鎖が ベアリング全体に波及して 「他のローラーが バラバラ」になっていき


ハブの 焼き付きを起こして 最悪は脱輪事故になる?


恐ろしい結末が予想されるものです


今回は その手前での 発見でしたので 何とかなりましたけれど・・・



お客様曰く

「3ヶ月の定期点検を 毎回 ディーラーで やっている」 と言う事ですが?


この様な 事も 起こるものです


イスズ フォワード

フロントの アウターベアリングを 確認してみると


ローラーに 「腐食 & 割れ」 は無いものの


分かりづらいですが  「よ~く見る」 と


ケースから ローラーの 飛び出し量が少ない と言うか 「ほぼ 出てない?」


これでは ベアリングの 性能が発揮できない ばかりか これまた 危険ですので


取替が決定です

イスズ フォワード

(左 : 取り外し部品)                        (右 : 新品)

イスズ フォワード

一見すると 違いや 変化は気付きません


「怪しいと思う気持ち?」 をもって見ると 分かる程度です


なので 新品と 取り外した ベアリングの 違いを


探ってみたい思い

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ベアリングを アウターレースに 入れて


イスズ フォワード

こちらの新品ベアリングを入れた時の アウターレース間の 高さを


ノギスで 測ってみると 「こんな感じ?」 です

イスズ フォワード

次に ノギスは 新品を測量した時の位置に 固定して


不良であろう? ベアリングとアウターレース間に 当ててみると


間隔は 「こんな感じ?」 です


ノギスとの 隙間が 開いて 分かると思いますが


この間隔の分だけ ローラーが 擦り減って 沈んだことになります


これだけ 違っていれば ベアリングの交換は 当然と思われます。


イスズ フォワード

ハブに 取り残された お役御免の アウターレースを取り替えます

イスズ フォワード

アウターレースを 外した状態です


イスズ フォワード

新しい アウターレースを入れる前に 



ペーパーで 挿入面を 整えておき

イスズ フォワード

新しい アウターレースを 


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ハンマーを使い 「変形するかも?」の かなり強いパワーで ぶち込んでやります


その位の やらないと 収まりませんので (笑)

イスズ フォワード

アウターレースの ぶち込みが 終われば


ベアリングに グリスを注入していきます


イスズ フォワード

「サッパリ」した ベアリングを グリス注入マシーンに セットして

イスズ フォワード

グリスが ベアリングの隙間から 溢れ出る様に してやれば

隅々まで行き渡りまして OK です  

イスズ フォワード 


グリスをたっぷりと 塗りたくったベアリングを ハブにセットしてやり

イスズ フォワード

ドラムの中の ホコリから 身を守る


ハブシールを

イスズ フォワード

ビシ!バシ! シールを打ち込んでやりますと



ハブ オーバーホールの 出来上がり

イスズ フォワード

フロントの タイヤドラムを 取付けて

イスズ フォワード

リヤの タイヤドラムも 付けまして

イスズ フォワード

アウターベアリングを入れて ナットを適度な 締め具合で 取付けます

イスズ フォワード

ブレーキライニングの クリアランス調整をして

エア抜き作業の後

リヤシャフトを入れてやれば 完成です

イスズ フォワード

イスズ フォワード

検査も無事終了して 納車となりました


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その昔


「途中の故障が 少ないように!」 とか 「故障する前に 交換しといて~!」とか


トラックに 限らず その他の車でも


ユーザー と 整備業者の間において


車検や 一般整備に 対する 思いは 共通するものが あったように思います


しかし

時代が 流れ行くにつれて


「悪い所だけ 換えといて~」 とか 「いけるんやったら そのままでええわ~」とか


「先取り整備」 から 「先延ばし整備」に 変化しているように感じます



形あるものは すべて寿命を迎えます


それぞれの 装置や部品などは 使用状態や 個体差によって 多少は変化するものの


ある程度の 周期をもって 故障や破損するものが ほとんどであります


たとえば 一般の電球ひとつ取り上げてみれば 分かりますように

「LEDランプは 普通の電球に比べて 〇〇倍の寿命です」


 などの うたい文句を 耳にした事が あると思います。


これは 何を意味するのか? ですが


メーカーは それぞれの 製品や部品に対して あらゆるテストを行った結果にもとづいて 発表しております


車の装置や部品にも 全く同じことが 言えるのです


自動車メーカーも 販売する 装置や部品に対しても この様なテストを行い


推奨交換部品の サイクルを 取説等に記載しております


それらを 考えて 


「リスク度 70~80%」の 段階で 交換 や オーバーホールをやってやれば 一番効率が良いと考えます




最近では いろんな「縁」があり 


ウチでの 整備歴が無い 車を 診る機会が 増えてきました。



その初めて診る車の整備歴を 確認する 方法が 「整備記録簿」なる物です


「整備記録簿」から 前回の車検時における 作業内容を 見てみると


「ブレーキ」 や 「ハブ」 の オーバーホールをしました!! と言う 


痕跡が 見当たらないのが 大半を占めます。



その反面
「エンジンオイル だけ」 替えました。 ハイ!おしまい


みたいな ものが 結構あります (悲)


こんな様な 始末で


「リスク度 90%以上?」の 箇所を抱えてる事が ほとんどで 


たまに「100%超?」もあります(笑)


電球 や センサー等の 電子部品は 「リスク度 100%超」でも


全然結構だと 考えます。


仮に 故障しても人体(他人も含)に 影響を及ぼす事が 極めて少ないと思うからです。


しかし タイヤ、ブレーキ、ハブ などは 一旦 トラブルを起こせば 


人体に影響を及ぼす可能性が 高いので 早めの 対策が必要となります。


そのあたりを 分かって頂けたらと 思うのです



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