FC2ブログ

クラッチ交換!が まさかの展開に?【日野レンジャー】東大阪 《車の車検・トラックの修理》

このところ 



入庫する車の多くが   重い整備希望で?



泣かされっぱなし の  日々が続いております



そんな中  



車で 満タンに埋まった 工場から 



偶然にも   2台同時に  納車を済ませて 



少し 「ホッ とした」  のも  束の間  



工場スペースに   空きが出たことを  見計らったように  電話が 鳴り出した



『車を  少し診てほしいのですが   イケますか?』  と言うことで



その時は  別車両の入庫が  控えていた為に  軽く診断だけを  行い



後日に 入庫の 運びとなりました



日野レンジャー  (FD1J)   いつもの? デコトラです


日野レンジャー ミッション


メーター読みでの  走行距離は
 


「40万キロ」  を 超えたところで あるが



実際のところ   メーターが  一回転しており  



驚きの  「140万キロ」 を 走破 



なかなか  ヘビーでしょ (笑)


日野レンジャー ミッション


事前の  相談では



「クラッチペダルが  引っ掛かったりして・・・・etc」



との 事だったので



『クラッチの オーバーホールが  必要!』  と  



お伝え しておりました 

 

日野レンジャー ミッション


いくら デカい トラックでも



出来上がりの  日数が読める  作業は 何とも ありがたい 


日野レンジャー ミッション


少しばかり  ルンルン気分で  順調に作業が進み  



ミッションの  縁切りまで  たどり着きました



日野レンジャー ミッション


ミッションを  降ろしてから



クラッチディスクの センターを 掴み



縦横に 揺さぶって 点検してみると



ガタが 大きくて  既に寿命を  迎えている感じ


日野レンジャー ミッション




日野レンジャー ミッション


クラッチ操作の衝撃 を  吸収させる  ダンパースプリング  



長期の使用で  金属疲労を  起こしたのだろうか



所どころで  切断され



クラッチベダルの  フィーリングが  良くないのも うなずける



ただ  ひとつ言えるのは



クラッチ ディスクを  ズルズルに させず



このような現象が  起こるのは 



 「運転のプロ」   ならではの  特徴です 


日野レンジャー ミッション





日野レンジャー ミッション


しかしながら



そんな事よりも



もっと厄介なモノを   見てしまった


日野レンジャー ミッション

 
メンドラの   「先」  である



見るからに  やせ細ってる じゃないか!



許容範囲だと  呼ぶには   ちと  ヒドいかも 知れないよな?



これからの  使用過程を  考えると  放っておく  訳にも行かないので



お客さんへ  連絡をして   交換する事に 決定


日野レンジャー ミッション


そうと 決まれば



ミッション ハウジングを  取り外して



メンドラの交換へと  準備を進めます


日野レンジャー ミッション


ただ  ミッションを  分解する前に



油で  ベタついた 姿が  



どうも  気になるので



日野レンジャー ミッション



スチームで  洗い流してやります



日野レンジャー ミッション




ここまでの  流れは 良かったが   



予期せぬ  問題が 起こったのです



日野レンジャー ミッション


汚れを  洗い落とした  ミッションを 前にして



オイルを  抜き取ったところ



手にした  ドレンコックに



一瞬  目を疑った



「なんじゃぁ   これは??」


日野レンジャー ミッション


ペーパーに  汚れを  こすり付けて みたところ



明らかに  「欠片」  だと  判明した  



「え~~~    マジでぇ~~」   (T_T)



ミッション内部の 何処かで  損傷が 起きていると  思われる


日野レンジャー ミッション


早速



アッパーの カバーを  取り外して


日野レンジャー ミッション


内部を   観察して みることにした


日野レンジャー ミッション


ゆっくりと  シャフトを  回転させながら



隈なく   診ていると  奥まったカウンターギヤに



異変を  感じた


日野レンジャー ミッション


キヤの 「歯」  が 欠けている じゃないか!



その形状も   先程 取り出した  「欠片」  に符合しているみたい



これに  間違いは  なさそうだ


日野レンジャー ミッション


また  その相手となる  ギヤにも  打痕が出来て



焼き入れされた  歯の表面は   僅かだが  剥がれ掛かっている


日野レンジャー ミッション


再び  お客さんに 連絡を取り  その状況を説明  ・・・・
        


すると



何の迷いもなく  アッサリと  返事が返ってきた



『修理してください!  あとは 任せますから』  



と  「男気」  のある人だ



そう 思いつつも   えっ?  ホンマに ヤルの?(笑)


日野レンジャー ミッション


作業当初は  クラッチ交換のつもりで  始めたが



思いもよらぬ  泥沼の展開に  度々 翻弄された



ここからは  気持ちを  切り替えて  



「ミッションの オーバーホール」  に  取り掛かります



しかし  このミッション   いったい何キロ  あるのだろうか?



我が身よりは  遥かに重いのは  確かだ



言い換えれば  トラック修理は  「重さ」  との  戦いでもある


日野レンジャー ミッション



リヤカバーを  取り外し



日野レンジャー ミッション


アウトプット シャフト の  ベアリングに  



専用工具の爪を  慎重に引っ掛ける


日野レンジャー ミッション


一度も  取り外しが  行われていない  ベアリングを  引き抜くのは



実に カタい  もので



非常に 心配をしたが  無事  抜き取りに成功


日野レンジャー ミッション


お次は  



メンドラに  作業を移します



シャフトリテーナーを  抜き


日野レンジャー ミッション


そして  メンドラを  取り外します


日野レンジャー ミッション


さあ  ここからは  



少々  コツが要る  作業です



重量バランスを  考えて 



吊り上げる  位置決めを  行います



だが  根性の無い 針金を使ったので  ちょっと心配(笑)


日野レンジャー ミッション


斜め 45度を保ちつつ 吊り上げて 



アウトプットシャフト を かわしながら



ケースから  抜き取ります



実に ヒヤヒヤ  しますので  心臓に悪い(笑)


日野レンジャー ミッション


抜き取りに 成功



無事で  良かった(笑)


日野レンジャー ミッション


残すは  カウンターシャフト です


日野レンジャー ミッション


こちらも


シャフト先端で 支えている  ベアリングを 抜き取り



日野レンジャー ミッション


クレーンを使用することなく  抜き取りました



4tトラックの リヤシャフト程度? の 重さでしょうか



腰痛持ちの方は  辛いかもしれない


日野レンジャー ミッション


一通りの  取り外しを  終えたところで



パート別に  作業を 進めましょう



日野レンジャー ミッション


まずは 



ミッションケース  からです


日野レンジャー ミッション


勘合部分に  付着した サビや汚れ  を




ペーパーを掛けて  表面を  整えます



日野レンジャー ミッション


平面の箇所は  砥石を当て


日野レンジャー ミッション


最後は  スチーム洗浄機に 入れて 


日野レンジャー ミッション


キレイ  サッパリと   仕上がりました


日野レンジャー ミッション


お次は  



損傷した  ギヤだちの交換です


日野レンジャー ミッション


シャフト先端部から  



順番に取り外しを  行います


日野レンジャー ミッション


ギヤを抜く  過程において



ズレ防止 の スナップリングが



随所に  ハメ込まれて おり



意外と コレに 手を焼きます


日野レンジャー ミッション



日野レンジャー ミッション


そして   中には  



僅か 数ミリの  ノックピンが



埋め込まれてたり  するので  注意が必要です



日野レンジャー ミッション


お次は



カウンター シャフトの ギヤを 抜きます



「歯」 が欠けて  問題のあった ギヤは 



上から数えて  「2段目」  に位置する



まずは  上のギヤから  抜き出さない事には   始まらない



プレスに セットして   グイグイと 油圧を  掛けて行くが



じぇん じぇん  ビクリとも しない



何度となく  トライを  繰り返してるうちに



「パっ  キィ~~~~ん」  と   大きな金属音が 響き渡った



『やったぁ~   動いた どぉ』  \(^o^)/


日野レンジャー ミッション 


一段目の ギヤが ズレ込んだのを 確認して



「歯 欠け」 した  2段目ギヤに  トライです



しかし  先程と  同じ要領で  試みるも  一向に  動く気配が無い のである



プレスのスペックは 「15t」  で   まずまずの 値だが



長期使用による   プレスその物の  老朽化が 否めない



それに 加えて   2段目 ギヤの勘合が  キツイかもしれない



最後は  コレで 攻めてみる



が しかし  である



いくら 温めようが   プレスを  グイグイ しようが  抜けないのだ



また  これ以上に  「熱」  を 入れると  シャフト自身に  材質変化を 起こしかねない



ミッションを バラす 当初から  「抜けない!」 を 一番 恐れていたが



現実に 起こってしまった



ここは   もう 断念せざるを得ない?


日野レンジャー ミッション


ただ  自身の中では  こうすれば  「抜けるのでは?」   との思いもあるが



そんじょそこらで  手に入るモノでは ないのは 判っていたので



モンモンとした  数日を 過ごすことに  なってしまった ・・・・・・
        



その甲斐あってか?     「修理の神が  舞い降りた?」   のである



工場の片隅から  



思い描いていた モノを  偶然に 発見した



内径が  「3段目 ギヤ」 を ギリギリに すり抜けるくらいが



ちょうど  良いのだが ・・・・・


日野レンジャー ミッション


被せると  ピッタリだ



「3段目」 ギヤとの  クリアランスは 1ミリも  無いくらい


日野レンジャー ミッション


早速  プレスに セットして    グイグイ 押し込むと



見事に  抜けた    「やったぜ!」  \(^o^)/


日野レンジャー ミッション


苦労に 苦労を 重ねたが  



まだ  折り返し地点へ  到達したに すぎないのである (。-_-。)


日野レンジャー ミッション


バラしを  終えたところで



それぞれの  パーツに付着した  汚れや サビなどを 取り除きます


日野レンジャー ミッション


異物を残したまま  圧入をすると



それが原因で  カジリを  起こすこともありますので



出来るだけ  キレイに 仕上げます  


日野レンジャー ミッション



日野レンジャー ミッション


ギヤの  内面も  漏れなく 汚れております



日野レンジャー ミッション



日野レンジャー ミッション


ミッションは  非常に多くの部品で  構成されており



個々の部品を  仕上げるのに  骨が折れます


日野レンジャー ミッション


部品の洗浄を  終えましたところで



各ギヤユニットごとに  消耗部品の  組み換えを  行います



その 消耗部品の   代表格と 言えば



外周が  ギザギザに  切り込みの入った



この  「シンクロ リング」 です


日野レンジャー ミッション


シルバーに光った 左側が 新品の部品で



やや茶色っぽく映った 右側が  元々付いていた 古い部品です


日野レンジャー ミッション


その新旧部品の 内面を  見てみると


 
加工仕上げが  全く異なっておりました



この内面は  磨耗などによって  摩擦抵抗が下がると



回転速度が違う   それぞれのギヤの   同調が  うまく行えなくなり



結果として   音鳴り がして  「シフトアップ」  や 「シフトダウン」  が困難になります



シンクロの磨耗を   極力抑える方法は 



クラッチペダル踏み込み   「 一呼吸をおいて !」  



シフトアップ   や   シフトダウン  を  心がけることです


日野レンジャー ミッション


今  思えば



平成初頭の 日野レンジャー 



排気ガス記号で 言えば  「U-」 「KC-」  に  あたる車両ですが



ちまたで?  シフト変速時の  「ギヤ鳴り」  は 有名だった? ようでしたので



恐らく  どこかのタイミングで  この対策品に? 変更されたのかも  知れない


日野レンジャー ミッション


それぞれの  シンクロを 交換しまして



日野レンジャー ミッション



組み上げた ギヤユニットを  シャフトへ  圧入します



日野レンジャー ミッション


メイン ・ カウンター  の組み付けを   終えれば



いよいよ   ミッション ケースへ  挿入です


日野レンジャー ミッション



最後に  メンドラ調整の 前に



新旧を  突き合せて  比較してみました


日野レンジャー ミッション


磨耗により   「先」  が痩せた  メンドラは



パイロット ベアリングが  斜めに 振れ出します


日野レンジャー ミッション


一方   新品の メンドラでは  ベアリングが  垂直方向に 固定された 状態を保ちます



メンドラを 支える  ベアリングの  ガタつきは   



ミッション内部のギヤなどへ   常に ストレスを 与えております



仮に そのような状態で  使用を 続けていると



最悪の場合  今回のように  内部損傷に 繋がることも 珍しくは ありません



しかし   「交換」    するのか?  しないのか?   はアナタ次第 (笑)


日野レンジャー ミッション



メンドラに  新品の ニードルベアリングを  挿入して



日野レンジャー ミッション


アウトプットシャフトに  差込みまして


日野レンジャー ミッション


ガタつきを  確認します


日野レンジャー ミッション


では  



組み上げた  メイン ギヤを  



慎重に降ろしながら   ミッションケースに 搭載です
 

日野レンジャー ミッション


アッパーカバーに  ハウジングケース



それに  クラッチ スラストベアリング などの



付属部品を   取り付ければ



ミッションの  オーバーホールが  完成です


日野レンジャー ミッション


残す作業は  あと少し



エンジン側  ハウジング内の  洗浄を行い


日野レンジャー ミッション


面の研磨加工を  施した   フライホイール



同じ組み付けるなら   ここまで  手を入れたいモン ですね


日野レンジャー ミッション


そして



クラッチ ディスク に  クラッチカバーを  取り付けて


日野レンジャー ミッション


いよいよ  お待ちかねの



ミッションを 取付です



日野レンジャー ミッション




日野レンジャー ミッション


あ~~~



長い  戦いだった(T_T)



日野レンジャー ミッション

無事に  完成まで 持ち込むことが出来まして


納車となりました



今回の修理での収穫は  


もう  2段目のギヤを 悩まずに 外せます(笑)

   ただし 古い レンジャーだけね  (^-^)/



車検・修理の お申し込みは こちらまで!!                         
東大阪 《車の車検・トラックの修理》

06-6781-2250
 




やる気のでるスイッチ 『ポチッ』とお願いします 
       ↓↓↓↓↓↓         ↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 車ブログ 車 修理・整備へ
にほんブログ村


テーマ : 修理
ジャンル : 車・バイク

ギヤが入らない!原因は?【デコトラ いすゞフォワード修理】東大阪 《車の車検・トラックの修理》

近頃は  多数の方に  車検や修理の依頼を  頂きまして とても 有難いが



滅多に見ない?  手掛けたことのない?  お車が チョイチョイ混じる



そんなのに限って   「重たい!」  作業が 多い (笑)



こちらの   デコトラ も   そうかも知れん (笑)



「誰それ さん  からの紹介?」  と言うことで



まずは   入庫しての 下見からです



イスズ フォワードクラッチ交換修理

お客さん から  話を聞くと


 「ギヤが 入らない!?」     


とか


 「ギヤ鳴りもする!?」


とか


 「クラッチも  滑ってる?」   らしい



どうやら  複数の症状が  あるみたい?



問診を済ませて  運転席に乗り込み



作動状況を 確認した後に   思う事を伝える



お客さんは  「すぐに 修理してほしい!」   事だったが



抱えていた  仕事があり 



手いっぱいだったので    暫く待ってもらうことに 了承を得て・・・・・・・



時期が 来ましたので   再びの入庫となり



それでは  修理を  やるべ!



現在の 走行距離は  



トラックにしては ケツが青い? たったの 36万キロ (笑)


イスズ フォワードクラッチ交換修理


室内を  見渡せば    



シックに? まとめ上げて  とてもキレイだが



中年のオイラには   「目が 痛い!」  (笑)


イスズ フォワードクラッチ交換修理


では、  デコトラを リフトアップさせて 



ミッションを   降ろしましょう


イスズ フォワードクラッチ交換修理


薄暗い 車体の下に  潜り込み



照明の準備を  済ませて



修理の開始です


イスズ フォワードクラッチ交換修理


プロペラシャフトの 連結ナットを



ロングな メガネを使用して



ハンドパワーで  ギコギコと  地道に緩める


イスズ フォワードクラッチ交換修理


重いペラシャフ なので



ここは 頼りになる  相棒? に がんばってもらい  



イスズ フォワードクラッチ交換修理




プロペラシャフトを 降ろします



イスズ フォワードクラッチ交換修理


序盤の お遊び?は  ここまで



重量級な  ミッションゆえ



ナメてると  大事故に 繋がりかねないので



慎重に事を 進めていきます


イスズ フォワードクラッチ交換修理


ミッションの 補機類である  ブースターを




取り外して



イスズ フォワードクラッチ交換修理


その後の  エア抜き作業が メンドイので



今回は 油圧ホースの 切り離しは避けて



邪魔にならない 場所に



固定しておきます


イスズ フォワードクラッチ交換修理


そして  



4t車以上の トラックに 搭載されている  パワーシフト



シフトチェンジを   「より 軽く」  「より スムースに」  と



快適装備が 追加される度に   我々 修理する立場からすれば  



肝心な 空間が 失われていくので



ボルト ナットの  取り外しが  



見ため以上に大変


イスズ フォワードクラッチ交換修理

センサー や ハーネスなどの  取り外しも終わり



ミッションが  裸に なったところで



ジャッキを   下に 潜り込ませて



イスズ フォワードクラッチ交換修理


 「パカっ!」  開いてくれるのを  ひたすら 願うだけ (笑)



イスズ フォワードクラッチ交換修理


デカい  クラッチが  顔を 出してきました



イスズ フォワードクラッチ交換修理



イスズ フォワードクラッチ交換修理


クラッチカバー や  クラッチディスク を



取り外して



正面に 見えるのが  フライホイールです


イスズ フォワードクラッチ交換修理


ハンディーな インパクトで 試みたが 



強烈な トルクで  締め付けられている ボルトには 敵わない



強力な インパクトを   持ち出してきて



「バリ バリ 」  と  緩めるほうが  勝負は早い



イスズ フォワードクラッチ交換修理


ディスク や カバー 



それに   フライホイールを   



やっとの思いで  降ろして 点検してみたが



想像通りに  磨耗しており



イスズ フォワードクラッチ交換修理


「焼き」  が 入ってます



イスズ フォワードクラッチ交換修理


クラッチの 取り外しも 終わったので



車両下から  ミッションを 引き摺り出して 



イスズ フォワードクラッチ交換修理


さあ   バラ そうかいな?


イスズ フォワードクラッチ交換修理


と 眺めていると



ここに  目が留まった



新車から  数年も 乗り続けていて



その間  車検や修理等 



それなりの事を 掻い潜っているにも 関わらず



はみ出した  「グリス」  の量に  違和感を覚える



使用年数を 考えると



べちゃべちゃ に成っていても  おかしくない? 


イスズ フォワードクラッチ交換修理


ふと 見れば



 『 グリスホースが  破れてるじゃ ね~かよ 』



ただ   気になるのは  「穴」  から 



グリスが 噴き出した  様子も 見受けられない



「ギヤ が 入らない!」      「ギヤ鳴り がする!」  は



潤滑不良が   原因のひとつであることに  間違いなさそうです



イスズ フォワードクラッチ交換修理


キズついた  リテーナーを



ペーパーで  整えて


イスズ フォワードクラッチ交換修理


キレイに  仕上げまして


イスズ フォワードクラッチ交換修理


スラストベアリングの  摺動部分に



耐磨耗に優れた グリスを  詰め込み


イスズ フォワードクラッチ交換修理


組み付けます



イスズ フォワードクラッチ交換修理

そして  クラッチオーバーホールで  忘れガチな?



フライホイールの  扱い



荒れたままでも 使えなくは  ないですが



「切れ」   「シャクリ」  「ジャダー」  に 影響しますので



ここまで バラすなら  ヤルべきだと  思います


イスズ フォワードクラッチ交換修理


ブレーキディスクの  仕上げとは  異なり



エンジン シリンダーの  ボーリング同様に



「 馴染みを 持たせた 」  仕上げが  ポイントです


イスズ フォワードクラッチ交換修理


フライホイールを  取り付ける  その前に



ハウジング内部が  クラッチの 磨耗による ダストで  



少々  きちゃない



「見なかった ことにしよう!」  (笑)


イスズ フォワードクラッチ交換修理


とも  考えたが



せっかく なので


イスズ フォワードクラッチ交換修理


そして



フライホイールを  取り付ける


イスズ フォワードクラッチ交換修理


その後



クラッチディスク  と  カバーを 



組み付けて


イスズ フォワードクラッチ交換修理


軽自動車 から  2tトラックまでの 



クラッチカバーとは  構造が 異なりますので



「 寸法 」  を 確認しておく  



これが 大事 

イスズ フォワードクラッチ交換修理


クラッチ部分の  取り付けが  完了したので



いよいよ   ミッションの 組み付けに



作業を  移しましょう!


イスズ フォワードクラッチ交換修理


クラッチの  正面まで  ミッションを移動させて



ドッキングの  体制に  入ります



大型車両に なれば成るほど   入れにくい モンなんで



前もって  とある事を  やっておく必要が  あります


イスズ フォワードクラッチ交換修理



では   「グイっ!」  やってみましょう



イスズ フォワードクラッチ交換修理


ミッションの 装着に 成功して



付属パーツたち  を 組み付けたら



完了です


イスズ フォワードクラッチ交換修理


動作確認を  してみたところ



シフトは  スムースに  入り



「ガキ~~ん!」  の  ギヤ鳴りも  治まったようです



再度、下回りを   点検していると



一際目立つ 



 「ややこしい  造りの マフラーたち」  (笑)


イスズ フォワードクラッチ交換修理


顔面は  



とても  いすゞ フォワード  には 思えね



イスズ フォワードクラッチ交換修理


無事に 納車となりました


今回は ありがとうございました

車検・修理の お申し込みは こちらまで!!                         
東大阪 《車の車検・トラックの修理》
takaida2250@gmail.com

06-6781-2250
 




やる気のでるスイッチ 『ポチッ』とお願いします 
       ↓↓↓↓↓↓         ↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 車ブログ 車 修理・整備へ
にほんブログ村

テーマ : 修理
ジャンル : 車・バイク

エルフの修理は早めが吉!?【クラッチ・ハブ オーバーホール編】東大阪 《車の車検・トラックの修理》

まだまだ 寒さが厳しい ある日のこと



電話が 鳴り出し  出てみると



話し声に 聞き覚えがある? 方から



「オイル交換 してくれへんかな?  

  仕事が 終わってから  持って行くので・・・・・・・・・」




 少々   到着が 遅くなるらしいが

 

待つことにした



日中は  交通量の激しい  工場前の道路ですが



夜も更けて  行き交う車も  チラホラとなった頃



ようやく やってきました 



イスズ エルフ トラック (NKR81) です


エルフ修理


看板の    『危!』    に 



見覚えの ある方は  マニアックな 人だと思う (笑)



何の事だか?   分からない方は



過去のページを   辿ってください 


エルフ修理


前回に  登場した時よりも




お車が  数段 グレードアップしており




商売繁盛で?  威勢がエエのは 解るが




このポーズは  ヤリ過ぎやろ! (笑)



エルフ修理


オイル交換なら  どこでも 対応してくれるのに



わざわざ  オイラの所まで  持ってきてもらって



ウレシイ 限りです



では、 早速リフトアップして



オイル交換を  始めます


エルフ修理

トラックの下に 潜り込み




ドレンコックを 緩めて




オイルを 抜き取ります


エルフ修理

抜き取りが 終わり



オイル注入の為に



少しばかり  キャビンを  持ち上げたところで 



何やら  引っ掛けた ような   「音」 が したので
 


上げかけた キャビンを 



一旦  下に 降ろして  辺りを見回すと



「ブチっ!」  っと  



引き裂かれた  配線の存在  に  気づいた


エルフ修理


そんな  配線の出処ろを  見ると



プロ の  「仕事」  ではないのは  すぐに解る



見えない 所へと  配線する 手間を考えれば



ドリルを 使っての   「一撃!」 は  とても 合理的? (笑)



「勝負は 早い」   が   「仕事は 荒っぽい」


 
あの方が  しそうな事や (笑)


エルフ修理


銅線部分の 処理も  テープで  グールグル



オイラには  



(+) (-)  見分けが つかね~ ので



放ったらかして置くのが  一番



後は   お客さんに  任せることにする


エルフ修理



規定量の オイルを  注入して



エルフ修理


オイル交換作業が  終了したところで



フロントガラスを   ふと 見上げれば



「点検ステッカー」  が  目に入った



『23年 !』   



エエ感じだ (笑)


エルフ修理

翌日の  早朝に 



オイル交換が 済んだ  トラックを  引き取りに  こられました



例の   結線方法が  分からなかったので



「そのまま  そっと している!」   事を伝えますと



お客さんは   



手馴れた 様子で   結んでいた



(+) も (-)  も  同じ 白線なのに



本人には   違いが 分かるようです



ある意味   天才ですな (笑)


エルフ修理

作業が 終わってから



トラックを  移動させている時に  気づいた



「クラッチの  酷いシャクリ !」    を伝えてみたが



今は  かきいれ時 なので



「まとまった 日数を 空けられない!」   らしくて  



シーズンが  終わってから



「また  持ってくるわ!」    と言う話で まとまった



そんな 訳で



暖かくなった 頃に  再び 登場の  エルフです

エルフ修理
お客さん 曰く


「クラッチは  モチロンだが

 ブレーキ や ハブ  の方も 心配なので  診て欲しい・・・・・・・・・」




半年後の 来シーズンに向けて   「準備!」   らしいの です



とても 慎重な方  です (笑)



そんな 慎重な方ですが



配線処理は   相も変わらず ・・・・・・・・(笑)



前回の教訓?  もあり



配線に  マーキングして   処理を  しておきました

エルフ修理

バッテリーの端子に   繋がった 配線は



独自の 取り回しで?  混み合ってますので



最低限の  結線だけ を  取り外して



クラッチ交換の   作業を 開始です

エルフ修理

まずは  



セルモーターから  外して

エルフ修理


お次は   プロペラシャフト  です


エルフ修理



サイド ドラムが  裸に なったので



エルフ修理


サイドドラムを  取り




サイドワイヤー  を  引き抜きます


エルフ修理

そして


各部のセンサーの  カプラーを   切り離したり



チェンジコントロールの   ワイヤーを 外したりして



いよいよ  ミッションの  取付ボルトを  外していきます



ミッションの後方から   



ロングな  エクステンションバー を



ハウジングボルト  目掛けて 突っ込んでみたが


  
『ど~~も   ソケットが  入らねぇ~』

エルフ修理

ミッションの  横から  



頭を 突っ込む スペースが ないので



カメラを 忍ばせて    「パチリ !」  とやってみる



みたら  ボディの 横ネタ に  



ボルトが  半分ほど   隠れてやがる



それに   メガネなどを   



スペリ込ませる スペースも   無いので



めんどい タイプだ

エルフ修理


このボルト外しは   我が身のキケンを 伴うが   




ミッションを ある程度  落としてからの  作業になる


エルフ修理


何とか   




無事に  ミッションを 降ろせることが   出来ました


エルフ修理


2t車と言えども  このクラッチは   めちゃくちゃ  デカイです

 


4ナンバートラックの  フレーム幅に 収めるには




このサイズが   限界のようです 


エルフ修理


取り外した   クラッチを見ると   




幾分かの スリットは  残っている ものの




プレッシャープレートの 表面が




まだら模様が  浮き出て いるので




このあたりが  「交換ドキ」   みたいです


エルフ修理


フライホイールも  取り外して




見てみます



エルフ修理



クラッチディスクと  激しくミートした  痕跡があり




偏摩耗を 起こしていたのが   良く分かります



エルフ修理


ハウジング内部も




クラッチディスクの   摩耗粉で   汚れてましたので




キレイに  洗浄しておきます



エルフ修理

では  組み付けて  行きましょう!



まずは   スラストベアリング  からです



クラッチペダルを  踏み込む度に



メンドラシャフト上を  摺動するスラストベアリングの  給油は



とても重要ですので



耐磨耗に優れた  グリスをタップリと



塗りこんで  おきます

エルフ修理


給油した    その スラストベアリングを




クラッチリテーナーに  セットする


エルフ修理

荒れた フライホイールの面も



研磨で  対応します



クラッチを  ホーバーホール する時は



フライホイールに   手を加える   か   否かで



後の   クラッチ寿命 や フィーリング に 大きな差が  出ますので



ここが  ポイントだと  思います

エルフ修理


フライホイールを  エンジン側に  ドッキング


エルフ修理



そして  新品の  クラッチを  準備して



エルフ修理



組み付けます



エルフ修理

それでは  ミッションを 載せていきましょう



ジャッキを 使って   程よい高さまで  上げながら



前後左右の  バランスを 確認しつつ



ブチ込むのですが



どデカイ ミッションである割りに  フレーム幅が狭いので



ミッションの右横を 通る  エキパイに  「ゴリ ゴリ」  と 干渉させながら



押し込むのが  大変



やった方なら   解ると思います

エルフ修理

ドッキングに  成功しまして



「ホッ!」    と 一息


エルフ修理


サイドブレーキの  バックプレートも



汚れて ましたので



キレイに して


エルフ修理



ブレーキを  組み付けます



エルフ修理


そして 



サイドドラム  と  プロペラシャフトを  取り付けてから



ブレーキ調整を  施せば   



クラッチの オーバーホールが   完成です



エルフ修理


続きまして



「ブレーキ」   や   「ハブ」  を診てみましょう!



とりあえず   フロントからです


エルフ修理



タイヤを 取り外して




パッドの 残量を    測定してみると




まだ    「5ミリ」  以上も あるので




お客さんの  使用状況から  判断して




次のシーズンは   十分に クリアー出来るでしょう



エルフ修理


と   思ってはみたが




よくよく  見てみると





「異常が ある!」   のに   気がついた
 


エルフ修理


パッドを 外してみると




残量は    そこそこ 有るのだが




それにしても   「割れ」  が   ヒドい




これは   「交換」   せなアカンわ


エルフ修理


ハッドの  お次は




ハブを  バラします


エルフ修理

お客さんも  中古として  入手した関係で



以前の 整備歴が  不明だし



シーズン中の  トラブルは   出来るだけ避けたい!



との 思いは 理解できます



経験上   初めてウチに来る お客さんの  トラックは



ハブの状態が   思わしくないのが   ほとんど



ましてや   フロントブレーキが   



「ディスク」  の場合は 
 


まず  疑っても    ハズレなし です



今回も   「予想通りに?」   



ベアリングが   結構な  汚れ方を   しておりました

エルフ修理

フロントの 次は



リヤに  移ります

エルフ修理

ドラムごと  タイヤを 抜き取り



ブレーキが  姿を現しました



ブレーキライニングは   十分な残量が ありましたので



来シーズンは  問題ないと 判断しまして



このまま 使用することに します

エルフ修理


外した タイヤから




ベアリングを 抜き取りまして


エルフ修理




見れば  やっぱり  きちゃない




エルフ修理


取り外した   ベアリング達を




洗浄剤で 洗い流して




キレイに  仕上げます



エルフ修理


フロントハブも   中に溜まっていた




汚れたグリスを  掻き出しますが




手の行き届かない所は   




ブラシで    「ゴシ!  ゴシ!」 



エルフ修理




「洗い」  が  終わったところで




エルフ修理




ベアリングを  マシーンに セットして




エルフ修理

キレイに 仕上げた  ベアリングに



真新しい  グリスを  注油するのは  気持ちが エエもんです



それと 



何よりも   トラブルを  軽減する為には   大切な事ですからね

エルフ修理


グリスを  詰め替えた   ベアリングを



ハブに  挿入して



ハブシールを 取り付ければ    



ハブの 準備が  完了です



エルフ修理


きちゃない グリス  で  いっぱいだった



ホーシングの  キレイにして


エルフ修理


エルフ修理


ベアリングを  挿入して



アウターナットを 締め付けると



リヤが 完成


エルフ修理


続きまして



フロント側  です


エルフ修理


ナックルに  ハブを ブチ込んで



ベアリングを  入れる



エルフ修理


プレロード調整に  気を配り



ナットを 締め付ける


エルフ修理

ハブキャップを  はめ込み



ディスクブレーキを  組み上げれば



フロントも  完了

エルフ修理


これで  次期のシーズンに 向けて



ちとは  若返ったのでは  ないでしょうか



それに



お客さんの    「気になる  心配事」   も



少しは  解消されたのでは  ないかと思う



予定していた  すべての 修理が 終わった ところで



ふと


フロント ガラス  に  目をやると

エルフ修理


車検は    「更新済!」



多忙な 仕事の  合間を縫って



自ら 陸運局に 出向き



「ユーザー車検で  検査を パスした」  



とは 言ってた


エルフ修理


フロントガラスの  左隅には    



『23年 !』 



まだ  大切に  貼り 付けてある 




これは   「気には  ならんらしい?」 (笑)




車検・修理の お申し込みは こちらまで!!                         東大阪 《車の車検・トラックの修理》
takaida2250@gmail.com

06-6781-2250
 




やる気のでるスイッチ 『ポチッ』とお願いします 
       ↓↓↓↓↓↓         ↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 車ブログ 車 修理・整備へ
にほんブログ村

テーマ : 修理
ジャンル : 車・バイク

クラッチが滑ります!オーバーホール修理 【三菱キャンター バケット車編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

前回に 


「ブレーキ&ハブ」 オーバーホールやってぇ~ との事で修理をやりました知人から  


今度は 


「クラッチが 滑ってる感じなんで オーバーホールやってぇ~」 との依頼で



再び入庫しました 三菱キャンター バケット車です  



キャンターバケット車

自重の 重たい車は 「少しクラッチが滑りギミ?」 と 感じられた時


早急に修理する事が 大切です



その換え時を逃すと その後の磨耗の進行は 加速度を増します。




そのまま放置して 「なんか 変?」 と 異変をもろに感じた時



それが走行途中の登り坂に  差し掛かってしまい 



突然 クラッチから モクモクと煙を吐いたぁ~  



と思いきや



一気に 車両が停止して 身動きが取れなくなったぁ~  



みたいなお客さんを 何人も見てきました


ナメてかかったら 恐ろしい事に なりますから


キャンターバケット車

では、リフトアップして 



クラッチ オーバーホールを やっていきましょう 

キャンターバケット車

ミッション と デフの つっかえ棒

フロペラシャフトから 取り外します

キャンターバケット車

エンジンの動力を使って


上モノ 自身が 仕事で大活躍するタイプの車なので


PTOから伸びる 「ミニ プロペラシャフト」 が出ています


これも、外してやります


キャンターバケット車

連結されたボルト と ナット を 外しに掛かります


メガネを掛けた瞬間

「あれッ 12mm 違うわ!」  

14mmの メガネを持ち直して 掛けてみると

「あれッ 14mm でもない !」 


日本車の 「標準サイズ つけとけや~ 上モノ メーカーなにすんねん!」  


しかも メガネの頭の肉 が 極薄タイプしか 入りそうにない!


日本標準サイズ 以外の道具は あんまり 持ってないので


キャンターバケット車

数少ない工具の中から 


んっ十年前の 「ビンテージ メガネ?」 を チョイスすることに


キャンターバケット車

キャンターバケット車

上モノ メーカーの せいで


この 1回限りのボルト外しの ために 


クラインダーで 頭を丸めて  「犠牲?」 に なってもらいました


「一回限りの為に !」 今まで 何本もの メガネ や スパナ を犠牲にしてきたことやらです

キャンターバケット車

高くついた? ミニ プロペラシャフト も なんとか外れまして 
 
キャンターバケット車


キャンターバケット車

で  ミッションの後ろに ドッキングされた センターブレーキの ワイヤーを


抜き取るのに バラしていきます 

キャンターバケット車

リターンスプリングを外して ライニングシューを


こちょこちょ 取り外します


ここまでは 難なく いきますが



キャンターバケット車

バックプレートの裏から ニョキッ っと入り込んでいる


サイドワイヤーを 「ガッチリ ホールド」 してるのが


「Cピン」 です 

キャンターバケット車

なんでもなさそうな 部品ですが


ワイヤーの 引き止め役をしてますので 簡単には 抜けないように工夫されていて


取り外しには 意外と骨が折れます  


キャンターバケット車

取り外し箇所も マウント や ハウジングボルトが あと数個 になったところで


ミッションジャッキを 噛まして セットしておきます



キャンターバケット車

ジャッキのセットが 終わって 


すべての 縁を切っていきます 


キャンターバケット車

マウントボルトを取り


ミッションを抜き取るのに 必要な隙間を確保します
 


キャンターバケット車


少々ミッションを 揺さぶって 抜いていきます


がしかし ミッションを下げても 揺さぶっても 


どついても 蹴っても エンジンとの縁が切れません


 2分が経ち 3分が経ち  もう 体力の限界  


キャンターバケット車

以前、大型トラックの クラッチオーバーホール中


ミッションが なかなか抜けなくなった時に 使った 「ワザ?」 を使います


キャンターバケット車


「おーえすッ! おーえすッ! 」  「おーえすッ ! おーえすッ!」


引っ張っていきますが かなり てごわい




キャンターバケット車

当然ですが 「ガチャコン」 で力任せに引っ張るだけでは 


連結の 隙間が開きません。


これ以上、強引に やってしまうと どこかが 破損する予感? 


なので 急所を ついてやります 

キャンターバケット車

とにかく、この「ノックピン」 が 


ガッチリ ミッションを 捉まえている感じなので


ガチャコンで 引っ張りテンションを掛けながら


ノックピンの頭を 「カチコ~ン !」 と容赦なく叩きのめします 


キャンターバケット車


何回か やってるうちに 


ほんの少しですが 開いた感じです 


この僅かな 動きが  「このまま やってれば OKよッ!」 のサインです


キャンターバケット車

やってるうちに だんだん開いてきました

キャンターバケット車

ここまで くれば 何とかなります

キャンターバケット車

ある程度、隙間が開いたので ドライバーを突っ込み


こじてやります


ここで 焦って、無理に こじると ミッションケースが アルミなので


欠ける恐れが 有り ここは慎重にしていきます 

キャンターバケット車

叩いては こじて を繰り返していくうちに


ノックピンの 半分くらい 抜けてきました


そのノックピンを 見ると やはり 「サビ」 ついています

キャンターバケット車

ここまで くれば ガチャコンを 外して 


ハンドパワー  に 切り替えます

キャンターバケット車

少し引っ張れば  「ポコ~ン」 と外れまして

キャンターバケット車

ようやく エンジンから 切り離れました


「サビ」 には いつも泣かされます  

キャンターバケット車

この車は 上モノが 乗っかっているので 


メンバーより上の部分が 極端に狭く 腕がほとんど入りませんし


尚且つ 標準ボディ言う事もあり 上下左右の 余裕が極端に少ないので



こんな感じで お尻を 目いっぱいに下げて 左に振らなければ



あちこち 当たって抜けませんので かなり やりにくいです


キャンターバケット車

キャンターバケット車

やっと 降ろせました

キャンターバケット車

キャンターバケット車

キャンターバケット車


ハウジングの中は クラッチの削りカスが 溜まってます

キャンターバケット車

汚れをスチーム で 洗い流してやります  

キャンターバケット車

キャンターバケット車

で クラッチを 外します

キャンターバケット車

フライホイルも 焼けて キズもクッキリです 

キャンターバケット車

クラッチディスクの 表面が 激しく荒れて 限界のようです

キャンターバケット車

クラッチカバーも スラストベアリングとの


接触磨耗が 進んでいます

キャンターバケット車

キャンターバケット車

キズついた フライホイルの面の歪みを 研磨してやります

キャンターバケット車

フライホイルは エンジン回転数と同じように 物凄い回転で回っていて


僅かな歪みがあれば クラッチフィーリングに 大きく影響しますので



今回のように 目視で 簡単に面の状態を判別できる場合は もちろんですが


見て 触っても 歪みを感じ取れない場合でも


実際は 必ず歪みがありますので 研磨は必要だと考えております


キャンターバケット車

パイロットベアリングも やはり 使用感たっぷりで


「ゴリゴリ」しています


なので 当然、交換しておきます

キャンターバケット車
キャンターバケット車

ハウジングの中も 綺麗にしたところで


組み上げていきます

キャンターバケット車
キャンターバケット車

いったん クラッチを組み上げてしまえば


日ごろの メンテで グリスアップが出来ない箇所なので


スラストベアリングには タップリとグリスを 注入しておきます


キャンターバケット車

スラストベアリングを セットします

キャンターバケット車

センター出しに 注意して クラッチを取り付けます

キャンターバケット車

ミッションを 載せて

キャンターバケット車

サイドブレーキも 組みます

キャンターバケット車
キャンターバケット車

最後にプロペラシャフトを 取り付けます

キャンターバケット車

サイドブレーキの 調整を この穴から やって

キャンターバケット車

クラッチの 踏みシロ スベリ シャクリが無いか


サイドブレーキの 効き具合も みておきまして


キャンターバケット車

これで キャンター バケット車の クラッチオーバーホール完成で


無事、納車しました。

キャンターバケット車

トラックのクラッチは  かなりの 負担が掛かっているので


早め早めの オーバーホールを 奨めてます


乗用車程度の車なら


JAFの レッカーサービスを 気軽に依頼出来ますが


トラックは そうもいかず


いったん、クラッチトラブルを 路上で起こせば 


「便利な道具」が 一転 「単なる鉄の塊」 に なってしまいますので!!


車検・修理の お申し込み お問い合わせは こちらまで!!                  東大阪 《車の車検・トラックの修理》
takaida2250@gmail.com
(06)6781-2250
 




やる気のでるスイッチ 『ポチッ』とお願いします 
       ↓↓↓↓↓↓         ↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 車ブログ 車 修理・整備へ
にほんブログ村

テーマ : 修理
ジャンル : 車・バイク

クラッチオーバーホール!ペダルが変なんです!?【三菱キャンタートラック編】 東大阪 《車の車検・トラックの修理》

とある日の


始業前の朝に メールチェックをすると  


「ブログを 見ました! 

 クラッチベダルの踏み加減が なんかおかしい! ので修理してくれませんか?」



みたいな感じで 問い合わせが有り


それなりの 返信をするやいなや


が リリリリーーーン と鳴り


「今から 行きますので よろしく!」 みたいな感じで (笑)



入庫しました キャンタートラックです  

キャンタートラック


お客さんに詳しく話を聞いてみますと  


「とにかく、クラッチベダルを踏むのが硬く、半分くらいしか踏めないために 

 クラッチが切れないんで シフト操作が・・・

 と思いきや 時にはペダルを いっぱい踏めた時には ペダルが戻らなくて・・・・

 変な音もしまして・・・・」



と 奇妙な現象が あるようです


キャンタートラック

とにもかくにも


ミッションを降ろして クラッチを 「バラし」 してみないと


原因が分かりませんので


早速、リフトアップして作業の開始です。  


キャンタートラック

クラッチを おもむろに 眺めます  

キャンタートラック

クラッチの 磨耗状態を知るには


レリーズシリンダーとフォークから 情報を読み取ります  


フォークブーツは 破れていますが 「使い込んでるな~」 くらいしか分かりません



注目すべきは 「フォーク」 です


このフォークをみて 「クラッチディスクが 減ってる、減っていない」 


だいたいの 判断ができます

キャンタートラック

ミッションを降ろすのに


プロペラシャフトから やっていきます 


キャンタートラック

連結のボルト、ナットを取っていき


ペラシャフトを降ろします


キャンタートラック

ペラシャフトを取れば


サイドブレーキのドラムが 顔を出します  


キャンタートラック

乗用車は リヤブレーキにワイヤーを引き込み


リヤブレーキとサイドブレーキが同じ仕組みの中で


兼用で使われておりますが


トラックの場合 

ミッションの尻に 独立してサイドブレーキを組み付けております

キャンタートラック

乗用車もトラックも ワイヤーを引っ張ることで


ライニングシューを作動させていることは 同じです

キャンタートラック

ミッションに連結されている


エキパイブラケット や シフトコントロールロッド


スピードセンサー や バックセンサーの 配線類 などなど


こちょこちょネジネジ していきまして


ある程度 取り外せられたら


ミッションジャッキをセットして 降ろす準備をしてやります


キャンタートラック

ミッションジャッキが セット出来たら


マウントをとり ハウジングのボルトを取ります


後は ジャキを 「絶妙?」 に操作して


ミッションを抜きに掛かります


エンジンとミッションとの 隙間が出来てきましたが


この隙間を開ける 所までは 


ミッションが デカく なればなるほど


ノックピンが邪魔して 抜けにくくなり 「腕力」「体力」 がいり
 


「ある程度のコツ?」 を 必要します


キャンタートラック


前後左右のバランスを 確認しながら


キャンタートラック

慎重かつ大胆に 作業をしていきます

キャンタートラック

サイドメンバーに ミッションの「ケツ」 が引っかからない様に


出来るだけ「ケツ」を下げて


メンドラシャフトが クラッチカバーを抜け切れるまで


引っこ抜きまして

キャンタートラック

キャンタートラック

取り外しに成功です!

キャンタートラック

ミッションを外した クラッチの様子です

キャンタートラック

クラッチディスクの粉で ホコリまみれです

キャンタートラック

クラッチカバーと ディスクを外しますと


フライホイルが 出てきます


キャンタートラック

ほんでもって フライホイルも外します

キャンタートラック

外したクラッチ部品達です


キャンタートラック

フライホイルは 円周上に 擦れた跡があり


キャンタートラック

このまま使用すれば クラッチディスクの 磨耗を早めたり


「シャクリ」 が発生するなど


フィーリングに影響しますので


後で 研磨加工してやります

キャンタートラック

クラッチカバーも 同じく


こんな 感じで やられております

キャンタートラック

ディスクも同じくです

キャンタートラック

ミッションのハウジングを 見ます

キャンタートラック

スラストベアリングを 取り外そうと したら


「ガタガタ やぁ~ん!!」



キャンタートラック

ベアリングを 抜きまして

キャンタートラック

フォークも外し


ベアリングが 入るリテーナ 通称「天狗の鼻」を見ると


恐ろしいくらい  「変磨耗?」 「偏磨耗?」 しております 


キャンタートラック

とにかく


ハウジング内の汚れを きれいに スチーム洗浄して


キャンタートラック

さっぱりします

キャンタートラック

「天狗の鼻」を取りまして

キャンタートラック

メンドラベアリングの 「ガタ」を 確認しておきます


少し 「あそび」 がある様に 感じられましたが 許容範囲だと判断しまして


このまま 使用することにします


しかし、

次回クラッチ等の 修理をする際には 交換も視野にいれた方がよさそうです。

キャンタートラック

これが 「天狗の鼻」


本来は まっすぐなパイプ状の物で


そのパイプ部分に スラストベアリングが入り


スラッチペダルを踏むたびに ベアリングがスライドしていき


クラッチが 切れたり 繋がったり という役目をします


どうも このパイプ部分が 「めちゃくちゃ」 削れているために


スラストベアリングが途中で引っかかり


ペダルの踏み加減が 「変なんです!」 を引き起こしているようです 


これが 「犯人逮捕の瞬間」 です

キャンタートラック



キャンタートラック

キャンタートラック

左が 逝かれた スラストベアリング   右が新品です

キャンタートラック

ベアリングの内側の摺動部分は グリス切れを起こしていて


直接、金属と金属が接触していた為


「天狗の鼻」 同等 削れてガタガタです

キャンタートラック

フォークの爪も 減っているので 交換しておきます


キャンタートラック

クラッチカバーです

キャンタートラック

スラストベアリングが 当たる部分が 使い込まれて かなり減っています


走行距離の少ない車でも


走行中、クラッチペダルに 「軽く足載せ」 運転している方は


こんな感じになり クラッチに悪影響を与えます


キャンタートラック



キャンタートラック

リテーナを取り付け フォークを組んでやり

キャンタートラック


メンドラシャフトの クラッチディスクが入る


「ギザギザ」した スプライン部に たっぷりと 


「耐熱」 「耐摩耗性」 に優れた グリスを塗りこんでやります


これが不十分であったりすると 「クラッチの切れ不良」を お越しがちになります


キャンタートラック

このトラックは 一旦 ミッションを付けてしまえば 


外部から グリスアップのメンテが出来ない構造ですので


しっかりと ベアリングの内側にも 充填してやる必要があります

キャンタートラック

そして ベアリングにスプリングを掛けて


セットしてやります


キャンタートラック

研磨して 面の歪みをとった フライホイルです


表面にクロスハッチ加工をしているので


「初期なじみ」 や 「食いつき」 も よさそうです


キャンタートラック

フライホイルを エンジン側に 取付けて

キャンタートラック

クラッチカバーとディスクを 「センターだし」 して取り付けます


このセッティングを しっかりやらないと


いざミッションを乗せる段階で


「なかなか 入れへぇ~ん」 「全く 入れへぇ~ん」(泣) になります



とは 分かって言うものの うまくいかない事は よく有りますが (笑)

キャンタートラック

そんでもって ミッションを 「スッ コ~ン!」 と入れて


「こちょこちょ」で 付けていきます

キャンタートラック

ミッションの取り付けが 終わりますと


エンジンを掛けて 


「クラッチの切れ具合」 「スベリ や シャクリ」 「変速の状態」 等々の


フィーリングをみて 異常が無いようなので  


キャンタートラック

「クラッチペダルの なんか変?」 修理は 終了です  

キャンタートラック

納車となり


お客さんに たいへん喜んでいただけました  

==============================================================================


思いますに


修理の中でも


「動かない」  「動きが渋い」 などの


物理的要素が絡む 修理は


多くの場合 「バラす」 事によって 


原因追求が出来て ほぼ正常な機能回復が 見込める修理です


と言うのも


「バラし」 をした状態で 不良箇所や 不良部品と思われる物の



「動き」を確認して 「再現する」 事が出来るからです 



しかし


「音」 や 「感覚的現象」 に関する修理の場合は



「バラし」 の前に その症状を体感してから 



「目測?」をたてて 挑むのですが



いざ、「バラし」 してみると



「それらしい?」 「これかも?」 に留まる事が ほとんどです



そういった不具合の場合は たいてい 経年変化が ともなっているので



「これかも?」に似た所が 幾つか存在していて



推測の域を出ない 「勘」 や 「経験」 による修理になってしまうのが正直なところです



一旦 「バラし」をしてしまうと



「動き」 によって表面化する現象が 「再現できない」 からです



これは ワタクシ達の 永遠のテーマでもあります。



今回のように 「勘」 や 「経験」 だけに頼らない修理ばっかりだと いいのですが・・・



車検・修理の お申し込み お問い合わせは こちらまで!!                  東大阪 《車の車検・トラックの修理》
takaida2250@gmail.com
(06)6781-2250
 




やる気のでるスイッチ 『ポチッ』とお願いします 
       ↓↓↓↓↓↓         ↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 車ブログ 車 修理・整備へ
にほんブログ村

テーマ : 修理
ジャンル : 車・バイク

クラッチオーバーホール修理 三菱キャンター  東大阪 《車の車検・トラックの修理》

今回は 「ネットを見た」 と言う お客様 ですが


電話が リリリリーーーン と鳴り  


電話にでると


お客さま曰く

「メーター内の 黄色の 警告ランプが 点灯して 1ヶ月ほど 経つのですが
 
 取り扱い説明書を 見ると クラッチの 不良だと言う事らしいから

 修理をしてほしい」 


と言う依頼です


日程の打ち合わせ後
      ・
      ・
      ・
キャンター車両を 引き取って  「いざ 走行開始!」  


「うゎっ  かなり 滑ってるぅ  無事に工場まで行けるかな?」 

警告ランプが点いてから だいぶ時間がたっているので 

クラッチが かなり ヤバイ状態    
          ・
          ・
          ・

どうにか こうにか 工場へ
 

早速 クラッチオーバーホール 作業にかかります。


「こちょ こちょ ネジネジ」 で ミッションを 降ろします  


キャンター ミッション クラッチ

ミッションハウジングの 内側は クラッチの削れた 粉が いっぱい積もって


見るからに 「クラッチ 減ってます~」 


キャンター ミッション クラッチ

クラッチカバーを 押し込む 「赤いジャバラの 腹巻」 が パワーシリンダー

このシリンダーも かなり くたびれて いるようです  

キャンター ミッション クラッチ

クラッチ板に 目をやると 「むっちゃ 減ってるやん」 です


クラッチの スリット (限界を示す溝)が 消えて無くなり  


リベットの 原型が かすんで見える程度に   「かなり危険」 


もう少しで クラッチ板が めくれあがり 


大きなトラブルになる 手前です 





そうなると 「やっぱり」です

プレッシャープレートの 表面が 「指紋の跡?」  

焼け削れ  波うってる状態


キャンター ミッション クラッチ

フライホイール も クラッチ板の リベットで 削れ 


触らずして 歪が わかります


キャンター ミッション クラッチ


二本線が 円周上に くっきり  


このままで 新しいクラッチ板と 組み合わせると


危険なので 

キャンター ミッション クラッチ

研磨加工をして 表面の 歪をとります

こうする ことで  

クラッチの 「キレ」 「滑り」 「シャクり」 等の トラブルを 防ぎます



キャンター ミッション クラッチ

ベアリングも 当然 取替

フライホールを エンジン後部に 取り付け


キャンター ミッション クラッチ

ミッションハウジング内 を清掃し


新品の パワーシリンダを 組み付け



ミッション本体を

車両に 「こちょ こちょ ネジネジ」 して 取付終了  


キャンター ミッション クラッチ

試運転をして 「キレ」 「滑り」 「シャクリ」 を確認


これで 「良し」  


無事に 納車となりました。




今回の様に 警告ランプが点灯した場合は 当然ですが

何か 不具合を感じたら 故障を示す サイン。

放置をすれば 重大事故に繋がる 場合もありますので

お気をつけ あそばせ!!



車検・修理の お申し込み お問い合わせは こちらまで!!                  東大阪 《車の車検・トラックの修理》
takaida2250@gmail.com
(06)6781-2250
 




やる気のでるスイッチ 『ポチッ』とお願いします 
       ↓↓↓↓↓↓         ↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 車ブログ 車 修理・整備へ
にほんブログ村

テーマ : 修理
ジャンル : 車・バイク

プロフィール

takaida

Author:takaida
ご訪問 ありがとうございます。

大阪の東大阪市で
自動車の車検・修理業を営んでおります。

日々の格闘を見ていただければ幸いです。




車検・修理の お申し込みは   こちらまで!!

 06-6781-2250


 takaida2250@gmail.com

東大阪市高井田6-41
高井田サービス

カテゴリ
最新記事
月別 整備記録
カレンダー
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
リンク
検索フォーム
QRコード
QR
RSSリンクの表示