マツダAZ-1の修理!名車も時が経てば迷車?【エンジン点検・修理編】東大阪 《車の車検・トラックの修理》
2014-05-07 (水) 10:45
前回の 続き
マツダ AZ-1 (PG6SA)
であります
点検・診断が 終わりましたので
修理作業に 移りたいと思います。
時間や 部品注文の 絡みも 有りましたので
エンジン関係から やってみましょう!

お客さんの 要望である
「オイル漏れ修理!」 や 「エンジン不調修理!」 や 「クラッチオーバーホール!」
それが故に エンジンを 降ろしての作業になります。
その バラし過程において
通常、考えられる 「ガスケット!」 「ホース!」 「シール!」 の
ゴム部品を中心に 交換していこうと 思います
『では やってみるぜ
』

まずは マフラーの 取り外しから!

勢い良く いってみたが
早速
『サビついて 緩めへん!』
『いきなり 出鼻を 挫かれた!』
そんな時は 「慌てず!」 「騒がず!」
「お助けマン!」
を 呼んで

じっくり 温めて
「グィっ!」 って ナットを緩めてみますが
勢い余って
根こそぎ
スタットボルトから 『抜けてもた
』

お助けマンの お陰で 無事に マフラーを 外せました

一時しのぎの
補修アトが 痛々しい
『これを どうするか
』
『最後に 考えよぉ~』

お次は
足回りの番です
ブレーキを バラして

バッドを 見ると!
『なんじゃ コレ!』
『段付き 摩耗も 甚だしいぞ!』

後で お客さんに 聞いたのですが
このお車を 中古車として 購入した時には
既に 「アルト?か 何か?」 の 足回りを 移植されてたらしいのです
それにしても 「何処かが おかしい
」
と思うのだが・・・・・
『今後の 課題に? 残しておくか!』

ハブ関係を
ストラットから縁を 切り離してまして
ミッションオイルを
抜いてやります


エンジンオイルもです

室内側に移り
エンジンを 降ろす為に
邪魔な 吸気ホースを 外していきます

狭いスペースで
身動きが 取り辛くて
メチャ ヤリ難いです

この年代のエンジンは
バキュームによる 制御が 中心なので
ホースの数が 非常に多くて 取り回しも ややこしい!
それに リヤエンジンなので
ウォーターホースも 数多く 混在しております
脳細胞の数が 年々 下降線を 辿る一方の
オイラに 『嫌がらせか!』

コチラの ホース達も
縁切りしまして


後は
「アクセル!」 や 「クラッチ!」 それに 「サイドブレーキ!」 等の
コントロールケーブルを 外します
忘れない為にも 目印を 書き込んでおこ!
ある程度の 「縁切り!」 が 終わったので
いよいよ 「降ろしの 準備!」 をします!
いつもは 工場の片隅に ひっそりと 置きっぱなしに している
年季の 入った 「この 道具!」 の 「出番!」
です
とは 言っても 久しぶりの
「火入れ!」
だったもんで
『バッテリーは 上がってるし!』
『ガス欠! で 燃料を 買いに 走らなアカンし!』
使うまでに 手を焼かせる 「ヤツ!」 でやんす

早速ですが
AZ-1 に 「オカマ」 してみまして

フォークを 「グィ !」 っと 上げます
すると 車体全体が 幾分か 持ち上がった!
AZ-1 は やっぱり 「軽かった!」

少しばかり テンションを 掛けた状態で
素早く
マウントの 取付を 外していきます

メンバーの 後ろ側も

前側も

取付ボルトが 外れたので
少しずつ
フォークを 下ろしていき
エンジンの動向を 見ます

上から エンジンの様子を 見ると
右に位置する オイルゲージパイプが
僅か 数ミリの間隔にまで 「迫ってる!」
『危ねぇ! 今にも 引っ掛かりそうや!』

今さら 上げ直すのも 「もっと危険!」
なので
フォークリフトの 操作ハンドルを 右手に
エンジンを 左手にして 介錯させてみたら
『ウマく いった!』

後は お車を リフトアップさせて
エンジンを 抜き取るだけの
スペースを 確保してやり

「無事に 生還!」
『一時は どうなる事かと 思ったぜ!』

これで 終わった訳じゃないので
バラしに 取り掛かります

取り敢えず
インマニ側から

お次に
先程 「危なかった!」 オイルゲージパイプです
見事に 液体ガスケットを 塗りたくられて おります
『苦肉の策か?』
『Oリングの 節約か?』

エキゾースト側も バラします

「インマニ!」 と 「エキマニ!」 が 外れたところで
エンジンを 支えている メンバーの 取付ボルトを 緩めて

再度、 エンジンを 持ち上げて
メンバーを 切り離します

パレットの上に エンジンを載せて
数本の ワイヤーを 使い
エンジンを 安定させて 作業を し易くなる様に セッティングします

では、 ミッションを 切り離しましょう

ミッションハウジングの 内部です
クラッチの 摩耗カスが こびり付いて
一面に 「真っ黒!」
です

クラッチカバーの ダイヤフラムスプリングは
長年に渡って レリーズベアリングに 押し当てられていた為に
摩耗しております

クラッチディスクは 限界までは 達しておりませんが
この機会に ヤル事は 正解だと 思います

フライホイールの面も
目視で 判るくらいに 荒れておりました

では エンジンの フロント周りを
バラして みましょう!

タイミングカバーを 取り外して
タイベルが 出てきました

こちらの ベルトも 外しまして

気付けば
どっぷり 日も暮れ
疲れましたので
作業は 翌日に!
次の日
デスキャップを 取り外してみると

「粉!」 が 出まくって 「アウト!」
こちらは ローターと セットで 交換になります

ここまで バラして
ようやく 「ヘッドカバーが 外せる
」
『これって どうよっ
』

一般的に 言って
ここのパッキンから 「オイル漏れ!」
って 良くある話なのに
タイミングベルトを 外してから 「辿り 着く!」 なんて!
しかも めちゃヤリ難いのに!
この造りは 『どうか してるぜ
』

見るからに 細くて 余りにも貧弱な 「ガスケット!」 と きたでは ないか
今更では あるが
これでは 『頻繁に 漏れても仕方ないかな
』

と アチコチ眺めていたところ
カムシャフトの 「異変に気付いた!」

『マジかぁ!?』
爪を立てて 見ると 「確かに 引っ掛かる!」
そこそこの 消耗部品は 計算していたが
カムシャフトまでは 考えてなかった
『お高く 付きそうや!』
気を取り直し
エンジンの 「気になる 異音?」 の要因のひとつである
「アッシュアジャスター!」 を 抜いて見ます

プライヤーで 摘んで やってみるが
『ビクとも せん!』
潤滑浸透剤を 吹き付けてから しばらく放置させて置いて
染み込んだ? 頃を見計らって ヤッてみたが
やっぱり 『抜けへん!』
いつもの?
「お助けマン!」 を呼んで ヤル事を考えたが
熱する所が 重要部品の 「シリンダーヘッド!である!」
しかも 材質が アルミなので
「熱!」
を入れてる 途中で シリンダーヘッド が
「ピシっ
」 って 音を 立てたら 「目も当てられへん!」
なので 今回は 「コレで!」
やんわりする? 事にした

しかし
『残念な 結果に終わってしまった
』 (T_T)/~~
しかもエキゾースト側 「6本!」 全てが
ダメでした
どうやら スラッジが 熱に犯され
アッシュアジャスターを 完全に固着させてしまった ようです
マメに オイル交換を していれば 免れた様な気もするが
・・・・・・・・・
では お次に
インテーク側を
同じく プライヤーで 攻めます

大格闘の末!
何とか 『抜けたどぉ~』

インテーク側は 全て 取り外せたので
それぞれ 「エア抜き!」 を施し 組み付けました
当初、シリンダーヘッドを 取り外して
バルブシールの 取替は モチロンの事
バルブステムに こびり付いた 「カーボン!」 の除去や
ヘッドに 溜まった 「スラッジ!」 の清掃も 考えてたりしていたのだが
「ラッシュアジャスターが抜けない!」 アクシデントに 見舞われた事や
バラす事によって 「得体の知れぬ トラブル!?」 を考慮して
やむを得ず ヘッドの取り外しを 「断念!」
この状態で 「バルブシール!」 を 取替ます

では やってみます

スプリングを 取り外すと
バルブシールが 見えます

バルブシールを 抜き取って
見ると
年式相応に? ヤラレてました

コチラが 新品の バルブシールです

「グィ!」 っと 入れます


スプリングを セットして
コッターを 入れれば 出来上がり

4バルブなので 12個全ての
バルブシールを 「無事に!」 取替えました
でも エキゾースト側 ラッシュアジャスターが
少し遊びが 有るので
『気になって 仕方ない!』
『大きな 打音が 出なきけりゃ エエが
』
では その他の 消耗部品である
「ゴム!」 パーツを交換して
エンジンを 組み付けていきましょう!
「滅多に 交換しない!」 であろう
リヤの クランクシールです

こんな機会だから こそ
『じぇったい 交換!』

シールを 打ち換えまして

組み付ける パーツの 「面!」 を
ペーパーで
「ゴシ! ゴシ!」

コチラも
「ゴシ! ゴシ!」

『これで エエだろう
』

汚れた ミッションも

「シュッ
シュッ~~~~ シュッ~~~~ っ
」
と吹き付けて


綺麗に なりました

ヘッドカバーも
「ピカ
ピカ
」
にしました

取り寄せておいた
ホース達

エンジン周りに 張り巡らされた
ウォーターホースを
この際 ケチらずに 交換しておきます

お次は
研磨加工を 済ませた 「フライホイール!」 を
組み付けまして

クラッチの ディスク や カバーも
取り付けます

先程、 クリーニングした ミッションを ドッキングさせたら
それらしく なってきました

ヘッドカバーに カムシールを打ち込んで
ジャーナルに グリスを 塗り込みます

新品の カムシャフトです
この入荷に だいぶ 待たされました

ヘッドカバーの 先端から
慎重に 差し込んで

溝に ガスケットを 入れます
『やっぱり 頼りねぇ~』

ヘッドガバーを 被せて
慎重に 組み付けます


お次は
バキュームホース類です
ご覧のように 取り外したホースは
亀裂が 走っております
ウォーターホースならば
「ホースの不良!」 が 「水漏れ
」 として 表面化するのだが

「空気を 吸い込むチカラ!」 を 伝える 「バキュームホース!」 は
「漏れ!」 が 目に見えず
不良箇所の 特定に 「困る!
」 のです

なので
今回は
『全部 交換や!』

エンジンの 組み付けが 終わり
残すは 「コレ
」
だが
『ちと ヤレてるなぁ~』

せっかく なので
『化粧を しときましょ』

「ブシュ~~~
」
っとな


塗り終えた メンバーを
早速、 エンジンの下に セットして

「ドッキング
」
エンジンの 組み上げが 終わりました

いよいよ
車体に エンジンを 積み込みます

おっ
っと その前に
ウォーターパイプに 液体ボンドの 「残り跡が!」
処理しておくのを 忘れてた! ので

「ゴシ! ゴシ!」
で 綺麗に しました

では
『載せよ かいな!』

位置関係に 注意して
フォークリフトを 慎重に 近づけて行きます
これが 難しいのです

『これなら イケる
』 と見極めて
ゆっくりと リフトを上げると
エンジンが 定位置に
近づいて キター
(*゚∀゚*)

その時に 素早く 取付ボルトを 差し込み
ネジを 食わせる事に 成功!
『ヤッホー
』 (゚∀゚)

後は
インテークの ホースを 取付けたり

ミッションオイルを 入れたり


クーラントも 入れて

純正部品が 「生産中止!!」
だったので
「どうしようかな
」 と悩んでいた マフラーですが
エンジンを 載せる直前に お客さんから の 「配給!」 が有りました

これを 取り付ければ
完成!! です
ステンの 輝きで
カッコよくなって 「ステキ
」 (*゚∀゚*)

何度も テストドライブをしてみたが
「オイル漏れ!」 や 「エンジンの不調!」 も解消されたみたい
それに 心配していたエンジンの 打音は 気になる程 じゃなかった
むしろ エンジンを 降ろす前より かなり静かに なってました

ヤレヤレです
で 最後に
この 「写真
」

「ハンチングの 原因
ココに 有り
」
長期に渡る検証は していないが
こんなに! 詰まっていたので
「間違いない! ハズ
」
『よかった
思い当たる節が 当たって
』
しかし
まだ、 残ってるわ
「エアコンの 修理
」
次回に また続く・・・・
車検・修理の お申し込みは こちらまで!! 東大阪 《車の車検・トラックの修理》
takaida2250@gmail.com
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点検・診断が 終わりましたので
修理作業に 移りたいと思います。
時間や 部品注文の 絡みも 有りましたので
エンジン関係から やってみましょう!


お客さんの 要望である
「オイル漏れ修理!」 や 「エンジン不調修理!」 や 「クラッチオーバーホール!」
それが故に エンジンを 降ろしての作業になります。
その バラし過程において
通常、考えられる 「ガスケット!」 「ホース!」 「シール!」 の
ゴム部品を中心に 交換していこうと 思います
『では やってみるぜ



まずは マフラーの 取り外しから!

勢い良く いってみたが
早速
『サビついて 緩めへん!』

『いきなり 出鼻を 挫かれた!』

そんな時は 「慌てず!」 「騒がず!」
「お助けマン!」


じっくり 温めて
「グィっ!」 って ナットを緩めてみますが
勢い余って
根こそぎ
スタットボルトから 『抜けてもた



お助けマンの お陰で 無事に マフラーを 外せました


一時しのぎの
補修アトが 痛々しい
『これを どうするか


『最後に 考えよぉ~』


お次は
足回りの番です
ブレーキを バラして

バッドを 見ると!
『なんじゃ コレ!』

『段付き 摩耗も 甚だしいぞ!』


後で お客さんに 聞いたのですが
このお車を 中古車として 購入した時には
既に 「アルト?か 何か?」 の 足回りを 移植されてたらしいのです
それにしても 「何処かが おかしい



『今後の 課題に? 残しておくか!』


ハブ関係を
ストラットから縁を 切り離してまして
ミッションオイルを

抜いてやります


エンジンオイルもです

室内側に移り
エンジンを 降ろす為に
邪魔な 吸気ホースを 外していきます

狭いスペースで
身動きが 取り辛くて
メチャ ヤリ難いです


この年代のエンジンは
バキュームによる 制御が 中心なので
ホースの数が 非常に多くて 取り回しも ややこしい!

それに リヤエンジンなので
ウォーターホースも 数多く 混在しております
脳細胞の数が 年々 下降線を 辿る一方の
オイラに 『嫌がらせか!』


コチラの ホース達も
縁切りしまして


後は
「アクセル!」 や 「クラッチ!」 それに 「サイドブレーキ!」 等の
コントロールケーブルを 外します
忘れない為にも 目印を 書き込んでおこ!


ある程度の 「縁切り!」 が 終わったので
いよいよ 「降ろしの 準備!」 をします!
いつもは 工場の片隅に ひっそりと 置きっぱなしに している
年季の 入った 「この 道具!」 の 「出番!」

とは 言っても 久しぶりの


『バッテリーは 上がってるし!』

『ガス欠! で 燃料を 買いに 走らなアカンし!』

使うまでに 手を焼かせる 「ヤツ!」 でやんす

早速ですが
AZ-1 に 「オカマ」 してみまして

フォークを 「グィ !」 っと 上げます
すると 車体全体が 幾分か 持ち上がった!
AZ-1 は やっぱり 「軽かった!」


少しばかり テンションを 掛けた状態で
素早く
マウントの 取付を 外していきます

メンバーの 後ろ側も

前側も

取付ボルトが 外れたので
少しずつ
フォークを 下ろしていき
エンジンの動向を 見ます

上から エンジンの様子を 見ると
右に位置する オイルゲージパイプが
僅か 数ミリの間隔にまで 「迫ってる!」

『危ねぇ! 今にも 引っ掛かりそうや!』


今さら 上げ直すのも 「もっと危険!」

フォークリフトの 操作ハンドルを 右手に
エンジンを 左手にして 介錯させてみたら
『ウマく いった!』


後は お車を リフトアップさせて
エンジンを 抜き取るだけの
スペースを 確保してやり

「無事に 生還!」

『一時は どうなる事かと 思ったぜ!』


これで 終わった訳じゃないので
バラしに 取り掛かります

取り敢えず
インマニ側から

お次に
先程 「危なかった!」 オイルゲージパイプです
見事に 液体ガスケットを 塗りたくられて おります
『苦肉の策か?』

『Oリングの 節約か?』


エキゾースト側も バラします

「インマニ!」 と 「エキマニ!」 が 外れたところで
エンジンを 支えている メンバーの 取付ボルトを 緩めて

再度、 エンジンを 持ち上げて
メンバーを 切り離します

パレットの上に エンジンを載せて
数本の ワイヤーを 使い
エンジンを 安定させて 作業を し易くなる様に セッティングします

では、 ミッションを 切り離しましょう

ミッションハウジングの 内部です
クラッチの 摩耗カスが こびり付いて
一面に 「真っ黒!」


クラッチカバーの ダイヤフラムスプリングは
長年に渡って レリーズベアリングに 押し当てられていた為に
摩耗しております

クラッチディスクは 限界までは 達しておりませんが
この機会に ヤル事は 正解だと 思います

フライホイールの面も
目視で 判るくらいに 荒れておりました

では エンジンの フロント周りを
バラして みましょう!

タイミングカバーを 取り外して
タイベルが 出てきました

こちらの ベルトも 外しまして

気付けば
どっぷり 日も暮れ
疲れましたので

作業は 翌日に!
次の日

デスキャップを 取り外してみると

「粉!」 が 出まくって 「アウト!」

こちらは ローターと セットで 交換になります

ここまで バラして
ようやく 「ヘッドカバーが 外せる

『これって どうよっ




一般的に 言って
ここのパッキンから 「オイル漏れ!」
って 良くある話なのに
タイミングベルトを 外してから 「辿り 着く!」 なんて!
しかも めちゃヤリ難いのに!
この造りは 『どうか してるぜ



見るからに 細くて 余りにも貧弱な 「ガスケット!」 と きたでは ないか
今更では あるが
これでは 『頻繁に 漏れても仕方ないかな




と アチコチ眺めていたところ
カムシャフトの 「異変に気付いた!」


『マジかぁ!?』

爪を立てて 見ると 「確かに 引っ掛かる!」

そこそこの 消耗部品は 計算していたが
カムシャフトまでは 考えてなかった
『お高く 付きそうや!』

気を取り直し
エンジンの 「気になる 異音?」 の要因のひとつである
「アッシュアジャスター!」 を 抜いて見ます

プライヤーで 摘んで やってみるが
『ビクとも せん!』

潤滑浸透剤を 吹き付けてから しばらく放置させて置いて

染み込んだ? 頃を見計らって ヤッてみたが
やっぱり 『抜けへん!』

いつもの?

熱する所が 重要部品の 「シリンダーヘッド!である!」
しかも 材質が アルミなので


「ピシっ


なので 今回は 「コレで!」
やんわりする? 事にした

しかし
『残念な 結果に終わってしまった

しかもエキゾースト側 「6本!」 全てが

どうやら スラッジが 熱に犯され
アッシュアジャスターを 完全に固着させてしまった ようです
マメに オイル交換を していれば 免れた様な気もするが

では お次に
インテーク側を
同じく プライヤーで 攻めます

大格闘の末!
何とか 『抜けたどぉ~』


インテーク側は 全て 取り外せたので
それぞれ 「エア抜き!」 を施し 組み付けました
当初、シリンダーヘッドを 取り外して
バルブシールの 取替は モチロンの事
バルブステムに こびり付いた 「カーボン!」 の除去や
ヘッドに 溜まった 「スラッジ!」 の清掃も 考えてたりしていたのだが
「ラッシュアジャスターが抜けない!」 アクシデントに 見舞われた事や
バラす事によって 「得体の知れぬ トラブル!?」 を考慮して
やむを得ず ヘッドの取り外しを 「断念!」
この状態で 「バルブシール!」 を 取替ます

では やってみます

スプリングを 取り外すと
バルブシールが 見えます

バルブシールを 抜き取って
見ると
年式相応に? ヤラレてました

コチラが 新品の バルブシールです

「グィ!」 っと 入れます


スプリングを セットして
コッターを 入れれば 出来上がり

4バルブなので 12個全ての
バルブシールを 「無事に!」 取替えました
でも エキゾースト側 ラッシュアジャスターが
少し遊びが 有るので
『気になって 仕方ない!』


『大きな 打音が 出なきけりゃ エエが


では その他の 消耗部品である
「ゴム!」 パーツを交換して
エンジンを 組み付けていきましょう!
「滅多に 交換しない!」 であろう
リヤの クランクシールです

こんな機会だから こそ
『じぇったい 交換!』

シールを 打ち換えまして

組み付ける パーツの 「面!」 を
ペーパーで
「ゴシ! ゴシ!」

コチラも
「ゴシ! ゴシ!」

『これで エエだろう



汚れた ミッションも

「シュッ


と吹き付けて


綺麗に なりました

ヘッドカバーも





取り寄せておいた
ホース達

エンジン周りに 張り巡らされた
ウォーターホースを
この際 ケチらずに 交換しておきます

お次は
研磨加工を 済ませた 「フライホイール!」 を
組み付けまして

クラッチの ディスク や カバーも
取り付けます

先程、 クリーニングした ミッションを ドッキングさせたら
それらしく なってきました

ヘッドカバーに カムシールを打ち込んで
ジャーナルに グリスを 塗り込みます

新品の カムシャフトです
この入荷に だいぶ 待たされました


ヘッドカバーの 先端から
慎重に 差し込んで

溝に ガスケットを 入れます
『やっぱり 頼りねぇ~』


ヘッドガバーを 被せて
慎重に 組み付けます


お次は
バキュームホース類です
ご覧のように 取り外したホースは
亀裂が 走っております
ウォーターホースならば
「ホースの不良!」 が 「水漏れ


「空気を 吸い込むチカラ!」 を 伝える 「バキュームホース!」 は
「漏れ!」 が 目に見えず
不良箇所の 特定に 「困る!


なので
今回は
『全部 交換や!』

エンジンの 組み付けが 終わり
残すは 「コレ

だが
『ちと ヤレてるなぁ~』


せっかく なので



「ブシュ~~~


っとな


塗り終えた メンバーを
早速、 エンジンの下に セットして

「ドッキング

エンジンの 組み上げが 終わりました

いよいよ
車体に エンジンを 積み込みます

おっ

ウォーターパイプに 液体ボンドの 「残り跡が!」
処理しておくのを 忘れてた! ので

「ゴシ! ゴシ!」
で 綺麗に しました

では
『載せよ かいな!』


位置関係に 注意して
フォークリフトを 慎重に 近づけて行きます
これが 難しいのです

『これなら イケる

ゆっくりと リフトを上げると
エンジンが 定位置に
近づいて キター


その時に 素早く 取付ボルトを 差し込み
ネジを 食わせる事に 成功!
『ヤッホー


後は
インテークの ホースを 取付けたり

ミッションオイルを 入れたり


クーラントも 入れて

純正部品が 「生産中止!!」

「どうしようかな

エンジンを 載せる直前に お客さんから の 「配給!」 が有りました

これを 取り付ければ
完成!! です
ステンの 輝きで
カッコよくなって 「ステキ


何度も テストドライブをしてみたが
「オイル漏れ!」 や 「エンジンの不調!」 も解消されたみたい
それに 心配していたエンジンの 打音は 気になる程 じゃなかった
むしろ エンジンを 降ろす前より かなり静かに なってました


ヤレヤレです

で 最後に
この 「写真


「ハンチングの 原因


長期に渡る検証は していないが
こんなに! 詰まっていたので
「間違いない! ハズ


『よかった



しかし
まだ、 残ってるわ


次回に また続く・・・・
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