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デュトロトラックの車検で・・・【エンジン掛かりません!?】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


車検の為  



朝一番に お客さんの 所に伺って 引取りをします



日野 デュトロトラック車両です  


デュトロ

車両のカギを 預かり エンジンを 掛けてみると



セルモーターは  「キュン キュン キュン~~」 と 勢い良く回るが



いっこうに エンジンが 掛かってくれません 。  



偶然とは言え あまりにも 「ビックリなトラブル」 です



お客さんに尋ねると

「日頃は あんまり乗らないので 一週間に 2~3度は エンジンを掛けるようにしてて
 
 今日の 引取の前にも エンジンを掛けてみたけど 掛かっていたけど・・・・」



「んっ?」 「先っきまで 掛かってた?」 である



何回もエンジン始動を試みるが 初爆らしきものもが無く 全く掛かる 「気配?」 がしません。



五感で その「気配?」 を感じとると 恐らく 「燃料がきてない?」と感じつつも



確かめるための 工具がないので いろいろ思案している時 



ふと、 「メーターパネル」を 見ると


デュトロ

キーを 「ON」にした時に


本来 点くはずの エンジンチェックランプ が


「消えてる~?」   

デュトロ

車検引取に 来ただけなので



専門工具は勿論のこと ドライバーさえも 持っていないので  



これ以上は 探りようが ないし



乗用車 程度の車なら 工場まで牽引して それからの 作業も考えられましたが



車が車だけに そんな事も 出来そうにないので しばしの 「熟考」です。  



それで 「工具」と「心」 の 準備を整える為 ひとまず 工場へ引き返すことに決定!



車検引取が 一転 「出張 エンジン始動不良修理」の様相です



出張作業なので 100%とまでは いかないですが 



それなりの 準備をして点検です



まずは テスターで チェックをしてみますと  

デュトロ

出てくる内容は 「通信エラー?」 「コンピューターにアクセスできない!?」



一瞬にして頭をよぎる言葉が 「エンジンコンピューターが 逝かれてるぅ~?」 です



これは 「ヤバッ!!」と少々焦ります 

 

こう言う時は いつも自分に 言い聞かせます



「ちょっと 落ち着け!」 「事の始めから 順を追って考えなおせ!!」って



思いを巡らせ いろいろ捜索していると 



このモデル年式の車両に テスターが対応していない事が判明!! 



「なーんやー それッ!」  



何となく コンピューターは 悪くないような気がしてきたので 少し安心しました  



と言う事で



一旦 コンピューターは 正常と仮定して



「アナログ式?」で追求していきますので 



エンジンコントロールの 「配線図」 と にらめっこ です

デュトロ

車種によって それぞれ制御システムが 違うので



まずは この車の 電気の流れを 確認して 



攻めどころ 絞っていきます。


デュトロ

と言うことで


基本的な 電源の確認をしていきます

デュトロ

ここには 電気がきている あそこには 電気がきている



と 「ブツブツ」いいながら 作業をして



ここは 「OK」です


デュトロ


「配線図」により


次に 怪しい所を 探ります


デュトロ

カバーを外して 

デュトロ

リンクヒューズや リレーの配置を 確認して

デュトロ

エンジンコントロールに 不可欠なリレーを取り外してみます


デュトロ

外したリレーを確認してみると



電気の接点箇所に 良く発生して 



電気の流れを 遮断する 「ろくしょう!」 が 山盛り出来ており



とても 怪しさ 満点です   



デュトロ

そして 別のリレーも外してみると


これも 同じように 「ろくしょう」に やられています 


そんでもって 単体の点検してみると 

デュトロ

噴射ポンプを制御する リレーが 「パンク」 しており



一先ず 原因がつかめて一安心。





昔にくらべて、今の車は 各パーツの品質が向上して



トラブルが 少なくなってきたと言われますが



一旦 不具合が発生しますと



「安全」 「快適」 「その他」 の目的で いろんな装置や装備が



多種多様に 取付けられているので



不具合原因を突き止めるまでに 半日、一日は よくあることで



時には 2、3日 かかる事もあり 多くの時間が必要になってきています。



特に 出先でのトラブルによる 出張作業は、リフトや工具などの面からみても 



工場の設備環境に比べ 著しく劣るので 本来掛かるであろう時間の数倍は かるく費やすものです



しかしながら



不具合箇所や部品は いたって 「何やー しょうもなー」と言うことが 多いのも事実です。





話はそれましたが



日も陰りだしてきたので



なんとか、今日のうちに 車検引取を済ませる思いで 自ら部品調達に 車を走らせ



現場に戻ってくる頃には ほぼ夕方なので 急ぎます  

デュトロ


調達をした 新品のリレーと 比較すると こんな感じです



今後の 「ろくしょう」 を防ぐために



グリスを端子に 塗付けてやり リレーをはめ込んでやります



もちろん 他のリレーも 「ろくしょう」 に犯されているので



後のトラブル回避の為、 問答無用で交換しておきます。

デュトロ

リレーの交換も終わり 車両の チェックをします



キースイッチを 「ON」 に してみますと



消えていた エンジンチェックランプが みごと点灯し   



セルを回すと 今まで何事もなかった様に すんなりエンジンが掛かり、



車両引取時の よもやの トラブルを解決できて  


デュトロ

無事、工場へ到着して 車検引取の 「長~~い 一日?」 が終わりです  


デュトロ


車検整備は 一日遅れの 翌日から やりますので・・・・


次回につづく


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車検でハブのフルオーバーホールしましょう!!【イスズフォワード編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


真っ赤にペイントされましたボディーが 素敵な  


イスズ フォワード トラックが  


車検の為に 入庫です


イスズ フォワード

いつもの 様に? 


トラック車両の 重要箇所である


「ハブ & ブレーキ」を やってみます  

イスズ フォワード

まずは 長~~い  リヤのシャフトを抜いてやり

イスズ フォワード


アウターのベアリングを取り外して

イスズ フォワード

「こちょこちょ ネジネジ」


力技も 織り込みながらの 作業で


タイヤを付けたままで


ドラムハブを 取り外していきます


イスズ フォワード

抜いた ハブを見てみますと 外側は まずまずな 感じです

イスズ フォワード

内側の ベアリングを 見ますと


茶色に変色して 汚れた様子 なので


ベアリングを叩き抜いて きれいに洗浄してやり


新しいグリスを 注入してやる 


「ハブ オーバーホール」をやります



イスズ フォワード

ベアリングと ハブシールを抜いてみると


取り外す前の 印象と違って


結構、「汚れているもんだな~」 と感じられるものです


イスズ フォワード

イスズ フォワード

ブレーキ関係も


ライニングシューを外して



イスズ フォワード

ホイルシリンダーの ピストンを 取り外して


これまた オーバーホールを やっていきます


ブレーキのオーバーホールは オイルが漏れ出し ブレーキが効かなくなって


事故を起こしてから 修理すると言う 特性のものでもないので


前回の交換履歴 や 走行距離に応じて


「適正な時期」 に 従ってやる事が 重要になってきます


それを怠ると 突然異変が起こり 気付いた頃には もうすでに・・・・・かもしれません。


イスズ フォワード

シリンダーの 内面を 点検してみると  


激しい 「キズ&腐食」は なさそうなので

 
イスズ フォワード

ホーニングで 内面を 整えてやり  


イスズ フォワード


きれいに仕上げます

イスズ フォワード

ピストンも カップやブーツを とりはずして


グリスを 洗い流して 表面の 「小キズ」があれば 


ペーパーで 整えてやり 


部品洗浄機に かけて 油分を取り除き 


「サッパリ」   させます



イスズ フォワード

分解洗浄が 終われば ピストンの状態を 


最終確認しておきます

イスズ フォワード

ブレーキを あの手 この手で  


あらゆる技を駆使して 組み付けます


この時 ブーツの取付 「ズレ」 や スプリングの 「引っ掛け不良」を おこしがちなので


そこらへんを 重点的に最終チェックを します 

イスズ フォワード

ハブ ベアリング達も 洗浄液に ほりこんでやって


汚れたグリスに 浸透して 溶解状態にさせてから


丹念に ローラーの間に 入り込んだ グリスが 無くなるまで


「小道具」を使って グリスを取り除いて やります


この作業が 時間や手間も 掛かりますが


この 「一手間」 が 重要だと 思うのです

イスズ フォワード



イスズ フォワード

手洗いによる 洗浄が終われば


機械による 第二の 最終洗浄で


隅々まで 洗い上げて 


ベアリングには 完全に油分が残らなくなります

イスズ フォワード



「手作業にしか 出来ないこと」   「パーツ洗浄機に頼れば」 を 組み合わせると


ミスなく 洗い上げることが 出来るので 


そうします


イスズ フォワード

洗浄が 終わり 


ベアリングに内蔵されている ローラーを 転がして 状態を 点検してみると


一部分が  「うっ~わぁ 欠けてるぅ~」  一大事を発見!


フロントの 内側の ベアリングです


イスズ フォワード

ベアリングの 幾つも有る ローラーが 一つでも 潰れだすと


加速度的に負の連鎖が ベアリング全体に波及して 「他のローラーが バラバラ」になっていき


ハブの 焼き付きを起こして 最悪は脱輪事故になる?


恐ろしい結末が予想されるものです


今回は その手前での 発見でしたので 何とかなりましたけれど・・・



お客様曰く

「3ヶ月の定期点検を 毎回 ディーラーで やっている」 と言う事ですが?


この様な 事も 起こるものです


イスズ フォワード

フロントの アウターベアリングを 確認してみると


ローラーに 「腐食 & 割れ」 は無いものの


分かりづらいですが  「よ~く見る」 と


ケースから ローラーの 飛び出し量が少ない と言うか 「ほぼ 出てない?」


これでは ベアリングの 性能が発揮できない ばかりか これまた 危険ですので


取替が決定です

イスズ フォワード

(左 : 取り外し部品)                        (右 : 新品)

イスズ フォワード

一見すると 違いや 変化は気付きません


「怪しいと思う気持ち?」 をもって見ると 分かる程度です


なので 新品と 取り外した ベアリングの 違いを


探ってみたい思い

イスズ フォワード

ベアリングを アウターレースに 入れて


イスズ フォワード

こちらの新品ベアリングを入れた時の アウターレース間の 高さを


ノギスで 測ってみると 「こんな感じ?」 です

イスズ フォワード

次に ノギスは 新品を測量した時の位置に 固定して


不良であろう? ベアリングとアウターレース間に 当ててみると


間隔は 「こんな感じ?」 です


ノギスとの 隙間が 開いて 分かると思いますが


この間隔の分だけ ローラーが 擦り減って 沈んだことになります


これだけ 違っていれば ベアリングの交換は 当然と思われます。


イスズ フォワード

ハブに 取り残された お役御免の アウターレースを取り替えます

イスズ フォワード

アウターレースを 外した状態です


イスズ フォワード

新しい アウターレースを入れる前に 



ペーパーで 挿入面を 整えておき

イスズ フォワード

新しい アウターレースを 


イスズ フォワード

ハンマーを使い 「変形するかも?」の かなり強いパワーで ぶち込んでやります


その位の やらないと 収まりませんので (笑)

イスズ フォワード

アウターレースの ぶち込みが 終われば


ベアリングに グリスを注入していきます


イスズ フォワード

「サッパリ」した ベアリングを グリス注入マシーンに セットして

イスズ フォワード

グリスが ベアリングの隙間から 溢れ出る様に してやれば

隅々まで行き渡りまして OK です  

イスズ フォワード 


グリスをたっぷりと 塗りたくったベアリングを ハブにセットしてやり

イスズ フォワード

ドラムの中の ホコリから 身を守る


ハブシールを

イスズ フォワード

ビシ!バシ! シールを打ち込んでやりますと



ハブ オーバーホールの 出来上がり

イスズ フォワード

フロントの タイヤドラムを 取付けて

イスズ フォワード

リヤの タイヤドラムも 付けまして

イスズ フォワード

アウターベアリングを入れて ナットを適度な 締め具合で 取付けます

イスズ フォワード

ブレーキライニングの クリアランス調整をして

エア抜き作業の後

リヤシャフトを入れてやれば 完成です

イスズ フォワード

イスズ フォワード

検査も無事終了して 納車となりました


====================================================


その昔


「途中の故障が 少ないように!」 とか 「故障する前に 交換しといて~!」とか


トラックに 限らず その他の車でも


ユーザー と 整備業者の間において


車検や 一般整備に 対する 思いは 共通するものが あったように思います


しかし

時代が 流れ行くにつれて


「悪い所だけ 換えといて~」 とか 「いけるんやったら そのままでええわ~」とか


「先取り整備」 から 「先延ばし整備」に 変化しているように感じます



形あるものは すべて寿命を迎えます


それぞれの 装置や部品などは 使用状態や 個体差によって 多少は変化するものの


ある程度の 周期をもって 故障や破損するものが ほとんどであります


たとえば 一般の電球ひとつ取り上げてみれば 分かりますように

「LEDランプは 普通の電球に比べて 〇〇倍の寿命です」


 などの うたい文句を 耳にした事が あると思います。


これは 何を意味するのか? ですが


メーカーは それぞれの 製品や部品に対して あらゆるテストを行った結果にもとづいて 発表しております


車の装置や部品にも 全く同じことが 言えるのです


自動車メーカーも 販売する 装置や部品に対しても この様なテストを行い


推奨交換部品の サイクルを 取説等に記載しております


それらを 考えて 


「リスク度 70~80%」の 段階で 交換 や オーバーホールをやってやれば 一番効率が良いと考えます




最近では いろんな「縁」があり 


ウチでの 整備歴が無い 車を 診る機会が 増えてきました。



その初めて診る車の整備歴を 確認する 方法が 「整備記録簿」なる物です


「整備記録簿」から 前回の車検時における 作業内容を 見てみると


「ブレーキ」 や 「ハブ」 の オーバーホールをしました!! と言う 


痕跡が 見当たらないのが 大半を占めます。



その反面
「エンジンオイル だけ」 替えました。 ハイ!おしまい


みたいな ものが 結構あります (悲)


こんな様な 始末で


「リスク度 90%以上?」の 箇所を抱えてる事が ほとんどで 


たまに「100%超?」もあります(笑)


電球 や センサー等の 電子部品は 「リスク度 100%超」でも


全然結構だと 考えます。


仮に 故障しても人体(他人も含)に 影響を及ぼす事が 極めて少ないと思うからです。


しかし タイヤ、ブレーキ、ハブ などは 一旦 トラブルを起こせば 


人体に影響を及ぼす可能性が 高いので 早めの 対策が必要となります。


そのあたりを 分かって頂けたらと 思うのです



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ボディーの修理をしよう!その② 【日産バネットトラック OEMボンゴ】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

前回のつづき

ボディー修理の


日産バネットトラック OEM ボンゴトラック です  


日産バネットトラック

リヤレールパネル と サイドレールパネルの 取り付け溶接が 終わると  


歪みの部分を パテを盛って 埋めておきます  

日産バネットトラック

パテが 十分に乾くまで待ってから   


パネルの表面が 滑らかで均一になるように


ペーパーで 研いでやります。


フロアパネルの表面が 「 凸凹 」 しているので


エアーサンダーは 使い物になりませんので


地道に 手作業で仕上げますが    


これが 結構 根気のいる 作業です   



日産バネットトラック

ペーパー掛けが 終われば


ペーパーで研いだ 細かいキズ消し、防錆効果と上塗りの 密着度を 上げるために


サフェーサーを 吹き付けてやります   


日産バネットトラック

ボディーの 裏側も しっかり ペイントしてやります

日産バネットトラック

サイドアオリの 無数のキズも パテで埋めてやり


表面が滑らかになるように ペーパーで仕上げてから


サフェーサーをペイントしてやります。

日産バネットトラック

ボディーを 乗せる前に 


シャシ回りを ブラックの 防錆塗装して 準備しておきます 


日産バネットトラック

ボディーの仕上げペイントを してから


シャシに 乗せると ロープの 縛り上げ作業に よって キズが 付くので


ボディーをシャシに乗せてから


仕上げペイントをしてやります

日産バネットトラック

車体に 荷台ボディーを 乗せて  


ペイントするのに 邪魔な アオリを 取っ払って


足付けを済ませて マスキングをしてやり


ペイントの準備が 完了です

日産バネットトラック

レールパネルを 仕上げペイントしていきます  



日産バネットトラック

外した アオリパネルも 仕上げの ペイントをしてやり  

日産バネットトラック

アオリのペイントが 乾けば


ボデーに取付て

日産バネットトラック

付属パーツの ランプや 配線類を組み付けたら


「キリッ!」 引き締まった感じになります  


日産バネットトラック

追突事故 の多くは


パネルの取替や 板金修理作業で ナンバープレートの取替や 取り外しが


必要になってきます


このトラックの ナンバープレートも かなり折れ曲がっていて  


修復不可能と 判断しましたので
 

車両を陸運局に 持ち込んで 同番号の 新たなナンバープレートを


取付 最封印作業となります

日産バネットトラック

新しいナンバープレートの取替も 終わり


リヤの アオリに ステッカーを取付れば


作業が 終了です  


日産バネットトラック

後日 無事納車となりました。


おしまい  


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ボディーの修理をしよう!その① 【日産バネットトラック OEMボンゴ】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


不幸にも 追突されて 突然の入庫の   


もみじマークが すてきな  


日産バネットトラック OEMボンゴトラック 車両です  



日産バネットトラック

右の 後ろに もぐりこんだ様に 


 「HIT」  しております  


日産バネットトラック

見た感じ   「地味~~」   です・・・・・  





乗用車も 同じですが


ドア や バンパーなどの 表面に位置する物だけが 


破損した場合は 損傷の 「大」 「小」 に関らず


取り替えれをすれば 用が達するものですが


その取付部分(骨格)にまで 歪みが 波及すると 


見た目は 大したことが 無くても 大修理に及ぶ事があります


これも そのような感じです


日産バネットトラック

「グイグイ」 押されて 行き詰ってます   


このように 幾つもの パネルが 重なり合った箇所は


強度的に 強い部分では ありますが


裏を返せば 


一旦 凹んだら 修理するのに 厄介な箇所でもあります
   

日産バネットトラック

では、修理作業の前に


ボディーの 泥や油汚れを しっかり スチームで洗い流してやります  

日産バネットトラック


板金で修理が 出来そうか 試そうと


引っ張ってみることに  

日産バネットトラック

レバーブロックを引っ掛けて


粗出しを してみます

日産バネットトラック

「グイ グイ」 引っ張ると 


パネルが 戻らず 車体が 引きずられて あきまへん。  


車が衝突した時の強さが 分かる時でもあります


何とか 強引に 引っ張って 板金修理をしてみても


仕上がりに 疑問が残りますので


レールパネルの 取替で修理を する事に決定です


日産バネットトラック

パネルを 取替るのに


荷台ボディーを浮かしてやらないと いけないので


作業性も考慮すると


いっそうの事、荷台を取っ払てから やります
 

日産バネットトラック

フェンダー や ランプ類など いらない物は 外しておき


フレームと 荷台ボディーの 連結部を はずして


日産バネットトラック

あっちも こっちも 配線類も はずして

日産バネットトラック

ボディーに ロープを通して   


ホイストで 吊り上げの 準備をします

日産バネットトラック

バランスを とりながら


慎重かつ 大胆に 


ホイストのスイッチを 「ON」に すると  


見事に 「空中遊泳?」   

日産バネットトラック

完全 「縁」が切れたら 車体を移動させて

日産バネットトラック

ホイストを操作して ボディーを 移動させます

日産バネットトラック

用意した ドラム缶に 乗せて


作業準備が 完了です

日産バネットトラック

場所は 結構とりますが


これで 車体の 邪魔するところが 無くなって


下に 潜り込めるので 大変やり易くなります  

日産バネットトラック

パネルスポットを 取っていきます

日産バネットトラック

このように 何十箇所もある スポットを


「ハンドパワー」で 切る離していきますが


結構 きつい作業で 疲れます   


日産バネットトラック

大部分は 「ハンドパワー」で 取り外しますが


場所に よっては


「ガスパワー」も 駆使して    


「トリャ~~ チェ~イ オンドリャ~」で 切断してやり


これは かなり楽しいものです

日産バネットトラック

「ガスパワー」の残骸です

日産バネットトラック

「ガスパワー」の お陰で


きれい?に 外れました


日産バネットトラック

右サイドレールパネルの 取替に必要な部分を


測っておきます

日産バネットトラック

元々の パネルを 生かすために


最小限に カットしておきます

日産バネットトラック

とりあえず カット作業は 終了しまして


見た目は  「ペラ ペラ」 に なりました

日産バネットトラック

新品部品の 必要な所だけを 「カット」 して 使います

日産バネットトラック

「カット」が 終われば


パネルを 溶接していきます

日産バネットトラック


チョウバンの位置によって アオリの 閉まり具合が かなり変わりますので


何度も アオリを 付けては 外し 付けては 外しを 繰り返し


前後 左右を見て 微調整を していき 


ハンドバイスで 仮取付して 位置を 決めます (これが 大変で 重要です)


日産バネットトラック

位置決めが 終われば


溶接をして 


そのあと パテで修正をして


レールパネルの取り付けが 完了です

日産バネットトラック


その後は


次回に つづく・・・・




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車検でトラック下回りのガタガタを修理しよう!その② 【日産アトラス OEMエルフ編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

 前回の下回り整備の   つづき で日産アトラス OEMエルフ

ダブルキャブ トラック車両です  


日産 アトラス

右の フロント サスペンション回りの 動作点検を してみますと  


ステアリング リンクレバーが ピンを軸にして 回転するのですが


回転と同時に 横方向に軸ズレを 起こす  「ガタ」  が有ることが 判明です





日産 アトラス

通常 この 「リンクレバー」 なる物は 


ハンドルを 右や 左に 回した時に   


その回転を 最終的に タイヤに 伝える為の 


「中継ポイント」の 役割を果たしており 重要な部品の 一つです  



「sst?」 で取り外します (笑)

日産 アトラス


外した 部品です

日産 アトラス

左 : 新品                               右  : 取り外し品
日産 アトラス

実は


エルフ (この場合はアトラスですが) フロント独立懸架サスの 車に 付いている


この 右リンクレバーは これが 初めての 取替経験ではなく


今まで 他の何台にも渡り 「ガタ」 があると言う事で 取替をしました


「ウイークポイント?」 部品です  


しかも、 理由は 分かりませんが  決まって 「右側」 だけです。 
 

日産 アトラス

なので 

今回は 「非分解」である 外したリンクレバーの 



原因を探って 見たいと思い 


「強引?」 に ばらしてみます。 


まずは、 手始めに ブーツから 取っ払ってみると


過度の 「泥」 や 「水」 が 浸入したようには 感じられませんので  

日産 アトラス

ピンの下を 確認して


「かしめ 封印」 されているのを  


無理やり 「タガネ」で 叩きめくりあげていきます   


日産 アトラス

「タガネの 力?」の 限界に達した所で 


「電気の 力?」 サンダーで 「めくり」の 仕上げを してやりますと

日産 アトラス

「非分解の 牙城?」を 突き破り 分解に成功です。  


各パーツを 取り出すと 


ピンが1本に ブッシュが2個に シムが1個 と言う


簡素な 部品構成です

日産 アトラス

ピンに ブッシュを はめ込んだ 状態です

日産 アトラス

目視や 触手で確認しても はっきりと分かりませんが


どうやら 潤滑不足を起こして ブラスチック製の ブッシュが擦り減り


「ガタ」が 発生しているようです


右側だけという問題については


想像するに


リンクレバーの 受ける力の向きは  右と左では 違います


右のリンクレバーは ドラックリンクからの力を 受けており


その力が 左のリンクレバーに比べて 無理な力が 多く掛かっているからだと思うのです。


それ以前に 

「コスト削減の弊害?」 このリンクレバーには グリスアップが 出来ません。  


グリスアップが 出来れば 簡単に長寿命が 望めると 思うのですが・・・


日産 アトラス

下回り整備の 最後は


「ウチの 定番?」 防錆塗装を やります。 


スポーツ新聞で マスキングを 済ませたら


いつもの如く シャシに 油性塗料を スプレーガンで 吹き付けてやります


日産 アトラス

外から 見える所は 黒光りすれば


車体が 一段と 輝き 映えます


日産 アトラス


普段 なかなか 目にしない 下回りも 塗ってやると すてきになります

日産 アトラス

ディーラーや 一般の整備工場の多くは


防錆塗装として 缶スプレーや 水性塗料を使用しておりますが


本来の目的である 「防錆力」 が弱く  仕上がりの艶も イマイチという事もあり


ウチでは 「油性塗料」で 吹き付けてやります。 


日産 アトラス

取り替えた 「リンクレバー」 周りにも 処理をしてやり

日産 アトラス

ホイール 黒く化粧を施し  


防錆塗装の完了です

日産 アトラス

車検の 下回り整備は すべて終わり


無事に納車となりました。 




===============================================




思いますに


その昔


下回りに代表される タイロッド、プロペラシャフト、キングピン、スプリングピン


はたまた エンジンのウォーターポンプや クラッチに至るまで


品質保持 や 長寿命を はかる為に 摺動部分には グリスアップが出来るように


ニップルが あちこちに 付けてありました。


このように 部品の材質や精度の 観点からすれば 成熟途上であった物を


グリスアップで 補う事が出来るようにと  


知恵や工夫が それらの部品に 盛り込まれておりました。


本来は 成熟された品質の良い部品に 培った知恵や工夫を盛り込めば


さらなる 長寿命の良い部品が 出来上がると思うのです



しかし 現状では 科学や経済の 発展とともに 部品の品質は 向上しましたけど


品質維持をする 知恵や工夫などが 「コスト削減」の名の下、 犠牲になり


組み立て時に グリスを注入して 密閉し 


潤滑不足になれば 「はい!」交換です って


結果を 見てみれば 削減しただけの事が 


「それなり?」 になって 表面化してきている様に 思います




手作業の整備も 同じ事で 



「コスト削減」すると 「それなり?」の 結果が待っていると 思うのです





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車検でトラック下回りのガタガタを修理しよう!その① 【日産アトラス OEMエルフ編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


車検で入庫の 日産アトラス OEMエルフ


ダブルキャブ トラックの 仕事車です  



日産 アトラス

早速

下回りの 点検整備に はいっていきます。


まず フロントタイヤを 外しますと 


日産 アトラス

タイヤの磨耗による使用限界を 知らせる 「スリップサイン」が出て



その上 「肩ベリで 変磨耗」も起こして 大変危険な状態です  


100%使い切った様なので 取り替えます

日産 アトラス

日産 アトラス



トラックタイヤは 


乗用車用タイヤと 比べて 同じ位の 大きさに見えても


荷物を積載した重量に 耐えるように 出来ているので


タイヤの肉厚が 「太く」 「硬く」 


なんせ 外しにくいんです

日産 アトラス

フロントタイヤを 入替まして


リヤの ドラムハブを 抜いて


ブレーキ回り に移ります


リヤシャフトを 取って 


ハブシールから ロックナット ハブベアリング を 外して

日産 アトラス

タイヤドラムごと 抜きに 掛かるため


「引き抜き名人?」 のドーリーで タイヤを 抱えてやって

日産 アトラス

「こちょ こちょ」 やって抜いてやります

日産 アトラス

去年に ベアリングの オーバーホールを やっているので


グリスは まだまだ 綺麗な状態で 詰め替えは 必要なさそうなのですが


消耗部品の ハブシールだけは 「くたびれて」 いるので 交換しておきます 

日産 アトラス

日産 アトラス



ハブに 新品シールを 打ち込んでやる時に


シールが あっちこっち 逃げて これが結構 入れにいんです  


そう思って 強く シール打ち付けると 


傷めて 使い物にならない事が よく有りますので


慎重に 入れ込んでやります  


日産 アトラス

ドラムハブを 外した所で

下回りの スチーム洗車を してやります




ウチの所では 

ブレーキ回りの オーバーホール や 防錆塗装する時は


ドラムハブを外し 車体をリフトアップして スチーム洗浄を してやります


こうして 洗浄してやりますと シャシ回りの 中や裏は 勿論ですが


ブレーキ回りの 隅々まで 洗浄が出来て 綺麗に仕上がります 

日産 アトラス

スチーム洗浄が 終わりまして


ブレーキシュー ホイルシリンダーピストンを 「バラシ」て


ブレーキの オーバーホールを やっていきます

日産 アトラス

ホイルシリンダーの 内面を 点検してみると 


問題の有りそうな 「サビ」 や 「腐食」がなく


良い状態に保っています




仮に ブレーキオイルの 漏れが無いからと言って  オーバーホールをせずに


オイルの入替だけを 数年、繰り返していると


とり返しの つかない 「サビ」 や 「腐食」が 発生する 場合が多く見受けられます


そうなると、シリンダーアッセン (まるごと) の 交換になるので


いっきに 「前輪分 交換?」 「大出費?」 になった ケースを 何度も見てきましたので


定期的な オーバーホールを 強くお勧めします


日産 アトラス

ホイルシリンダーの内面を 「ホーニング」で 整えてやり


きれいに しておきます

日産 アトラス

シリンダーピストン や その他の 「パーツ」達も

汚れや 油分などを 洗い落としておきます

日産 アトラス

日産 アトラス

ブレーキを 組んでやります

日産 アトラス


次に フロントの 足回りです


良く見ますと 「酷使した証?」 で 


タイロッドの ブーツが破れて 「アウチ」です  

日産 アトラス

破れたブーツを 

部品問い合わせしたところ

「ブーツだけの 部品供給は されてませんので タイロッドのアッセン交換になります・・・・」



ブーツの交換だけで いけるのに・・・あえなく撃沈です 

 
日産 アトラス


ほんでもって sstを 使って 

日産 アトラス

外して やりまして

日産 アトラス

「サッサッ」と 取り替えてやります。

日産 アトラス


まだある? 下回りの整備は


次回に つづく・・・




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バスに インバーターエアコン!?改造取付!【三菱バス エアロミディ編】東大阪 《車の車検・トラックの修理》

朝一番に メールチェックをしてみたら


「ネットを 見てメールさせていただきました。 弊社は キャンピングカーの 商材を開発、製作、販売を

 していまして・・・・

 とあるユーザー様から エアコンの取付依頼を受けまして 御社に取付作業をお願いしたいのですが・・・・ 」



と言う内容の メールに


「電話で 詳しく お話を伺いたいのですが・・・・ 」の返信メールしたところ


30秒後 電話が  「りりりーーン」 と鳴り (メチャ早ッ) 


「返信ありがとう ございます・・・・・作業内容は・・・ 他の業者との 共同作業で・・・・」




「別に いいですよ」 と答えると



「今から 行きます って言いますか  実は もうすでに そちらに向かって 走っておりますので

 よろしく おねがいします」



なかば 「問答無用依頼?」 (笑) 


急遽、入庫した 三菱ふそうバス エアロミディ です

エアロミディ

早速、バスを リフトアップして  

依頼主様である キャンピングカーの商材を 扱っている社長様をはじめ

他の 取付業者との 打ち合わせが 始まり

「異業種との コラボ大作戦?」  の様相です

エアロミディ

室内を 見渡すと

普通の乗り合い バス ですが

座席の頭上に 見られるはずの エアコン吹き出し口が 見当たりません。


エアロミディ

冷房装備の無い このバスに 取付ける


エアコンパーツ達ですが


まずは この案件の 主力部品でもある


「家庭用 インバーターエアコン」 の室外機

エアロミディ

梱包されていますが 「室内機」 です

エアロミディ

「メイド イン 洋物?」 の スイッチングリレー


エアロミディ

「充電器?」


エアロミディ

「充電逆流防止リレーなる物?」

エアロミディ

よくできた 「設計図?」 

エアロミディ


こんな 感じで 取付けていきます   


まずは 既存の バッテリーケースから


乗車室内に 設置する 新設バッテリーの 


配線を 取り回す 作業をします

エアロミディ

バスの下回りに バッテリーケーブルを引き


床に 穴を明けて 室内に 取り込んでやります


エアロミディ

エアロミディ

2人掛けシートを 2列分とっぱらって


シートの下に来るよう バッテリー と インバーターを 配置して


先ほど 既存バッテリーから 取り回した ケーブルと 結線しておきます


エアロミディ

結構 重量も 寸法的にも 「デカ」い  

エアコン室外機を どの辺りに 取付けるか 検討してみると 

ちょうど エンジン付近に すんなり収まりそうな スペースが あるので

取付ブラケットを 溶接していきます

エアロミディ

エアロミディ

前後のブラケットの間に 室外機が 収まります

エアロミディ

エアロミディ

エアコンの ガス配管も 準備しておいて

エアロミディ

室外機を ミッションジャッキに 乗せて

エアロミディ

さすがに この重量では

「人力」による作業は 不可能です

ミッションジャッキが 大活躍

エアロミディ

上下 左右 1センチ単位で 移動調整して


予定通り 「ピッタリ」 収まりました  


エアロミディ

はじめから 付いていた かのように すっきりです

エアロミディ

室内機は 後ろの ガラスに 貼り付ける様に

ブラッケットを加工して

エアロミディ

この様に しました

エアロミディ

最後部座席の 後ろの デッドスペースに リレーボックスを 配置します

これで 取付作業が 終わり

エアコンの 真空引きをして ガス循環を させれば 完了です  

エアロミディ

エアコンの スイッチを入れて テスト 運転です


室内機の ファンが 回りだし 冷たい風が 出てきます。 


なんだか 自動車バッテリーだけで 動かしていると思うと


不思議な 感じが します


とりあえず 動きましたので 一安心ですが





サブバッテリーの放電状態を 確認してみると


12V 以上あった数値が


エアロミディ

数を かぞえる様に 0.01vづつ 電圧が 下がっていきます。


それでも 45分ほどの 


テスト運転では 止まる事なく 運転していましたので


恐らく 1時間程度は サブバッテリーのみで いける模様です 


エアロミディ



駐停車していて 周囲に エンジン音などの 騒音発生が気になる 場所では


近くに家庭用 100V電源があれば そこから電気をとって エアコンを作動させる事が出来るように


外部接続コンセントも 兼ね備えております


このシステムは キャンピングカーで行われていると 同じで


エンジンを 切っている時に エアコンを作動させる場合は オルタの充電機能が 働きませんので


メインバッテリーの 電源供給をシャットアウトさせて


バッテリー容量が無くなり エンジンが 始動出来なくなるのを 防いでやり


サブバッリー 又は 外部電源でエアコンを 運転させてます。


よくできた システム です


エアロミディ

下回りの 最終チェックを して 

完了です

エアロミディ

延べ 5日間の作業で ありましたが

無事に 終わり 「ホッ」と しました。



====================================================


思いますに


改造 や 修理 は 


作業が終わって 客観的に見たり 第三者が 見ると 


簡単そうに 見えてしまいがちです


よく このパーツを  「取付けて~」  という 問い合わせを受けてきました


その度に 概算で  「だいたい この位 掛かりますけど」  と答えると


「え~ そんなに掛かるの~」 と言われる事が 多く有りました




たいていの 後付けパーツは もともと  「その場所に そのパーツ」  を 


あらかじめ 「取付を想定」 して 準備されていないからです



「取付」 と 一言で 片付けられますが


取付パーツの 「必要な条件」 を クリヤさせる検討に 時間が 掛かります


 「美観」 「利便性」 「寸法」 「重量」 「耐震」 「耐熱」 「強度」 「角度」   等々を


勘案して 「取付をイメージ」 します  (これが とても重要です)


この目に 見えない過程を 分かっていただけたら と思います。


パーツの取付は 「深い~ん」 です





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排ガスマフラーで ずっと乗りましょう! 【日産 アトラストラック編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


継続車検を 受けるべく


排ガス対策装置を 取り付けて


「延命措置?」 を 図る 日産アトラス トラックです  



アトラス

「府知事の 一声」 で はじまった


排ガス不適合 車両において



 「通過は OK!」  「停車&駐車 は ダメよ!」 の 


ちょいと 変わった条例に 降り回されて はや 数年が経ちます。


貨物車両には 指定された ステッカーの 貼り付けが 義務化され


適合車両は ブルーのステッカーで 


執行猶予車両は グリーンのステッカーです


猶予のリミットを 迎えた 「アウトの車両」 です  

アトラス

早速 リフトアップして  


マフラー回りの 状態を 確認して


取付位置の 検討に入ります   


アトラス

排ガスマフラーを はじめ 各部材は 御覧の通り

アトラス

車両の 寸法に合わせて 排ガスマフラーは 製作されていないので


位置決め、取り回しを 

考えてからの 作業ですので 結構 時間が掛かります  

アトラス

検討を 済ませて


既存の マフラーを 取り外します  

アトラス

降ろした マフラーの パイプ部分を

利用しますので

切り落とします  

アトラス
アトラス
切り落とした 状態です


パイプのみ 利用して


サイレンサーは 使いません

アトラス

本体の 取付ブラケットを 作成して


仮に 吊り下げて


パイプを 溶接するために 


向きを 確認しておきます


アトラス

アトラス

後ろからも 確認します

アトラス

マフラーの 触媒は この様に  


細かい 「蜂の巣」 です  


アトラス

この様に 高低、左右の バランスを みて


取り付ける既存の パイプの曲がりを 考慮して


前後に 溶接取付 を していきます

アトラス

溶接が 終われば 


パイプに 「化粧」 「防錆」 の意味も込めて


シルバーの 耐熱ペイントを して 


マフラーの 本体取付は 終わります

アトラス

溶接取付が 終われば


次に マフラー作動を 確認制御する


コンピューターモニター関係の


電気配線 作業を していきます

アトラス

配線も 本体取付と 同じで


「ココに 通します」 といった 決められたものが ないので


いろんな 条件を クリアさせながら きめてやります   

アトラス

何とか うまく室内に 配線を 引き込めましたが


サービスホールの 隙間を 埋める事に

暫しの 「熟考」 です  

アトラス

なんとか なりそうな 「デッドストック?」 を 見つけて

合わせて みると 

アトラス

きれいに 収まりました  

デッドストックも たまには 役に立ちます (笑)


しかし ウチには 30年以上前の物から 色々ありますが

このように 世のお役に立てたのは 

ほんの 一握り (涙)

アトラス

室内に 引き込み問題も解決したので


コンピューターモニターを 取付けるのに


コラムカバーを 外して



アトラス

電源を イグニッションキースイッチから 取り出して準備します


アトラス

これが モニターです

アトラス
コンピューターモニターを 取付


黄色と緑色の ランプの動作確認を して


すべての 取付作業が 終了です
アトラス

登録手続きの為


陸運局に 向かいます


道中では 装置に 何の問題もなく 「グッド!」です  


検査ラインで 大型トラックの 後だったので


20分ぐらい 待たされまして   

アトラス

アトラスの 確認は 1分少々  


車検証の 記載も 終わり


お客様に 無事納車できました  



おしまい  



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ハブベアリング オーバーホールしよう!【三菱キャンター編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


車検で 入庫しました アルミバン キャンター車両です  


ボディに 傷が 全くない 極上トラックです

キャンター

ハブ&ブレーキの


中身も 極上に 仕上げてやります 

キャンター

まずは ドラムハブを スッポリ抜いてやり


ブレーキを 裸にして  

キャンター

点検です  


ライニンングの厚みも 良好で  
 

ホイルシリンダーにも 漏れは ありませんが


オーバーホールしてやります

キャンター

抜きたての ハブです  

キャンター

ハブシールを 取りますと


結構 グリスが 汚れているのが 分かると思います 

キャンター

ベアリングも見ますと こんな感じです

キャンター

個人差は ありますが


これを見て いい気分は しないと思います   

キャンター

ベアリング達を 洗い場に 入れて  

キャンター

洗浄剤で 隅々まで グリスを 洗い流してやり

キャンター

こんな風に グリスが 落ちますので

キャンター

ベアリングの ローラーの 「キズ」 や 「腐食」を チェックして  


キャンター

「すすぎ」 に移ります


「大型食器洗い機?」で 手洗いだけでは 落し切れない 汚れ や 油分まで


洗い流して やります。


 これが なかなか いい仕事 を しよります  

キャンター

カゴ の中に 部品達を 入れ


温水スチームで 待つこと 5分間

キャンター

完全に 古いグリスが 取れて 


油分も ありません


キャンター


すっかり いい感じに 仕上がりました  (ここまで するのが 大事です)



続いて ホイルシリンダの ピストンを 抜いて

キャンター

ベアリング同様に 洗浄


キャンター

キャンター

きれいに なった ホイルシリンダーパーツ達

キャンター

くたびれた ホイルシリンダーカップの 廃棄部品 です

キャンター

役目を 終えた ハブシール です


キャンター

グリスを 手作業で ローラーの隙間に 入れると


どうしても 注入不足が 起こり
 

後々の トラブルの 原因に なる事が ありますので


ウチ では 「グリス 注入マシン?」 を 使います



キャンター

洗浄した ハブベアリングを マシン に セットして


ローラーの 中から 注入してやることで


ベアリングの隅々まで グリスが 行き渡ります

キャンター

ベアリングの 入る ハブ側も きれいに してやってから

 
キャンター

グリス注入 したてのベアリング を いれてやります

キャンター

ベアリングを ハブにセットして 


キャンター

ABSの ギヤを 傷つかせないように 気を配りながら


新品の ハブシールを 打ち込みます


これで ハブベアリング オーバーホールが 終わりです

キャンター

汚れた バックプレートも

キャンター

きれいに してやります

キャンター

ホイルシリンダーを組み


ブレーキシューを取り付け

キャンター

「ブレーキオイル 入替マシーン」を 使います

キャンター

オイルタンクに セットして 


オイルを 圧送してやりますので


エアが きっちり 抜けて 「出来るヤツ」 です


キャンター

エア抜きが 終わると


ドラムハブを 抱きかかえて 組み込んでやります

キャンター

組み込んだ 後に


ブレーキ調整をして 「引きずりの有無や 効き具合みて


オイル漏れが ないか 確認して 


完了です

キャンター


思いますに


その昔 「丁稚時代?」 に


先代から オーバーホールは 「こう するんや!」 と教えられ 


ハブオーバーホールと言えば 


この様にするのが 当たり前だと 思っておりました。



が しかし 


とある日


何かの 用事で


某トラックディーラーに 立ち寄った時に


何気なく 車検整備の風景を 見ていたら 


「かなり汚れたベアリング」の 上っ面のグリス だけを ペーパーで ふき取り


汚れが タップリ残った その上っ面に 


新しいグリスをベアリングに 塗って ハブに 収めて 「ハイ !おしまい」


みたいな やり方を 見たときに 愕然としました。


こんなやり方で 


「ハブ オーバーホールしました!」  「ベアリング グリス を 詰め替えました!」 と


 いっぱしの 説明 や 請求を ユーザーに いていたの かと思うと 悲しくなります。


言うならば

「ハブ オーバーホールしました かも?」  「ベアリング グリスを 詰め替えました かも?」 です




確かに ハブベアリング オーバーホール は 幾つかの工程が あるので


「時間」 や 「手間」 が掛かります


手作業の 介入が入る以上、「速く」 「完全に」 「低料金で」 では 無理な話です。


年々 ユーザーが 「価格に敏感?」に なっている事を 思えば


ディーラーも そこまで やってられない のが 現状かも?



これもどうかと 思います。





おしまい  




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車検で 下回りの防錆で美黒に?! 【三菱 ファイター編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


車検で 入庫しました  


ファイター

三菱 ファイター 

外装も 綺麗で 大切に乗っておられるのが 分かります



迫力満点 

ドデカイ エンジンを 搭載しており

パワフル マシーン   

ファイター

車検入庫なので


ウチの 「定番メニュー?」 の


ブレーキ & 防錆塗装 を はじめます



まずは タイヤドラムを外したら


早速 


「危機一髪」を 発見 


ファイター

リヤの 仲良く抱き合わせている 


ダブルタイヤの サイドウォールに


「亀裂」が・・・ (恐)


ファイター

良く見掛ける 「シワ ヒビ」 から 拡大した模様  


不思議にも 「パンク」は しておりませんが 


これは 問答無用で 交換です  




「シワ ヒビ」を 確認したら


「エア漏れが 無いから」 とか

「溝が 十分に 残っているから」 とかで 


交換の先延ばしをすれば  どれだけ危険だか よくわかります  



ファイター

ほんでもって


ドラムを 外した ブレーキです


一年分の 「アカ?」が 溜まっています




ハブベアリングに 水や ホコリの浸入を防ぐ保護カバーを 被せて


洗車の準備に はいります

ファイター

車体の 下に入り


洗ってやります  


ファイター

洗い終われば

ブレーキも 「べっぴんさん」 に なります  

ファイター




防錆塗装の準備です




スポーツ新聞で マスキングを してやります





マスキングが 終われば 塗装に はいります


ひたすら 


「上から」 「下から」 「斜めから」 ガンで 吹き付けます


ファイター

フレーム や リーフ


ドラックリンクに 至るまで

ファイター

デフ周りも 黒光り


ファイター


フューエルタンク や サイドガードまで 



これで すっかり 「美黒」 に  

ファイター

もちろん


ホイルシリンダーパーツを バラシ


洗浄液に 漬け込み



ファイター
オーバーホールで リフッレッシュです  

ファイター

ドラムを 挿入して


調整してやって 完成です


ファイター

 
1年間 無事で 使って おくんなはれ  


おしまい




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車検で ブレーキの リフレッシュ!!【エルフ トラック編】  東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


車検で入庫の ユニック付 エルフ トラックです


ロング ワイドボディ 「力自慢」 の3t積


エルフ トラック

後姿も 反射板が光り 「セクシー?」


エルフ トラック

年間走行距離は 5,000km程度と


「仕事車」 にしては 極端に少ないですが


トラックの整備は 「ブレーキが命」


早速 作業の開始


リヤの ドラム タイヤの バラシです


長~い  リヤ シャフトを抜き

エルフ トラック

オイルシール  ロックナット


エルフ トラック

ハブベアリングを取ると

エルフ トラック

リヤのタイヤ 2本付いたままを


ドーリーで抱えて


エルフ トラック

インナーベアリングに 気をぐばりながら


他も 多少 「こちょ こちょ」して


「繊細かつ 強引に?」

エルフ トラック

そうすると 抜けます

エルフ トラック

続きまして

フロント側です

エルフ トラック

リヤ同様 アウターベアリングを取り


エルフ トラック

「もそもそ こちょこちょ」 して 

エルフ トラック

抜き取ります

エルフ トラック

ブレーキ廻りを バラシ

エルフ トラック

ライニングを

エルフ トラック



ブレーキオイルの 漏れは 無いですが


低走行の為 通常2年のところを 3年ごとに オーバーホールをしても


シリンダーのピストンを 抜きますと 「サビ」で 酷くやられています


ブレーキオイルの 「吸湿性」 恐るべしです



エルフ トラック

分解した部品を 洗浄し 


サビた 所は ペーパーがけ で 仕上げます


エルフ トラック

洗浄した ブレーキパーツ達

エルフ トラック

ブレーキの油圧を 受け止める ピストンカップ部品

エルフ トラック

ピストンに組みます

エルフ トラック

ピストンを挿入する シリンダーも


「サビ」に やられています


エルフ トラック

シリンダーの 内面の サビ や キズ を


取るために ホーニングを してやり

エルフ トラック

すっかり 「美肌?」 に生まれ変わった シリンダーです

エルフ トラック

ピストンを 入れて


ライニングシューを組む前に グリスアップを してやります

エルフ トラック

ライニングシューを組み

エルフ トラック

エア抜きをして 

ひとまず ブレーキの完成

エルフ トラック

ライニングシューの 「アタリ」 を良くするのに


サビや汚れた ドラムの 内面も ペーパーで磨いてやります

エルフ トラック

きれいになった ドラム面

エルフ トラック

タイヤドラムを取付


ブレーキクリアランス調整をして


踏み代と 漏れを確認して 終了

エルフ トラック

車検も合格して

無事納車となりました

エルフ トラック

思いますに


車両に 多数装着されている 油圧シリンダー達は


検査における点検では 漏れの確認 のみで


シリンダー内部における トラブル要因の


 「サビ 腐食 キズ ets」 は


車検の合格基準とは なんら関係無いのが 事実で


オーバーホール作業を前提とした バラシで ピストンを抜いて 初めて判明するものばかりです


これこそ 車検制度における  「重大な問題の象徴」です


というのも


国の検査における 良否の判定基準 なるものは 単に漏れが 有るか無いか それのみです


要するに 漏れなければ 「危険度 99%」でも 何年経過していても 放置プレーで OK と言う事です 


しかしながら 


この車のメーカーが推奨する 交換サイクルは 


走行距離に応じて 「2年又は3年で オーバーホールしてください」 です


自動車メーカーの 長年に渡る 


調査や経験から生まれる 結果を 対応年数に 表しているのに


国の 対応や指導体制は これを完全に無視した形で進んでいます


車検証の 裏に 書いてある文章を 読んでもらえば 分かりますが


ユーザー自身の 「自己判断 自己責任」 を示す内容が・・・・



近年 その制度にすっかり はまり込んだ 「ユーザー」は


「漏れてないなら!!」 「検査基準を満たしてるなら!!」 と 安心し


整備をしないで 「安さを求め」 「リスク軽減を放棄」 の流れになっているのが実態です




確かに オーバーホールは 「時間」「手間」「価格」が掛かりますが


懐ぐあいの 許す限り 見えないところに リフレッシュを!!
 


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パワーゲート オイル漏れ修理   【イスズ エルフ編】   東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は


何の前触れもなく 突然の来店 イスズ エルフ車両です  


エルフ パワーゲート

オーナー様 曰く


「半年前から パワーゲートからオイル漏れを起こしていて
 
 その都度 近くの 〇〇〇〇自動車に見てもらってたのですが

 どうやら 

 オイルの補充だけの対応修理しか やってなくて

 1ヶ月くらい前から オイル漏れが ひどくなり

 仕事途中で 止まったり  突然、ゲートが落下して事故を 起こしたらたら危ない事もあり

 こちらで ちゃんと漏れ修理をやってくれそうなので 持ってきたんです」



エルフ パワーゲート

と言う ありがたい言葉をいただきまして



早速、点検修理の開始です  


まず、パワーゲート シリンダーの カバーを取り外してみると


いきなり 漏れて溜まっていた  


オイルが 「ドボドボー」 と垂れて


防波堤の決壊です  


エルフ パワーゲート

エルフ パワーゲート

エルフ パワーゲート

シリンダーから 漏れているのが すぐに判りますので


シリンダーの取り外し作業をやります。


特種工具の 「油圧の力」を借り


伸びたシリンダーを 縮めてやります


エルフ パワーゲート

最短になるまで 「グイグイ」 いきます

エルフ パワーゲート

「シリンダーには シリンダーを」です


エルフ パワーゲート

押し込めば 

オイルが さらに 出てきます

エルフ パワーゲート

完全に 押し込んで 

短くなったシリンダーを ずらして

抜きに掛かります

エルフ パワーゲート

抜き取った シリンダーです

エルフ パワーゲート

シールが ちぎれて


劣化を物語っております



シリンダーから プッシュロッドを 抜いて

エルフ パワーゲート

シリンダーの中 です


奥までは はっきり分かりませんが


ロッドの状態から みて 


大丈夫と 判断

エルフ パワーゲート

シリンダー ロッド を 洗浄します

エルフ パワーゲート

仕上げに 


車の修理屋版  「大型 食器洗い機?」 で温水スチームをして


細部に渡り 汚れ 油分を 取り除きます


エルフ パワーゲート

エルフ パワーゲート


(上:新品 シール)

エルフ パワーゲート

シリンダーを組み上げます

エルフ パワーゲート

組み上がったシリンダーを


車体に取付ます


エルフ パワーゲート

オイルを入れ 

エア抜きをして

エルフ パワーゲート

上昇、下降の 動作を確認

エルフ パワーゲート

オイル漏れの確認もします


一先ず 「OK」


ですが

エルフ パワーゲート


シリンダーに負荷が掛かるように  


扉の開いた状態で 一晩  


放置プレーします


エルフ パワーゲート

一晩たって オイル漏れが 無いことを確認して

作業終了です  

エルフ パワーゲート

無事 オーナー様の所へ旅立って行かれました  




思いますに


ブレーキも そうですが

油圧で作動させる 装置が

オイル漏れを起こしてるのに

「漏れた分だけ補充」 の対応は

どうかと?  


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ハブベアリング 事故防止修理? マツダタイタントラック   東大阪 《車の車検・トラックの修理》

ある ご縁があり   車検の為 初めて預かりました 4tタイタン ダンプトラックです  


随分 「破天荒」 に使いこなされ  ヘコミや サビ も 気にしません


これぞ 仕事の車  「ザ・トラック」   







バラシの 前に 一年分の 「アカ?」 が 半端ないですので 


スチーム洗車をして リフトアップ です   


タイタン トラック


洗車が 終了して タイヤドラムを 外して 


トラック整備の 「生命線」 ブレーキ&ハブ 廻りの点検です


タイタン トラック

ハブを分解して


ドラムハブに 目をやりますと


「ココは 洞窟?」  「今まで バブ ばらしてない?」  



もう グリスとしての 性能が 発揮できません



このまま 放置プレイ すれば 「ベアリング焼きつき?」 → 「最悪 脱輪するかも?」

  

タイタン トラック

ブレーキライニングも  「アタリの不良痕」  が くっきり



ドラムの内面も 「ガサガザ」 で 肌荒れしています




抜きたての ベアリングは 美味しそうな  「チョコレート フォンジュ?」 


と 思えば 何とも無いですが


さすがに 思えません

タイタン トラック

早速 お客さまに 連絡

「ハブ&ブレーキを バラシした状態の事ですが・・・・・・」



お客さま  「それやったら 危ないから ちゃんと 修理しておいてー」 


と 了解を頂き


作業に取り掛かります

タイタン トラック

「チョコレート」 ベアリング 


ローラーの中まで 入り込んだ 「汚れたグリス」を 


油分が 無くなるまで 取り除き 洗浄してやります

タイタン トラック

洗浄したら

ベアリング グリスを しっかり注入


タイタン トラック



表面の荒れた 「アタリ」 の悪い ライニング を取り外し


打ち替えます

タイタン トラック


タイタントラック

タイタン トラック


打ち替えた ライニングは 見るからに 「食いつく」 感じです



ライニングの取替 だけでは ブレーキの性能を 十分に発揮 出来ませんので


荒れている果てた    「ドラムを 研磨」  して 性能アップ です


ハブに ベアリングを 入れて シールを 組み付けて 


ハブ オーバーホールの完成


他の 整備も終了し・・・ 無事 納車です




納車時に  作業内容の 写真を 


お客さまに 見せたところ

「えっーー こんなにー  この写真みたら 今 やっといて正解やな・・・」 


「いやいや~  全然 遅いぐらいですわー」 って 冗談まじりに 返しましたが (本当の事です)


タイタン トラック


他の トラックでも 


はじめて 「ハブ バラシ」を させて頂く場合


たいてい  ベアリングの状態は    「ゲッ」  です 


今まで いろんな事情が あったようですが・・・・・



外観は 荒れていても   中身が  「肝心」  だと思うのです


「時間」 と 「お金」は 掛かりますが 「安心」「安全」の   


「ハブ フルオーバーホール」 を おすすめ いたします



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クラッチオーバーホール修理 三菱キャンター  東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は 「ネットを見た」 と言う お客様 ですが


電話が リリリリーーーン と鳴り  


電話にでると


お客さま曰く

「メーター内の 黄色の 警告ランプが 点灯して 1ヶ月ほど 経つのですが
 
 取り扱い説明書を 見ると クラッチの 不良だと言う事らしいから

 修理をしてほしい」 


と言う依頼です


日程の打ち合わせ後
      ・
      ・
      ・
キャンター車両を 引き取って  「いざ 走行開始!」  


「うゎっ  かなり 滑ってるぅ  無事に工場まで行けるかな?」 

警告ランプが点いてから だいぶ時間がたっているので 

クラッチが かなり ヤバイ状態    
          ・
          ・
          ・

どうにか こうにか 工場へ
 

早速 クラッチオーバーホール 作業にかかります。


「こちょ こちょ ネジネジ」 で ミッションを 降ろします  


キャンター ミッション クラッチ

ミッションハウジングの 内側は クラッチの削れた 粉が いっぱい積もって


見るからに 「クラッチ 減ってます~」 


キャンター ミッション クラッチ

クラッチカバーを 押し込む 「赤いジャバラの 腹巻」 が パワーシリンダー

このシリンダーも かなり くたびれて いるようです  

キャンター ミッション クラッチ

クラッチ板に 目をやると 「むっちゃ 減ってるやん」 です


クラッチの スリット (限界を示す溝)が 消えて無くなり  


リベットの 原型が かすんで見える程度に   「かなり危険」 


もう少しで クラッチ板が めくれあがり 


大きなトラブルになる 手前です 





そうなると 「やっぱり」です

プレッシャープレートの 表面が 「指紋の跡?」  

焼け削れ  波うってる状態


キャンター ミッション クラッチ

フライホイール も クラッチ板の リベットで 削れ 


触らずして 歪が わかります


キャンター ミッション クラッチ


二本線が 円周上に くっきり  


このままで 新しいクラッチ板と 組み合わせると


危険なので 

キャンター ミッション クラッチ

研磨加工をして 表面の 歪をとります

こうする ことで  

クラッチの 「キレ」 「滑り」 「シャクり」 等の トラブルを 防ぎます



キャンター ミッション クラッチ

ベアリングも 当然 取替

フライホールを エンジン後部に 取り付け


キャンター ミッション クラッチ

ミッションハウジング内 を清掃し


新品の パワーシリンダを 組み付け



ミッション本体を

車両に 「こちょ こちょ ネジネジ」 して 取付終了  


キャンター ミッション クラッチ

試運転をして 「キレ」 「滑り」 「シャクリ」 を確認


これで 「良し」  


無事に 納車となりました。




今回の様に 警告ランプが点灯した場合は 当然ですが

何か 不具合を感じたら 故障を示す サイン。

放置をすれば 重大事故に繋がる 場合もありますので

お気をつけ あそばせ!!



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DPFフィルター取替 トラック用?建機用?  東大阪 《車の車検・トラックの修理》

電話が リリリリーーーン と鳴り  



電話にでると



何処から 聞きつけて きたのか 分かりませんが


「DPFを 取り扱っていますよね  
 
 実は  建設機械 (掘削機械車両 ユンボ車両) に付いてる 

 DPFを 取替えたいんだけど 入手 出来るかな?」



「トラック用の DPF でしたら 入手できますが 
 
 サイズ さえ 合えば取付 出来るかもですね

 まず 確認する 必要が ありますので・・・」    と言う事で 



お客 様の所へ ・・・・ 


 現場に到着し 早速 車両の確認


なんじゃ このマフラー  「メチャ メチャ  デカイやん」  です  



それも そのはず 排気量は 30,000cc や 50,000cc etc


縦型の マフラーを分割 すると


みごとに 溶損した DPF




早めの 定期的な 「点検」 「清掃」をすれば ここまでは・・・・・ 




感心しながらも


よく観察するうちに 「トラック用 DPFで いけるかも?」 と思い


縦 横 直径の寸法 その他の 情報など メモを 取ります


DPFフィルター

DPFフィルター

DPFの 表面が 黒くなれば 溶損と ともに排気ガスの 圧力や熱で パラパラと 欠けていき

 「役立たず」  になるようです。 (世の お父さんに似てます)




下の写真は 別の車両から取り外した DPFを 縦にカットした 物です

縦に「スス」が蓄積して しまいに・・・・  



DPFフィルター

控えた サイズを基に 調べた結果


多少 加工は 必要であるが


同じ大きさの物が入手できることを 


お客 様に 連絡したところ


「よかったー すぐに手配して」 との 返事

 
DPFフィルター

DPF 入手後  即 「取替」となり 一件落着  




よくよく 考えてみますところ

建設機械のエンジンは 大概のところ 

自動車のトラックメーカーが 製造した物を 積んでいるので

DPFも 合う場合が多いはずだと 気づきました 

「何事も 体験 経験 挑戦」が スキルアップに つながると思います。


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ヒーターコア修理 水漏れ?  トヨタ ダイナ トラック  東大阪 《車の車検・トラックの修理》

電話が リリリリーーーン となり  



電話にでると


車両改造メーカー の 車両担当の方 からで

「フロントパネルに エンブレムを 取付ようと ドリルで穴を明けたところ 

 赤い液体が 出てきたので 見てほしい」


ということで

至急 現場に直行です  
      ・
      ・
      ・
      ・
車両を確認してみると フロントパネルに穴が明けられ

確かに赤い液体が あちら こちら から 伝って漏れていました。

まさしく エンジン冷却水のクーラントでした


外からは 確認が出来ませんが
 

「どうやら ヒーターコアの何処かに穴を明けてしまった事でクーラントが漏れている」

と容易に察しがついたので 早速 バラシ に 取り掛かります。 


まずは メーターパネル を 取り外し

トヨタ ダイナ




センターコンソール周りの シガライターにはじまり 灰皿 エアコン操作レバー

ハザードスイッチ ラジオ まですべて バラシ

トヨタ ダイナ




サイドコンソール 各コントロールスイッチ コンピューターまで

トヨタ ダイナ

トヨタ ダイナ




続いて  ドデカイ ダッシュパネル

ブロアファン、エアコンユニットまで バラシ ますと

やっと ヒーターユニットに たどり着く 

写真では 一瞬ですが 

なが~い 旅路でした (フッー)

トヨタ ダイナ

ヒーターユニットを分解し コアを取り出すと

狙っても 出来ないくらい 「当たってるやーん!」

コアパイプの ど真ん中に 命中 (お見事?) 




車両担当者の方 に 現状を確認してもらいますと

「バッチリ 当たってるなー  しゃーない すぐに 取り替えてー」


感心と諦め の混ざった複雑な返事でした


早速 新品のコアに取替 作業は無事終了



車両担当者の方に 作業完了の報告をしましたら

「ありがとう 今度から 気をつけて チョットずらすわー」 

メチャメチャ アバウトな感じが グッドでした 


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キャンピングカー トヨタ トヨエース ダイナ  サビを防ごう 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

車検の為 入庫頂きました  キャンピングカー トヨタ トヨエース車両です


オーナー様 の ご要望を 伺いますと


「冬に 雪道を走ったりしているので 下回りに サビが出ていると思うから 


防錆塗装をしてほしい」 とのこと





車両を 預かりまして 早速 リフトアップです 



キャンピングカー トヨエース

タイヤ ドラムを 外します

キャンピングカー トヨエース

フロントブレーキを 点検整備をして 

キャンピングカー トヨエース

リヤブレーキの 点検整備も完了 

キャンピングカー トヨエース

下回りの点検です


あちら こちらに結構 ザビが発生しております


キャンピングカー トヨエース

何とか 今なら まだ間に合います


キャンピングカー トヨエース

サビ は 放置しておくと 倍々ゲームのように 進行し


手の はいらない所  目では確認できない所まで 入り込むと


嫌な 「きしみ」音が発生したり  強度が落ちて 部品が脱落することもあります


車両寿命を左右する  けっして 侮れない恐ろしい 劣化です。



キャンピングカー トヨエース

防錆塗装を する前に 


温水のスチーム洗車をして


きれいに ホコリ 泥 グリス 等々 を取り除きます 


そうすることによって 防錆効果が 発揮されますので



キャンピングカー トヨエース


汚れている 箇所を 目で確認し 


縦から  横から  上から 下から 斜めから


と 縦横無尽 にスチームを当てることによって


自動下回り洗車機 (数百万円の設備費) よりも


遥かに 綺麗に 仕上がりますので


あくまでも 手作業です  (自動下回り洗車機なんか 高くて買えません)



キャンピングカー トヨエース

下回りのスチーム洗車が 終了


キャンピングカー トヨエース

いよいよ 塗りに入ります


ワタクシのところでは


塗膜が厚く 艶も良く 耐久性に優れ 防錆効果が高いと思いますので 


油性の塗料を使用します


シャシ用 塗料


足まわりも スッキリです

キャンピングカー トヨエース

フレームの内側まで しっかり防錆

キャンピングカー トヨエース

デフ ホーシング も ピカピカに 甦りました


覗きこまなければ 確認しづらいですが

キャンピングカー トヨエース

今回のように 早めに防錆処理をすれば 末永く カーライフを楽しめると思います




以前 海に 山に と ランクルでレジャーを楽しまれていた人がいました


定期的に防錆塗装を 行っていなかった為だと 思いますが 


腐食が進行して シャックルハンガー(スプリングを支える部分)に 大きな亀裂がはいって


車体からサスペンション一式が チギレかかったのを見た経験があります


それ以来 下回りに サビ が出でいる車を見ると そのことを思い出します  (今でもゾッとする)


余談ですが


キャンピングカー トヨエース

すべての 作業が完了


オーナー様 へ 納車となりました。


海でも 山でも 川でも  イッテラッシャイまし


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DPF詰まり改善 イスズエルフ  東大阪 《車の車検・トラックの修理》

トラック車両に 


DPF が 本格的に搭載され 


街中を走りだして 7年くらいが 経過しておりますが


発売当初から 不具合が発生しており



  「訳の わからん ランプが点いた」

  「何処 何処で 止まった」

  「新しい 車に 変えてくれ」  等々

DPFが 原因での クレームに トラックディーラー営業マンも 嘆いておりました



現在 7年も経てば 走行距離も伸び


DPFの不具合車両も 当然、発売当初より さらに増えているようです 



こちらの車両 イスズ エルフも走行距離は 少ないですが


不具合を抱えた 1台です

イスズ エルフ DPF


「頻繁に、DPF警告ランプ が 点くので 何とかしてほしい」 とのこと


 
通常は 車両に備わっている 強制再生燃焼システムで 


PM を除去するのですが 100%除去は出来ません


車両の使用方法によっては かなり 体積していきますので


強制再生燃焼システムの 使用スパンが 長くなる様に
 

今回は DPF本体を 取り外し 徹底的に清掃し ススの蓄積料を ゼロに近づける方法をとります。


エルフ DPF 2


パイプ内部 「かなり グロイ!」

エルフ DPF 3

DPFは 単なるサイレンサー(消音)とは違い 


本体ケースの中に セラミックフィルターが ビッシリ詰め込まれているので


これが 結構 重い 

エルフ DPF 5


本体の真ん中のフランジボルト取ると


真っ二つに われて フィルターが 顔をだします


エルフ DPF 6

パイプの中は 御覧のように 強烈な スス だらけ


これを 吸えば イッキに あの世に 逝きそうな気配

エルフ DPF 4
本体の内側にも ビッシリの 真っ黒なスス



肌色に見える 部分が フィルターですが



想像していた 「真っ黒」 と かけ離れていると 思いませんか?



実は フィルター内部に蓄積されて います



フィルターの表面が黒くなれば 半分 溶損状態を意味し


フィルター生命の末期状態ですが 


この状態では まだまだ 大丈夫

エルフ DPF 7

フィルターとケース内にある スス を 


丁寧に 時間を掛けて きれいに清掃し




エルフ DPF 8

エルフ DPF 9


マフラーパイプも 


ピカピカになるまで きれいに してやります



エルフ DPF 10

DPF本体を組み 車体に装着 


「これで 良し」


エンジンをかけ リフト上にて 数時間の試運転・・・・




が しかし 



警告ランプが 再度点灯



思わず 大声で  「え~ なんで~」  と叫びたくなり



その後 しばらく 脱力感 と 絶望感 の中



あらゆる思いを巡らせているうちに
 


何処からか  修理の神様  が 舞い降りてきました。


「ピンッ」と


エルフ DPF 13

「そう~や これや~ このパイプやー」


このパイプは マフラー本体から圧力センサーに通じるパイプで



「パイプ内 だけでも 詰り気味になると DPFフィルターが詰まっているものとして

  ランプを点灯させるんやー」 と 自問自答で・・・ 神が舞い降りた瞬間です



エルフ DPF 11
はじめ、本体を 分解 した時には

パイプ内を エアーブローで清掃は したが


アール(曲がっている部分)のところに 頑固な スス が 体積していれば


十分でなかった ことに 気づいたのです



改めて 圧力パイプを取り外し 強力な溶剤を何度もパイプ内部に通して


洗浄し組み付け 本体に装着 

エルフ DPF 12

再度 リフト上にて 数時間の試運転


警告ランプが点灯しない事を確認し


初期設定の後  無事 オーナー様への納車となりました。



その後 オーナー様 から 



「頻繁にランプが点かん ようになったわ」 と言う言葉をいだだき



「ホッ」としました。



DPFも 使い方やメンテで 色々 左右されるように思います。


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ヘッドランプ修理 イスズ フォワード 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

イズズ フォワード の




車検整備 も 終盤 に さしかかり




ヘッドランプ の 光軸点検。




光軸 が  規定値外 の 場合 は




調整が 必要になりますが 




非常に酷使された こちらの車両も 御多分に洩れず 調整が必要です





ヘッドライト テスター



調整法も



縦軸用 と 横軸用 の 調整ビスを 締めたり 緩めたり



アナログ な感じで 調整です。



最近のヘッドランプ の 調整法 は リンク式  (継ぎ手を介して伝達) が 多いです



が しかし これが厄介





書いたが 伝わらない

言ったが 伝わらない

やったが 伝わらない の 「伝言ゲーム」   




みたいな事も しばしば




まさしく これも そう   

「右に 回したが ギヤが空回りして 動かない・・・」(汗)

イスズ フォワード 2

「チョット 左に 戻してから  右に 回せば 治るかも ?」


「空回り している ギヤに アロンアルファを 付ければ 治るかも ?」


っていう 「淡い期待」


イスズ フォワード 3

試行錯誤も




所詮 「淡い期待」 でした




あえなく アジャストギヤ の 交換です





経験では



7~8年目ぐらいから 壊れだします



車検時には 必ずいらう 箇所ですが



普段は 「そっと」 しているのに何故・・・・





これって 「20回転で壊れるように設計 ?」


  

イスズ の 車両 は アジャストギヤー 単品 の 部品供給は



あるのですが




国内一流 メーカーの 一部の車両 は



アジャストギヤ 単品供給 が 無く



アジャストギヤが壊れれば ヘッドランプ本体の交換 が 必要(メーカーの陰謀?)



あ~ 恐ろしや~


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エンジン音 静かに イズズエルフ  東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今や 空前の エコカー ブーム



数年前に



テレビ  新聞  雑誌 などの  マスコミ に 散々



環境保全 ( エコ ) の 大敵 と されて  自動車業界の 片隅に 追いやられました




ディーゼルエンジン




実は エコ です。




ガソリンエンジン に 比べ  燃費 は 良く  温暖化 原因 の 二酸化炭素排出量 は 少ない




何と言ったって



エンジン耐久性は メンテ をすれば 100万km オーバーも ざらに




その様な ディーゼルエンジン車両を




ひっそり  乗っておられる 




イズズ エルフ  ユーザー様





「カタ カタ カタ・・・・・・ と えらい音がするから 見て」




と言うことで 入庫  




いざ 診断開始 




音源は  どうやら エンジン上部 の方からで




ロッカーカバー を 外します


エルフ エンジン


ドッ 真っ黒



お世辞にも いいと いえない状態




エルフ エンジン


とりあえず



点検をする為 洗浄 (これがメッチャ 大変)




洗浄を済ませ いざ クリアランス測定



 広ッ 広すぎ 


8箇所すべて が 広く



箇所によると   なんと   規定値の 2.5倍 




エルフ エンジン

すべて の 調整 を 済ませ



エンジン オイル も 交換です




ロッカーカバーを 組み付け



いざ エンジン始動 !! (ドキ ドキ)



調整前とは 見違える いや  聞き違える ほどの 静寂さ 




エルフ エンジン



ユーザー様にも 喜んで頂き (ホッ)




是非 目指して下さい  100万kmオーバー 


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ご訪問 ありがとうございます。

大阪の東大阪市で
自動車の車検・修理業を営んでおります。

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