車検でトラック下回りのガタガタを修理しよう!その② 【日産アトラス OEMエルフ編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

 前回の下回り整備の   つづき で日産アトラス OEMエルフ

ダブルキャブ トラック車両です  


日産 アトラス

右の フロント サスペンション回りの 動作点検を してみますと  


ステアリング リンクレバーが ピンを軸にして 回転するのですが


回転と同時に 横方向に軸ズレを 起こす  「ガタ」  が有ることが 判明です





日産 アトラス

通常 この 「リンクレバー」 なる物は 


ハンドルを 右や 左に 回した時に   


その回転を 最終的に タイヤに 伝える為の 


「中継ポイント」の 役割を果たしており 重要な部品の 一つです  



「sst?」 で取り外します (笑)

日産 アトラス


外した 部品です

日産 アトラス

左 : 新品                               右  : 取り外し品
日産 アトラス

実は


エルフ (この場合はアトラスですが) フロント独立懸架サスの 車に 付いている


この 右リンクレバーは これが 初めての 取替経験ではなく


今まで 他の何台にも渡り 「ガタ」 があると言う事で 取替をしました


「ウイークポイント?」 部品です  


しかも、 理由は 分かりませんが  決まって 「右側」 だけです。 
 

日産 アトラス

なので 

今回は 「非分解」である 外したリンクレバーの 



原因を探って 見たいと思い 


「強引?」 に ばらしてみます。 


まずは、 手始めに ブーツから 取っ払ってみると


過度の 「泥」 や 「水」 が 浸入したようには 感じられませんので  

日産 アトラス

ピンの下を 確認して


「かしめ 封印」 されているのを  


無理やり 「タガネ」で 叩きめくりあげていきます   


日産 アトラス

「タガネの 力?」の 限界に達した所で 


「電気の 力?」 サンダーで 「めくり」の 仕上げを してやりますと

日産 アトラス

「非分解の 牙城?」を 突き破り 分解に成功です。  


各パーツを 取り出すと 


ピンが1本に ブッシュが2個に シムが1個 と言う


簡素な 部品構成です

日産 アトラス

ピンに ブッシュを はめ込んだ 状態です

日産 アトラス

目視や 触手で確認しても はっきりと分かりませんが


どうやら 潤滑不足を起こして ブラスチック製の ブッシュが擦り減り


「ガタ」が 発生しているようです


右側だけという問題については


想像するに


リンクレバーの 受ける力の向きは  右と左では 違います


右のリンクレバーは ドラックリンクからの力を 受けており


その力が 左のリンクレバーに比べて 無理な力が 多く掛かっているからだと思うのです。


それ以前に 

「コスト削減の弊害?」 このリンクレバーには グリスアップが 出来ません。  


グリスアップが 出来れば 簡単に長寿命が 望めると 思うのですが・・・


日産 アトラス

下回り整備の 最後は


「ウチの 定番?」 防錆塗装を やります。 


スポーツ新聞で マスキングを 済ませたら


いつもの如く シャシに 油性塗料を スプレーガンで 吹き付けてやります


日産 アトラス

外から 見える所は 黒光りすれば


車体が 一段と 輝き 映えます


日産 アトラス


普段 なかなか 目にしない 下回りも 塗ってやると すてきになります

日産 アトラス

ディーラーや 一般の整備工場の多くは


防錆塗装として 缶スプレーや 水性塗料を使用しておりますが


本来の目的である 「防錆力」 が弱く  仕上がりの艶も イマイチという事もあり


ウチでは 「油性塗料」で 吹き付けてやります。 


日産 アトラス

取り替えた 「リンクレバー」 周りにも 処理をしてやり

日産 アトラス

ホイール 黒く化粧を施し  


防錆塗装の完了です

日産 アトラス

車検の 下回り整備は すべて終わり


無事に納車となりました。 




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思いますに


その昔


下回りに代表される タイロッド、プロペラシャフト、キングピン、スプリングピン


はたまた エンジンのウォーターポンプや クラッチに至るまで


品質保持 や 長寿命を はかる為に 摺動部分には グリスアップが出来るように


ニップルが あちこちに 付けてありました。


このように 部品の材質や精度の 観点からすれば 成熟途上であった物を


グリスアップで 補う事が出来るようにと  


知恵や工夫が それらの部品に 盛り込まれておりました。


本来は 成熟された品質の良い部品に 培った知恵や工夫を盛り込めば


さらなる 長寿命の良い部品が 出来上がると思うのです



しかし 現状では 科学や経済の 発展とともに 部品の品質は 向上しましたけど


品質維持をする 知恵や工夫などが 「コスト削減」の名の下、 犠牲になり


組み立て時に グリスを注入して 密閉し 


潤滑不足になれば 「はい!」交換です って


結果を 見てみれば 削減しただけの事が 


「それなり?」 になって 表面化してきている様に 思います




手作業の整備も 同じ事で 



「コスト削減」すると 「それなり?」の 結果が待っていると 思うのです





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