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修理せな!危ないで!【ブレーキ&ハブ修理 デコトラ日野レンジャー編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

ある日に



『ブレーキの警告灯が頻繁に 点灯し おまけに ブザーも激しく鳴り出して・・・

 しかも ブレーキの 効きが アマイ ので 診てほしい!』
   との電話がありました



後日、 簡易点検の為 工場に立ち寄ってもらった その時に


再度、お話を聞いてみると


「ブレーキドラムの中に 油がまわってる!ので 修理した方が いいよ!」 



と 他の修理工場で 指摘されたらしい ・・・・・




その事を踏まえつつ



限られた時間の中で 点検をしてみる事にした



先ずは ブレーキオイルを 見ると  物凄く汚れていたが 空になる程じゃ なかった



次に ドラムの内側に 取り付けられている グロメットを外して



わずかに出来た その隙間から ドラム内部を 覗き込むと 確かに湿った感じは したが



それ以上の事は 掴めないので



後日、「改めて修理に 取り掛かる!」  と言うことで・・・・・・


日野 レンジャー


入庫頂きました



デコトラ 日野レンジャー です



フロントバンパー や サイドガードなどの メッキパーツに 始まり



ランプ類 外装周りを 完璧に仕上げてあります




おまけに  ルーフに どデカい 「バズーカーを 搭載!!?」 打ちのめされそうや!



ご覧の様に



内装に至っても ウッドステアリングに 内張りの 総張り替え 


日野 レンジャー


それに ルームランプを シャンデリアに変更など



見渡せば 「純正の かほり!?」 が しない



手の込んだ トラックです


日野 レンジャー


では、修理を やってみましょう!




まず ブレーキの動作確認を してみますと



ペダルを踏めば 警告灯が点灯すると共に




「ブゥッ------ブゥ~~~ブゥ~~~ !!!」  っと けたたましい ブザー音が 鳴り響く!





『そんな 大きな音 出さんでも 聞こえるわっ!』


『もし運転中やったら ビックリして 余計に危ないやんけ!』


日野 レンジャー


コチラの 警告灯は ライニングが減り 



ドラムとの クリアランスが 「過大に!」 なった時や



何処かで 「ブレーキオイルの 漏れが発生!」 など



ペダルの 踏みしろが 大きくなった時に ブザーと共に点灯しますので



ブレーキ周りの  「オーバーホール!」  を前提として 作業を進めます


日野 レンジャー

ドラムを 取り外す前に  「ガタ!」 を診ますと




「ガタ」 じゃなくて  




「ガタ ガタ!」 でした




しかも 4輪ともに 


日野 レンジャー



リヤシャフトの ボルトを 緩めて



日野 レンジャー




日野 レンジャー


リヤのアクスルシャフトを 引っこ抜きます


日野 レンジャー


アウターのハブシールを 取り外すと




ハブの 中身が とろ~り で  「エライ 事になってるぞ!」


日野 レンジャー




日野 レンジャー



日野 レンジャー

ベアリングも 取り外し



ドーリーを タイヤの下に 潜り込ませて


日野 レンジャー

抜き取ります



日野 レンジャー

早速  問題の? ブレーキ周りを 診てみると



ブレーキダストで ホコリまみれ までは 解りますが



なんだか   「ネチャ ネチャ」   で 様子が変!


日野 レンジャー


ブレーキシューの 内側に 溜まったのは



「何やっ 」

日野 レンジャー



恐る恐る 触ってみると



ネチョリ としており



どうやら  「油  「グリス と ブレーキダストが 「融合」 してるみたいだ



日野 レンジャー


ドラムの  内側にも  同じヤツ が 周辺一杯に   「こんもり!」  堆積してる!



「油が まわってる!」  のは この事のようです




ブレーキが 効かないのも こヤツの せいですわ!


日野 レンジャー



日野 レンジャー

色々と ドラムの内側を 観察していると




周囲は 真っ黒なのに  「ココだけ なんか変




全ては 後々に  解ったのだが・・・・・・・・・

日野 レンジャー


リヤの 次は フロントに 移ります



日野 レンジャー


取り敢えず ハブキャップを 




「パカッ!」  っとな


日野 レンジャー


見ると   


キャップの 内側に 有ってはならぬ  「水滴が!」  



それにしても  サビサビ やないか!



どうも 液体ガスケットを 塗られた 痕跡が 見当たらン!



もしや コレが 原因か?


日野 レンジャー




日野 レンジャー

ベアリングも サビ混じりになってるし



グリスが 水に犯されて 「カス カス!」 ですわ!


日野 レンジャー





日野 レンジャー





日野 レンジャー

フロントブレーキは 



幸いにして 油が まわってない様です



日野 レンジャー

しかし ライニングが リベット スレスレで




「アウチ


日野 レンジャー

重い 車重を ガッチリ止めてるので



ドラムの 内側も  負担が掛かってるのか?



結構  「ガリ ガリ君」



せっかくライニングを 交換するのだから



この際  「セット!」 で やるべし!

日野 レンジャー


左の フロントタイヤを 抜き取る時に 



普段、感じない 違和感が あったので



強く揺すって 見ると 

 

「ガタ!」 らしき感触ですが  



「カチン! カチン!」  って音もする!?  



『何やろぅ~


音のする方に  耳を傾けると  どうも 右側から 伝わってくる感じがする



音の鳴り方からして  メチャ 嫌な 予感が・・・・・・ 


日野 レンジャー

右側に 回って 



「ガタ!」 らしき 箇所を 確認しようと 



見回しましたが   「


日野 レンジャー

アチコチ 眺めているうちに 


「異変!!」   に気づいた!




タイロッドエンドの ネジ部分が



ナットから突き出してる ハズなのに




『エライ 凹んでる!』



『もう少しで 抜け落ちそうや!』



走行中に エンドが 抜け落ちれば   



「右の タイヤは  関東を向き!」       「左の タイヤは  九州へ向き!」    



「乗ってる 人は あの世行き?」


日野 レンジャー



日野 レンジャー

エンドを 持ち上げてみると



こんだけ 緩んでた事になります


日野 レンジャー

抜けかかり 揺すられてた為か



ネジ山も 消え去り  「ツル ツル」  になっており



昨日 や 今日に 始まった事では なそうや!


日野 レンジャー


では、ブレーキの オーバーホールを やりたいところでは あるが




まずは    「掃除!からやっ!」



ドライバーなどで   「ネチャ ネチャ!」 を こそぎ落として みるが



日野 レンジャー


「キリが ない!」



日野 レンジャー


なので イッキに やってみます


日野 レンジャー





日野 レンジャー

コテコテ していたが



だいぶ サッパリ しました



『やっと 触る気に なったわ!』


日野 レンジャー



ホイルシリンダーの ピストンを 抜きまして




日野 レンジャー


それを 一つ一つ


洗います



日野 レンジャー


カジりの 有った所も


ペーパーで 馴らして


日野 レンジャー





日野 レンジャー


「怪しさ タップリ!?」 であった ベアリングも



こんな状態じゃ  善し悪しが 判別出来ないので



日野 レンジャー


綺麗に してみると


日野 レンジャー

全くもって!



「あきまへん!!」


日野 レンジャー

ホイルシリンダーの 内面はと言うと



ホーニングしてやれば いけそうだ

日野 レンジャー





日野 レンジャー



日野 レンジャー


イスズと 違って 日野のインナーベアリングは



ホーシング側に 残るタイプで



抜くには SSTが 必要と言う事もあり



ベアリングの メンテを 「ほったらかし」 に され易い様です
 

日野 レンジャー






日野 レンジャー




日野 レンジャー

ベアリングを 抜き取れば



ホーシングを ペーパーで 綺麗に 仕上げときます


日野 レンジャー






日野 レンジャー


日野 レンジャー

お次は ドラムを やります



タイヤから 縁を 切り離して



日野 レンジャー

ドラムだけに して


日野 レンジャー

「コテ コテ!」 を 



ヘラを 使って ある程度  



取り除いて


日野 レンジャー

ある程度 取ってみたが



時間ばっかり 掛かって   「悪戦 苦闘!」


日野 レンジャー

その後、洗浄液の中に 漬け込んで



ハンド パワーで  やってみる!



「きちゃない!」 が 



これが  「男の 仕事!?」

日野 レンジャー

洗浄の後



ドラム研磨も 済ませて



蘇りました

日野 レンジャー


日野 レンジャー


アウターレースに ベアリングの ダメージ痕である  ラインが くっきり




なので これも 交換に なります


日野 レンジャー


ブチ抜いた  アウターレース

日野 レンジャー

それでは レースを 打ち換えます


日野 レンジャー



新品の レースを 叩き混みます


日野 レンジャー

レースの打ち換えは 



寸法に 見合った 「当金」 使いますが



色んなモノを 持ち出し 思考錯誤しながら ヤルのが 大変


日野 レンジャー



何とか 打ち込めました



日野 レンジャー



日野 レンジャー


ハブの レースの 打ち換えが 終わった所で




ブレーキの組み付けを やります


日野 レンジャー

洗浄した シリンダーピストン と  カップキットを


準備して


日野 レンジャー


シリンダーに 組み付けまして


日野 レンジャー



新品の ライニングも 用意して



日野 レンジャー

組み上がりました




簡単そうに 見えますが



大型に なれば成る程  リターンスプリングが 強力過ぎて



ライニングを 取付難い!



やれば 解ります


日野 レンジャー

組み付けが 終わったので



ブレーキのオイルラインの エア抜きを しまして



ブレーキ周りは 完成!  


日野 レンジャー



ちょうど その頃



あの タイロッドエンドの 部品が  届いたので  交換しましょう!



最初に メガネを使って ナットを緩めてみるが




エンドが 落ちきって しかも ネジ山が 潰れてしまってたせいなのか?




「ボール部分が 共回りして 抜けへん!」




ファイヤーさせて 頭を ブッ飛ばす! 事も考えたが



下品なので  インパクトの力を 最強にセットして やってみたら



割ピンを 巻き込みながらではあるが 



なんとか ナットが 抜けてくれた  『ヤレ ヤレ』 です

日野 レンジャー


その後 パイレンを エンドに噛まして



グイグイ 回して 


日野 レンジャー


取り外しました



日野 レンジャー

新品のエンドを 取り付け



割りピン で 止めれば  完成です!



日野 レンジャー


それでは 残りの


作業を 進めましょう





裸だった ドラムを  タイヤに ドッキングさせて


日野 レンジャー


ベアリングに



日野 レンジャー


グリス を 注入していきます



日野 レンジャー


そのベアリング を ホーシングに カチ込み



日野 レンジャー




ハブの インナーシールを


日野 レンジャー


グリスを 充填させた ハブに



打ち込んで




日野 レンジャー


組み込みます


日野 レンジャー


フロント側も


日野 レンジャー

挿入して




日野 レンジャー


ベアリングを 入れて



閉め込み調整を 施し


日野 レンジャー


最後に ハブキャップを するのですが



この時  外部からの  「進入!」  を防ぐ為に



ハブキャップの周囲に ガスケットを 塗っておくのが ポインです



これで


ブレーキ周りの オーバーホールが 完成です!


日野 レンジャー


最後に  「コレ !!」




「ココだけ なんか変!」 って感じた
  


アブラまみれのドラムに 元々取り付けられていた   「ハブシール!」



それを  奇麗に 洗った  「ヤツ !」 です


日野 レンジャー

やった事が有る人なら 解ると思いますが


日野 や ふそう の リヤハブシールは 入れ難いモノ!です


シールの幅が 薄い割には 径が大きいのが 原因だと思います


4t車よりも 10t車 は 更に 難しく


一般の人なら 一晩経っても 打ち込む事は 出来ないことでしょう!?  ってぐらいです

日野 レンジャー

こちらのシールも 苦戦しながら 打ち込んでいくうちに 


シールが 歪んでしまい 


行く果てに   「苦肉の策で!?」 「やけくそで!?」


力の伝わる マイナスドライバーで? カチ込んだのでは?


推測の域は 出ませんけど!


いずれにしても 


ハブグリスが 「この穴!!」 から 


ドラム側に なだれ込んだようだ!!


『それにしても 無茶しよる


日野 レンジャー



無事に 修理が 完了して 納車となりました。



ありがとうございました



=================================================

今回の


修理期間中の ある日の事


すっかり太陽も沈み 星空が見え始めた夜


黙々と 修理作業に 勤しんでいる中


テクテク っと 工場に入って来る人の気配を 感じたので  


直ぐさま そちらに 振り向くと 


その人は 久しぶりに再会する 知人でありました


知人は オイラの顔を 見るやいなや

  
  知 : 「このトラック どないした~ん!?」


  オ : 『どない って !見たら分かるやろ 修理で預かってんのや!』

  知 : 「え~~ ホンマに~ !!」


  オ : 『それが  どないしてん!』


  知 : 「昨日 通り掛かったら このトラックが 入ってから 来てん!」

  オ : 『それでぇ~・・・?』


  知 : 「知ってるぅ~?  このトラックの プラモ 有るの !」


  オ : 『?・・・・・・・?』


 その知人から このトラックに纏わる事を 色々と 教わり


翌日、 見たら 


 かなり 驚いた!


『Amazon で 売ってたわ このトラック 



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Re: すばらしい

こに さま

コメントありがとうございます




> 私は専門学校卒業後、某大型ディーラーで整備(交換屋)をして”いた”のですが、ここまでの丁寧な仕事をしていたかな?と少々恥ずかしくなります。



こればっかりは 周りの環境や それぞれの置かれている立場によって色々と有りますので
何とも言えませんが・・・・



なによりお褒めの言葉を頂きまして テンションが 上がりますわ!


これからも ヨロシク!です

すばらしい

こんにちわ。
たまたまブログを見つけて拝見させて頂きました。

ものすごく丁寧な仕事ぶりに感心するばかりです!

整備はおひとりでされてるんですか?
私が拝見させて頂いた記事では写真のなかに他の作業者が映っていないので気になりました。
この仕事内容をおひとりでされているなら本当に素晴らしい「職人」だと思います!

私は専門学校卒業後、某大型ディーラーで整備(交換屋)をして”いた”のですが、ここまでの丁寧な仕事をしていたかな?と少々恥ずかしくなります。

ブログの書き方も見ていてワクワクする内容なので楽しく拝見させて頂いてます。

なにより勉強になるので、過去の記事もこれからちょくちょく拝見させて頂きますね。

これからもその丁寧な仕事ぶりを楽しみにしています。

Re: 手抜きなしのプロの仕事

かいちゃん さま


やる気の出るコメント ありがとうございます

”出来る事をしっかりと!”を心掛けて日々を送ってますが

それでも 失敗もしたり ウマく行かない事も多々有りますよ

普通のオッサンですから



これからも ブログを覗き見して下さい

ありがとうございました

手抜きなしのプロの仕事

数日前にこちらのATF交換の記事にたどり着いて以来、お気に入りに登録し隙を見ては楽しく拝見しています。

手を抜かない仕事内容に驚いています。事業を営む者にとってその姿勢は励みになります。

日本人が大切にしてきた「信義」をしっかり受け継いでおられるには家系と教育の賜物でしょう。

健康には留意の上、日本経済を支える力となって下さい。
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大阪の東大阪市で
自動車の車検・修理業を営んでおります。

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