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ブレーキ&ハブが心配!!オーバーホールしましょう!【三菱キャンター特種車両編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


当ブログを いつも見て頂いてます?


知り合いの方から


「ブレーキ&ハブ  オーバーホール やってぇ~~!」

との依頼で入庫しました


車重は 「ヘビー級?」の  


キャンター特種車両です  

キャンタートラック

街中で 誰もが 一度は見かけたことの有る  


電気工事 専用車両ですが


自重が ヤケに重く    同じタイプの平ボディ車両に比べて


2.5倍程の重量になりますが


付いているブレーキはと言いますと 


自重の軽い 平ボディーと同じなので


足回りには かなりの負担が掛かっています  


なので、早め早めの オーバーホールが必要です


キャンタートラック

リフトアップして 作業をしていきます。

キャンタートラック

リヤシャフトのボルトを取り外して

キャンタートラック

リヤシャフトは デフからの 駆動力を車輪に伝えるためのもので


車幅が広くなれば それだけ長くなります。


その長いシャフトを 「ニョキ~ン!」 と抜きまして

キャンタートラック

続きまして ハブのベアリング関係を 抜いてやります


キャンタートラック

ハブベアリングが抜ければ


タイヤにドラムを付けたまま 取り外しますので


ドーリーをセットしてやります


キャンタートラック

「ゴソゴソ もそもそ」 とジワジワ 軽く揺らして


インナーベアリングの様子を 


ドーリーのハンドルを 握る手で感じ取りながら


ゆっくりと 抜きに掛かります

キャンタートラック

今回は 何の問題も無く 抜けていきましたが


時には 何回も揺すりながらやっても うまく抜けない場合


力任せにやってしまうと


インナーベアリングが リヤホーシングに引っ付いて残り


さらに ベアリング処置に めっちゃ時間が掛かるので


うまく抜くには  やや 「コツ」 がいります 

キャンタートラック

そしたら 「スルリン」と 抜けまして

キャンタートラック

ブレーキが 顔を出します  

キャンタートラック

ブレーキは ドラムで 閉じ込められていますので


ライニングの 磨耗カスで 茶色に汚れています

キャンタートラック

ドラムの内側にも ライニングのカスが たくさん残っています


キャンタートラック

ハブオーバーホールしますので


残ったインナーベアリングを


「棒」 と 「トンカチ」 を使って 叩き出してやります。  

キャンタートラック

この時 むやみやたらに ベアリングを叩くと


レースを傷めてしまい 


せっかく抜き出したベアリングが 使い物にならなく なりますので


急所をめがけて 「バチッコ~ン!」  と打ち込んでやる必要があります


今でこそ 何気なくベアリングを叩きだしてやりますが


「入門?」当初は、叩きどころを間違えて 


ベアリングを 「ゴミ行き」 にしたことがあります。 

キャンタートラック

ベアリングを抜いた ハブです

キャンタートラック

ベアリングも かなり汚れて このまま使用していたら


「焼きつき」 が心配です  

キャンタートラック

それでは 「ブレーキのオーバーホール」を 始めて行きます

キャンタートラック

昔は 「こんな部品 付いてなかったな~」 と思いながら


アジャスターを外します


キャンタートラック

キャンタートラック

ブレーキライニングも バラして

キャンタートラック

走ってなくとも 定期的な メンテナンスが必要な 


ブレーキ重要部品である


ホイルシリンダーを バラし

キャンタートラック

運転者が ブレーキペダルを踏む度に


その踏力に応じた油圧を この小さなピストンカップが


一手に引き受けて 車を止めています


しかし、ピストンカップはゴム部品である以上 


使用回数 又は 年数とともに 「張り」が無くなり劣化していき 


「一定周期」を迎えると なんも前触れもなく


突如、漏れが発生し 制動力が失われていきますので


漏れが無くても、オーバーホールしてやるのが 重要です



キャンタートラック


各パーツを 洗浄液にひたして 「汚れ」や「グリス」をおとして


「サビ」 や 「かじり」 などがあれば ペーパー掛けで整えてやります

キャンタートラック

洗浄液で洗ってやった 後に


温水パーツ洗浄機で 仕上げ洗いします


キャンタートラック

こうすると 「汚れ」 「グリス」 が 隅々まで取れて


ベアリングの 耐久性が 変わります

キャンタートラック

キャンタートラック

ホイルシリンダーの 内面も

キャンタートラック

目立った 「えぐれ」 「腐食」 は ありませんが


ホーニングして 整えてやります

キャンタートラック



キャンタートラック

グリスは 主に摺動部分の 潤滑として 塗りますが


防錆の役目も同時にしているので


ピストンに タップリとグリスを馴染ませてから


カップを組み付けていきます

キャンタートラック


シリンダー、アジャストギヤ、ライニングをつけて


ブレーキの組み付けが完了です

キャンタートラック

ブレーキが組みあがれば ハブに移ります



水が浸入しないように キャップを被せてから


ドラム内に溜まった ライニングの カス を


洗い流してやります


キャンタートラック

ドラム目がけて 放水して


汚れを流して

キャンタートラック

綺麗さっぱり こんな感じです

キャンタートラック

先ほど 洗浄したベアリング

キャンタートラック

グリス注入マシンにセットして


ポンピング作用で ベアリングの中の隅々まで グリスを充填させて

キャンタートラック

キャンタートラック


キャンタートラック

洗い上げた ハブにインサートしておき

キャンタートラック



キャンタートラック

シールを変形させないように ハブの面まで


新品ハブシールを トンカチで 打ち込みます

キャンタートラック

ブレーキオイルを注入していき エア抜きをしてやります


キャンタートラック

ブレーキオイルラインは 鋼管とホース達で連結されて


外観上では 中の様子は伺えないので エアの噛み具合 に注意しながら


4輪とも 抜いてやります


キャンタートラック

エア抜き作業が 終われば、


ドラムを入れて

キャンタートラック

グリス注入したベアリングを 入れていきます


この時 ベアリングを 締めこむ時に


「締め付け しすぎず」 「緩み しすぎず」 が 重要です


キャンタートラック

バックプレートのグロメットを外して ブレーキのクリアランス調整をします


日常使用において このプレーキは 


クリアランスが 「一定」 に保たれる自動調整式構造には なっておりますが


オーバーホール後は 手動で 調整作業を やってやる必要があります

 
キャンタートラック

ブレーキ調整が 終われば


エンジンを掛けて リフト上で タイヤを空転させて


ブレーキの 「引きずり」 「聞き具合」等の 確認をして


最後に オイル漏れ、 ベアリングのガタを 見て


ブレーキ&ハブの オーバーホールが 終了し


無事、納車となりました。




======================================================================


思いますに


特種車両の場合は


平ボディーと違い 重量が重い分 負担も大きく


同じ走行距離でも 重量に比例して 数倍も酷使されております



よく「ぽっちゃり型?」 の人から 


「膝が痛い!」 「腰が痛い!」 と聞くことがあります


ついてるものは 同じなのですが  掛かる負担が大きい からだと 思うのです


人は 「痛~い!」 と訴える事が出来ますが


車には 口が ありません


たまには、 車の「心の 叫び?」 を聞いてやりましょう




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クラッチオーバーホール!ペダルが変なんです!?【三菱キャンタートラック編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

とある日の


始業前の朝に メールチェックをすると  


「ブログを 見ました! 

 クラッチベダルの踏み加減が なんかおかしい! ので修理してくれませんか?」



みたいな感じで 問い合わせが有り


それなりの 返信をするやいなや


が リリリリーーーン と鳴り


「今から 行きますので よろしく!」 みたいな感じで (笑)



入庫しました キャンタートラックです  

キャンタートラック


お客さんに詳しく話を聞いてみますと  


「とにかく、クラッチベダルを踏むのが硬く、半分くらいしか踏めないために 

 クラッチが切れないんで シフト操作が・・・

 と思いきや 時にはペダルを いっぱい踏めた時には ペダルが戻らなくて・・・・

 変な音もしまして・・・・」



と 奇妙な現象が あるようです


キャンタートラック

とにもかくにも


ミッションを降ろして クラッチを 「バラし」 してみないと


原因が分かりませんので


早速、リフトアップして作業の開始です。  


キャンタートラック

クラッチを おもむろに 眺めます  

キャンタートラック

クラッチの 磨耗状態を知るには


レリーズシリンダーとフォークから 情報を読み取ります  


フォークブーツは 破れていますが 「使い込んでるな~」 くらいしか分かりません



注目すべきは 「フォーク」 です


このフォークをみて 「クラッチディスクが 減ってる、減っていない」 


だいたいの 判断ができます

キャンタートラック

ミッションを降ろすのに


プロペラシャフトから やっていきます 


キャンタートラック

連結のボルト、ナットを取っていき


ペラシャフトを降ろします


キャンタートラック

ペラシャフトを取れば


サイドブレーキのドラムが 顔を出します  


キャンタートラック

乗用車は リヤブレーキにワイヤーを引き込み


リヤブレーキとサイドブレーキが同じ仕組みの中で


兼用で使われておりますが


トラックの場合 

ミッションの尻に 独立してサイドブレーキを組み付けております

キャンタートラック

乗用車もトラックも ワイヤーを引っ張ることで


ライニングシューを作動させていることは 同じです

キャンタートラック

ミッションに連結されている


エキパイブラケット や シフトコントロールロッド


スピードセンサー や バックセンサーの 配線類 などなど


こちょこちょネジネジ していきまして


ある程度 取り外せられたら


ミッションジャッキをセットして 降ろす準備をしてやります


キャンタートラック

ミッションジャッキが セット出来たら


マウントをとり ハウジングのボルトを取ります


後は ジャキを 「絶妙?」 に操作して


ミッションを抜きに掛かります


エンジンとミッションとの 隙間が出来てきましたが


この隙間を開ける 所までは 


ミッションが デカく なればなるほど


ノックピンが邪魔して 抜けにくくなり 「腕力」「体力」 がいり
 


「ある程度のコツ?」 を 必要します


キャンタートラック


前後左右のバランスを 確認しながら


キャンタートラック

慎重かつ大胆に 作業をしていきます

キャンタートラック

サイドメンバーに ミッションの「ケツ」 が引っかからない様に


出来るだけ「ケツ」を下げて


メンドラシャフトが クラッチカバーを抜け切れるまで


引っこ抜きまして

キャンタートラック

キャンタートラック

取り外しに成功です!

キャンタートラック

ミッションを外した クラッチの様子です

キャンタートラック

クラッチディスクの粉で ホコリまみれです

キャンタートラック

クラッチカバーと ディスクを外しますと


フライホイルが 出てきます


キャンタートラック

ほんでもって フライホイルも外します

キャンタートラック

外したクラッチ部品達です


キャンタートラック

フライホイルは 円周上に 擦れた跡があり


キャンタートラック

このまま使用すれば クラッチディスクの 磨耗を早めたり


「シャクリ」 が発生するなど


フィーリングに影響しますので


後で 研磨加工してやります

キャンタートラック

クラッチカバーも 同じく


こんな 感じで やられております

キャンタートラック

ディスクも同じくです

キャンタートラック

ミッションのハウジングを 見ます

キャンタートラック

スラストベアリングを 取り外そうと したら


「ガタガタ やぁ~ん!!」



キャンタートラック

ベアリングを 抜きまして

キャンタートラック

フォークも外し


ベアリングが 入るリテーナ 通称「天狗の鼻」を見ると


恐ろしいくらい  「変磨耗?」 「偏磨耗?」 しております 


キャンタートラック

とにかく


ハウジング内の汚れを きれいに スチーム洗浄して


キャンタートラック

さっぱりします

キャンタートラック

「天狗の鼻」を取りまして

キャンタートラック

メンドラベアリングの 「ガタ」を 確認しておきます


少し 「あそび」 がある様に 感じられましたが 許容範囲だと判断しまして


このまま 使用することにします


しかし、

次回クラッチ等の 修理をする際には 交換も視野にいれた方がよさそうです。

キャンタートラック

これが 「天狗の鼻」


本来は まっすぐなパイプ状の物で


そのパイプ部分に スラストベアリングが入り


スラッチペダルを踏むたびに ベアリングがスライドしていき


クラッチが 切れたり 繋がったり という役目をします


どうも このパイプ部分が 「めちゃくちゃ」 削れているために


スラストベアリングが途中で引っかかり


ペダルの踏み加減が 「変なんです!」 を引き起こしているようです 


これが 「犯人逮捕の瞬間」 です

キャンタートラック



キャンタートラック

キャンタートラック

左が 逝かれた スラストベアリング   右が新品です

キャンタートラック

ベアリングの内側の摺動部分は グリス切れを起こしていて


直接、金属と金属が接触していた為


「天狗の鼻」 同等 削れてガタガタです

キャンタートラック

フォークの爪も 減っているので 交換しておきます


キャンタートラック

クラッチカバーです

キャンタートラック

スラストベアリングが 当たる部分が 使い込まれて かなり減っています


走行距離の少ない車でも


走行中、クラッチペダルに 「軽く足載せ」 運転している方は


こんな感じになり クラッチに悪影響を与えます


キャンタートラック



キャンタートラック

リテーナを取り付け フォークを組んでやり

キャンタートラック


メンドラシャフトの クラッチディスクが入る


「ギザギザ」した スプライン部に たっぷりと 


「耐熱」 「耐摩耗性」 に優れた グリスを塗りこんでやります


これが不十分であったりすると 「クラッチの切れ不良」を お越しがちになります


キャンタートラック

このトラックは 一旦 ミッションを付けてしまえば 


外部から グリスアップのメンテが出来ない構造ですので


しっかりと ベアリングの内側にも 充填してやる必要があります

キャンタートラック

そして ベアリングにスプリングを掛けて


セットしてやります


キャンタートラック

研磨して 面の歪みをとった フライホイルです


表面にクロスハッチ加工をしているので


「初期なじみ」 や 「食いつき」 も よさそうです


キャンタートラック

フライホイルを エンジン側に 取付けて

キャンタートラック

クラッチカバーとディスクを 「センターだし」 して取り付けます


このセッティングを しっかりやらないと


いざミッションを乗せる段階で


「なかなか 入れへぇ~ん」 「全く 入れへぇ~ん」(泣) になります



とは 分かって言うものの うまくいかない事は よく有りますが (笑)

キャンタートラック

そんでもって ミッションを 「スッ コ~ン!」 と入れて


「こちょこちょ」で 付けていきます

キャンタートラック

ミッションの取り付けが 終わりますと


エンジンを掛けて 


「クラッチの切れ具合」 「スベリ や シャクリ」 「変速の状態」 等々の


フィーリングをみて 異常が無いようなので  


キャンタートラック

「クラッチペダルの なんか変?」 修理は 終了です  

キャンタートラック

納車となり


お客さんに たいへん喜んでいただけました  

==============================================================================


思いますに


修理の中でも


「動かない」  「動きが渋い」 などの


物理的要素が絡む 修理は


多くの場合 「バラす」 事によって 


原因追求が出来て ほぼ正常な機能回復が 見込める修理です


と言うのも


「バラし」 をした状態で 不良箇所や 不良部品と思われる物の



「動き」を確認して 「再現する」 事が出来るからです 



しかし


「音」 や 「感覚的現象」 に関する修理の場合は



「バラし」 の前に その症状を体感してから 



「目測?」をたてて 挑むのですが



いざ、「バラし」 してみると



「それらしい?」 「これかも?」 に留まる事が ほとんどです



そういった不具合の場合は たいてい 経年変化が ともなっているので



「これかも?」に似た所が 幾つか存在していて



推測の域を出ない 「勘」 や 「経験」 による修理になってしまうのが正直なところです



一旦 「バラし」をしてしまうと



「動き」 によって表面化する現象が 「再現できない」 からです



これは ワタクシ達の 永遠のテーマでもあります。



今回のように 「勘」 や 「経験」 だけに頼らない修理ばっかりだと いいのですが・・・



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車検の重症修理!?その③ 【ブーツ修理編】 三菱ミニカ  東大阪 《車の車検・トラックの修理》

前回のエンジン オーバーヒート修理の続き


かなりやられている 「破天荒?」な


三菱ミニカ車両です  



三菱 ミニカ

オーバーヒートは 何とか 修理対応で


収まりましたが


車検をパスするまでは 至っておりませんので


下回りを点検してますと  


「先延ばし整備の影響?」らしく 


あっちこっち 悪い箇所が 出てくる感じです  



三菱 ミニカ

先ずは


ロアアームのボールジョイントブーツが 


タダならぬ 破れ方をしております  


三菱 ミニカ

どうやら


ブーツが破れてから かなりの走行していたようで


ボール部分の 「ガタ」 が発生しており


ブーツだけの 取替では済みません。



最近、ブーツ破れを 放置して


重要な ボール部分に 水や泥が浸入して


やがて グリス切れを起こして、潤滑不足になり磨耗が進行して


「アームから ちぎれる!」 といった事例が 業界内を騒がしているのを


よく耳にしておりましたが


「あの話は これか~!!」 と言う感じです


オーナー様にとっては  「知らぬが仏」 ですけど


三菱 ミニカ

と言う事は 


他の所も 同じ状態であるに違いないので


じっくり 見ていきますと


ブーツが かなり逝かれております


左ドライブシャフトブーツのインナー側に


左ラックブーツ

三菱 ミニカ

左が 破れれば 


やっぱり同じように 


右のドライブシャフトブーツインナーもです

三菱 ミニカ

「バックリ」 口が開いております

三菱 ミニカ

なので 取替作業に移ります


ドライブシャフトブーツのインナー側は


シャフトを取り外さず 短時間で取替修理のできる


通称 「ワンタッチ ブーツ」 なる物は 提供されておらず


シャフトを 引っこ抜いてから 


ブーツを取り替えてやる必要がありますので


「バラシ」 をやります


三菱 ミニカ

三菱 ミニカ

ストラットやキャリーパーの 縁を切っていき


「こちょこちょ ネジネジ」 で外していきます

三菱 ミニカ

三菱 ミニカ

すると ごっそり 外れまして

三菱 ミニカ

ブーツを 替えてみたいと 思います

三菱 ミニカ

スチールバンドを 外して


ブーツを おもむろに ずらしていきますと


グリスに 覆われたベアリングが ちょこっと 顔を出しております

三菱 ミニカ


「力づく」では シャフトが抜けませんので


急所をついてやり 取り外します


分解したパーツ達は 古いグリスを きれいに洗い流して


組み付けの準備を していきます


三菱 ミニカ

ブーツキットは こんな感じで 簡素な構成ですが


こんな物でも 替えるとなったら 


結構、厄介で手間の掛かる 作業でもあります

三菱 ミニカ

洗浄した ベアリングハウジング内に 


隙間なく グリスを 詰め込んでやります。

三菱 ミニカ

ブーツの中にも 程よく グリスを 入れておきます


三菱 ミニカ

後は ベアリングにもグリスを 充填させて

三菱 ミニカ

ブーツを被せて バンドを締め上げれば


三菱 ミニカ

「で~き あがり~!」

三菱 ミニカ

ドライブシャフトを ミッションに突っ込む時に


逝かれた ロアアームボールジョイントを交換しておいて

三菱 ミニカ

ミッションに ドッキングです

三菱 ミニカ

ドライブシャフトの 突っ込みが 終われば


ラックブーツの取替をやります


三菱 ミニカ

このブーツを 入替する時は 


端に ずらして いきますので


タイロッドエンドを 外してやる 必要があります

三菱 ミニカ

取り外した ラックブーツの残骸と 新品ブーツです

三菱 ミニカ

ここの位置に 新品ブーツを入れていきます

三菱 ミニカ

入れたら こんな感じになります

三菱 ミニカ

やつれたブーツ達は すべの交換が終わりまして


三菱 ミニカ

サイドスリップ調整を 施せば、完成です

三菱 ミニカ


まだまだ、「さわり?」 足りませんが


キリがないので


これで 「最小限の車検整備?」 を終えて


無事、完了し納車ができました。 ヤレヤレ!(笑)


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車検の重症修理!?その②【オーバーヒート修理編】三菱ミニカ  東大阪 《車の車検・トラックの修理》

前回の続き


「問題児?」(笑)


三菱ミニカ車両です  

三菱 ミニカ

シリンダーヘッドの面の ペーパー掛けが終わりましたら  

三菱 ミニカ


いくら、ヘッドガスケットを新品に取り替えても


シリンダーヘッドの面の歪みが大きい場合は


オーバーヒートの症状が変わらない事になりますので


必ず、歪み具合を測定点検して、規定値を外れるようであれば


面の研磨修正をするか、ヘッドその物の取替となるので


測定確認は とても重要な作業工程でもあります。


今回の場合は 幸いにして 大きな歪みがないので


研磨修正や取替なく 済みそうです  


三菱 ミニカ

エンジンブロック側に 引っ付いています


ガスケットを捲ります

三菱 ミニカ

ガスケットを外して


ヘッド面、同様に ブロック面も ペーパー掛けして  


シリンダー内面のピストンリングによるキズ等を  


目視により、おおまかな状態を点検しておきます  


三菱 ミニカ

ピストンリングによる キズが無いようなので


ブロックの面の歪みも測定点検しておきます


この面が歪んでいれば エンジンを降ろして


「エンジンフルオーバーホール?」 と言う 「おおごと」になりますので


測定する時は 歪みが無い事を


ただただ 祈るばかりです  


こちらのブロック面もヘッド同様、大きな歪みはなくて 幸いでした

三菱 ミニカ

外したガスケットと色々と比較して見ましたが


「この部分が 悪い!」 という所は 確認できませんでしたが


ガスケットの不良と判断しまして 作業を進めます


三菱 ミニカ

新品のヘッドガスケットをブロック面に カーボン等の小さな異物が入り込まないように注意して


ガスケットをセットします


三菱 ミニカ

ヘッド面も カーボン等のカスが残ってないのを

最終確認しておきまして

三菱 ミニカ

シリンダーヘッドをブロックに乗せる時に


ノックピンが引っ掛かり、ヘッド面にキズを付けてしまう事が有りますので


細心の注意を払う必要があります。


三菱 ミニカ

ヘッドボルトを締め付け

ロッカーアームを付ければ 一応 大きな峠は 越えます

三菱 ミニカ

オーバーヒート時は 当然ですが 水温トラブルや 水温管理には欠かせない役割の


サーモスタットを取り外してみます


三菱 ミニカ

サーモスタットや ケースは サビ垢の形跡がみられます


これが エンジン、 ウォーターポンプ、 ラジエター、 ヒーターコア


はたまた キャブレターにまで至るまで 循環しております。


その中で 通路の狭い所は 少しづつ体積していき 「悪事?」を働き


やがて、トラブルを感じた時には


原因追求にかなり時間を要する事になるので 


いわゆる 「診断料」 が高くつくケースが多く見受けられます。


三菱 ミニカ

新品部品と比較すれば 一目瞭然ですが


「ぶっ壊れ」 になってます


この様になってから 「取替」でなく


なる前に 「取替」しとくのが 良いのですが・・・・

三菱 ミニカ

タイミングベルトを クネクネとかけて


バルブタイミングの位置確認をします

三菱 ミニカ

クランク側とカムシャフト側の位置確認、それと ベルトの張り具合が


とても重要となります。


なんらかの形で 1コマ ズレた状態で組み付けると


エンジンは すんなり掛かるが 「何かが おかしい?」 みたいな事があり 


よもすれば 「迷宮入り?」 ってな事もなりかねませんので・・・・

三菱 ミニカ

硬化した タペットカバーのパッキン類は 問答無用で 換えておきます

三菱 ミニカ

タペットカバーを取付けます

三菱 ミニカ

最後にデスビの Oリングも 取り替えて


三菱 ミニカ

点火タイミングの 心臓部になりますので


「取付けたら OK!」 では ありません


「どの 向きに!」が最重要なので 


適当に取付ければ いくらクランキングしても エンジンは掛かることは ありません


 
三菱 ミニカ

エンジン回りの 組み付けが 終わりましたので


クーラントを注入して 


エンジンを掛けてみますと 「キュル キュル ブォ~ン!」 と


難なく始動は 出来ましたが


オーバーヒートの状態が気になります


状態を確認するのに まずは 十分なエア抜き作業をして


メーターパネルの水温ゲージの 上がり具合に注意して


各ホースの温もり状態を比較して 正常な循環が行われているか


触手で確かめます。  



三菱 ミニカ

ファンモーターが回転して 十分な暖気や循環の


確認が とれたところで


冷却水の様子を見ますと  
 

三菱 ミニカ

バラす前と違い 


正常な様子でしたので


「オーバーヒート対策修理」 の終了です  


=============================================================




修理は 


①「症状確認」→ ②「診断(分解)」 → ③「検討」 → ④「作業方針の決定」 → ⑤「分解作業」→ 


⑥「組み立て」 → ⑦「完成検査」 → ⑧「完成」


例外はあるもの  大半はこの様な流れでしていきます


また、②~⑤を いったりきたりする事も よくあります


よく 


「これこれの 状態なんですが 修理はいくらになりますか?」

みたいな問い合わせを受けますが


作業過程である ①~⑧ の流れを無視して 


いきなり結論を求めるかのよう質問は返答に困るものです


アタクシが過去に経験した症状が 同じでも 修理過程や内容は その車によって違うもので 


過程が変われば 料金も違ってくるからです


人が違えば 判断も違い 料金も違ってくると思います。




話は それましたが


まだまだ 違う箇所の修理がありますので



次回につづく



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車検の重症修理!?その①【オーバーヒート修理編】三菱ミニカ  東大阪 《車の車検・トラックの修理》 

今回は


とある「縁」で お越し頂きました


美白でキュートな 三菱ミニカ車両が  


車検の為に 入庫です


三菱 ミニカ

お客さんに お話を聞くと

「夏ごろ 頻繁にオーバーヒートを起こして ダマシダマシ 乗っていたのですが 

 ちょうど車検の時期が 迫っていたので 今まで修理してもらっていた 他の整備工場に

 確認してもらったところ、エンジンが ダメなので 乗せ換えが必要なので

 〇〇万円位になりますわ~」



てな感じで言われて かなり高額になる説明を 受けたらしく


何とか 修理で やってもらえないか との思いで相談に来まして


「診てもらって エンジン乗せ換え しなければ ならないのなら しかたないですが
 
 修理でいけるようなら 直してほしいので その辺は おまかせしますので・・・・」




と言う事で 作業開始です 


三菱 ミニカ

まず、水漏れによる オーバーヒートが 考えられますので


圧力をかけて 調べてみます  

三菱 ミニカ

こんな感じで 圧力をかけて 


しばらく 放置して 様子を見てみます

三菱 ミニカ

時間の経過とともに 圧力が低下していくので  


ウォーターサイクルに 気密性が保たれておらず なんらかの 異常があるようです  

三菱 ミニカ

なので まず、水漏れを疑ってみます


三菱 ミニカ

ラジエターファンの 一部分を取り外して

 
コア回りから アッパー&ロアタンクの 付け根まで


水漏れの痕跡が無いか じっくり見ていきますが


それらしい所が 無いようなので 

三菱 ミニカ

次に

エンジン回りの ホースを中心とした ウォーターサイクル関係を


調べていきますが 全然 漏れは ありません


三菱 ミニカ

なので


エンジンの機密を 調べますので


ラジエターに 「桶?」 とりつけて見てみます  


三菱 ミニカ

エンジンを掛けて


「桶」の中の 水の様子を 見ていきますが



ラジエターにクーラントが注入されておらず なぜか 「真水?」 



車両管理に 多少の 「疑問?」を感じつつも 注視していきます



特に この時点では 変化なしですが


三菱 ミニカ

時間とともに 水温が上がるにつれて


見る見るうちに 


泡立ちはじめて エンジン「異常」のサインが 発生!


この時の 「程度」 「加減」 「様子」 を見て


「オーバーホール」 OR 「乗せ換え」 を判断していきます (これが迷うところでも あります)

 
三菱 ミニカ

他の整備工場の判断を 「裏切る?」


「エンジン乗せ換え」 を 選択せずに 「エンジン修理」 を選択することにして


早速、作業をしていきます。


とりあえず、水を抜いてやります 


ラジエターの中を点検すると 


激しい 「詰まり」 は無さそうなので これは 良しとします 

三菱 ミニカ

出来るだけ 作業性を良くする為に


バンパーを はじめとする 前回りを ガッサリ 取っ払います


三菱 ミニカ


ファンベルト や クーラーベルト達を 外していきます


三菱 ミニカ

三菱 ミニカ

ファンベルト達を外せば


プーリや 邪魔な補機類なんかも とぱらってやります


三菱 ミニカ

タイミングカバーを 外せば


エンジンバルブ機構の要である タイミングベルトが 姿を現して


ここから、慎重に作業を進めていきます

三菱 ミニカ

三菱 ミニカ

タイミング確認を 済ませてから


ベルトやプーリーを外してきます

三菱 ミニカ

エアクリダクトや バキュームホース 


その他エンジン上部にのってる いらない物を 次々外していき

三菱 ミニカ

タペットカバーを外すと


エンジン内部の一端が 現れてきます


このような 赤褐色に変色した姿を 見ると  


だいたいの 「管理状態」を垣間見る 時でもあります


三菱 ミニカ

エキマニ や ロッカーシャフトを


抜いてやり

三菱 ミニカ

ロッカーシャフト回りは サラサラオイルが 付いている感触は なくて


「赤い松ヤニ」 が いく層にも 塗られた感じで 「ネチャ ネチャ感」 たっぷりで


ベタついています

三菱 ミニカ

なんやかんやで シリンダーヘッドを 降ろします


三菱 ミニカ


目視では 「ここが 悪い!!」 ってな 所はありませんので

三菱 ミニカ

ガスケットをメックって 


奇麗に ペーパーで 磨きます  

三菱 ミニカ

まだまだ あるので・・・


次回に 続く



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