タイミングベルト交換!の悩み所?【日産レパード 修理編】東大阪 《車の車検・トラックの修理》
2014-09-17 (水) 09:08
今回は
とある日に
電話が鳴り 出てみると
「中古車を 買ったので
色々と やって貰いたい事が ありまして・・・・・・」
と 以前にも 修理で お越し頂きました お客さんからでして
早速 持ち込んで もらいました
日産 レパード (JPY33) です

レパードは 刑事ドラマで 活躍したのは 記憶にあるが
時の流れとともに その名も とんと聞かなくなり
いつの間にやら ひっそりと フェードアウトした !?
知る人ぞ知る とても コアな お車です(笑)
お客さんが 来て お話を聞きますと
ネットオークションから
「格安で 手に入れました!」 らしいのです
「オーディオ レス!」 なのは その為か? (笑)

お客さんが このお車を 引き取りに 行った時
エンジンルームを チラっと 覗いてみたら
何処からか? 水漏れを 起こしてるように 思えた? らしいのです
それに 走行距離が 10万キロ オーバーなので
タイミングベルト関係の 一式交換
それと 「車検が 受かるように!」 が 要望であります

エンジンは セド・グロ にも 搭載された
定評のある V型 6発 仕様で あります
では 作業をやってみましょう!
まずは タイミングベルト関係から です

リフトアップしている途中
なにげに 床を見たら
こんな所に 無かったハズの 液体が
目に入った

その上を 見上げてみたら
オイルパンの付近が 「濡れていた!」
色からして クーラントのようです
お客さんが 「漏れてるのでは?」 と言ってたのは
『どうやら 間違いな』

では バラしていきます
エアクリの ダクトから

ラジエター周りも
外して

ファンベルト や クーラーベルト を

ドンドン 外していきます

タイミングカバー を 捲れば
タイベルが こんにちわヽ(´▽`)/

右バンクの カムギヤを
刻印に 合わせて

左バンクを 見ると
『あれっ?』
『半コマ ズレてる? 』

『これで エエのか?』
もう一度 クランクを
グルグルと回して
右バンクが 「定位置!」 まで来た ところで
再び 確認してみた

しかし 結果は 同じで やはり半コマずれてた
悩んだが
ひとまず 位置関係だけを 慎重に チェックして
いったん これは保留にしておきます
次に クランクプーリーを 外しに掛かったが
「取れないぞ!」
このまま グイグイ やると
プーリーが 割れるか?
それとも 工具が ヤラレるか?
とは言っても 前に進む為にも イチカバチカで ヤルしかないので
ここは 覚悟を決めて チカラいっぱい やってみました

幸い どちらも 壊れずに 済んでくれましたヽ(´▽`)/
それに しても
「カタ かった!」

見ると 「サビ!」 が
ガッチリ 噛み付いてました


これで タイミングベルトが 外れます
そのベルトには 目立った 亀裂などは 見受けられませんでしたが
容易く 点検が出来ない箇所 でもありますので
距離や年数を 目安に 交換するのが 一番です

お次は
ウォーターポンプの 取付ボルトを 緩めて
ヘッド部に 衝撃を与えると
クーラントが 「ドバ~~ ドバァ~」

抜き取った ウォーターポンプを
よく見ると
シールが へたって いた為でしょうか?
随分と前から 漏れてた感じです
オイルパンに 付着してた あのクーラントは
これが 原因だったみたいです

次に オイルシールを 交換してみますが
その前に
クランクシャフトの 周囲を
キレイに しまして



ウォーターポンプ 同様
10万キロが ひとつの 区切りに なりますので
この オイルシールも 交換すべきだと 思います

コチラの カムシールも
交換しときます

抜き取った シールは
予想通り 「カチ カチ」 になってました

新品の オイルシールを 打ち込みまして

そして
ホース類を 外した時

こんな機会がない限り
めっきり 交換しなくなった 「サーモスタット!」
意外にも 隠れた 「重要部品!」 の 一つです
オーバークール や オーバーヒートの
原因になり
時には 色んな制御まで
影響を及ぼす事が 有りますので
こんな時だからこそ 是非とも 交換しておきたいものです

では ウーターポンプを 取り付ける 前に
ペーパーで 「ゴシ! ゴシ!」

荒れた 取付面を
キレイに 慣らしまして

ウォーターポンプを ドッキング

いよいよ タイミングベルトの 取付ですが
刻印の 問題もあったので
資料を 確認してみたが
やはり マークを 合わせるように なっていた
『合わん!のは どういう事?』

色々と 思案を しました が
『自分なりの 結論に達した!』
ので 取り付けてみる事に します
後は エンジンを 掛けてからの お楽しみ (笑)

クランクプーリーの 酷いサビも
取り除き

クランクシャフトに 挿入してみると
抜き取る時は 無茶苦茶 固かったくせに
あっけなく 入った

クランクボルトを 締め込み
タイミングカバーを 取付ましたら

残すは ホース達です

パイプから ホースを 抜き取りましたら
こんなとこにも てんこ盛りの 「サビ!」 が あるじゃないか

錆び付いた パイプには 泣かされる

仕上げた パイプ や ホース
それに ベルトを 組み付けまして


組み上がったので
クーラントを注入して
いよいよ エンジンに 火を入れてみます

「半コマの謎?」 は 自分なりに解決済み? だが
それでも 一抹の不安は よぎるものです
まずは 点火させないように
「カチっ!」 「カチっ!」
と 軽めの クランキングで様子を見てみると
なんら 問題は起こりません
半コマ程度なら バルブなんか突くはずも ないので
当然と言えば 当然ではあるが ドキドキするものです
では 一気に セルを 回してみましょう!
「キュル キュル キュル・・・ ブォ~~~ ん!」
難なく エンジンが 掛かりました
暖気中 エンジンの鼓動に 聞き耳を立てて
様子を伺ってみると 嫌な振動もないので
組付は 間違っては なかったようです
その後 水温も 十分に上がったところで
ヒーターの効きを 確認してやれば OK! です

タイミングベルト関係が 終わりましたので
次の作業を やってみます
まずは 下回りを チェックします

直進状態では 解りづらいですが
ステアリングのラックブーツを 引っ張ってみますと
「パックリ!」 逝ってました
これでは 車検に 受かりませんので
交換しときます

新品に取り替えてみますと
やはり 弾力性が 違います
これで 安心です

お次は
テスターを 使用して
サイドスリップの測定を してみます

測定の結果
ほぼ ゼロなので
問題は ないようです

続いて
ヘッドライトの 測定を してみましょう

結果は
「あっちむいて ホイ!」
してましたので

調整しておきました

すべての 作業が
終わりましたので
早速、お客さんに
連絡して
引取りに 来てもらいました
その時 作業内容の事を お話して
その後 色々と 雑談している中で
ふと 思った事があり お客さんに聞いてみた
『 そう言えば 前の車も めちゃ コアな 日産車でしたよね!(笑)
なんで 日産なんですかぁ? トヨタ やったらアカンのですかぁ~? 』
「なんかねぇ~~」
『トヨタにも いっぱい ええ車が アルやないですかぁ~?』
「なんかねぇ~~」
・
・
・
・
・
「昔っから ウチの父の代から 日産オンリーでして・・・・・・・
言うなれば 巨人 と 阪神 みたいなもん ですわ! 」
やて (笑)

そんな お話の後
お客さんは 持参した 「ナンバープレート!」 を
車に取付けて お帰えりに なりました。
今回は ありがとうございました
『あっ!』
『お客さんに 聞くの 忘れてた!』
『日産は 巨人? 阪神? いったい どっちや?』 (笑)
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takaida2250@gmail.com
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とある日に

「中古車を 買ったので
色々と やって貰いたい事が ありまして・・・・・・」
と 以前にも 修理で お越し頂きました お客さんからでして
早速 持ち込んで もらいました
日産 レパード (JPY33) です


レパードは 刑事ドラマで 活躍したのは 記憶にあるが
時の流れとともに その名も とんと聞かなくなり
いつの間にやら ひっそりと フェードアウトした !?
知る人ぞ知る とても コアな お車です(笑)
お客さんが 来て お話を聞きますと
ネットオークションから
「格安で 手に入れました!」 らしいのです
「オーディオ レス!」 なのは その為か? (笑)

お客さんが このお車を 引き取りに 行った時
エンジンルームを チラっと 覗いてみたら
何処からか? 水漏れを 起こしてるように 思えた? らしいのです
それに 走行距離が 10万キロ オーバーなので
タイミングベルト関係の 一式交換
それと 「車検が 受かるように!」 が 要望であります

エンジンは セド・グロ にも 搭載された
定評のある V型 6発 仕様で あります
では 作業をやってみましょう!

まずは タイミングベルト関係から です

リフトアップしている途中
なにげに 床を見たら
こんな所に 無かったハズの 液体が
目に入った

その上を 見上げてみたら
オイルパンの付近が 「濡れていた!」
色からして クーラントのようです
お客さんが 「漏れてるのでは?」 と言ってたのは
『どうやら 間違いな』


では バラしていきます
エアクリの ダクトから

ラジエター周りも
外して

ファンベルト や クーラーベルト を

ドンドン 外していきます

タイミングカバー を 捲れば
タイベルが こんにちわヽ(´▽`)/

右バンクの カムギヤを
刻印に 合わせて

左バンクを 見ると
『あれっ?』
『半コマ ズレてる? 』


『これで エエのか?』

もう一度 クランクを
グルグルと回して
右バンクが 「定位置!」 まで来た ところで
再び 確認してみた

しかし 結果は 同じで やはり半コマずれてた
悩んだが

ひとまず 位置関係だけを 慎重に チェックして
いったん これは保留にしておきます
次に クランクプーリーを 外しに掛かったが
「取れないぞ!」

このまま グイグイ やると
プーリーが 割れるか?
それとも 工具が ヤラレるか?
とは言っても 前に進む為にも イチカバチカで ヤルしかないので
ここは 覚悟を決めて チカラいっぱい やってみました

幸い どちらも 壊れずに 済んでくれましたヽ(´▽`)/
それに しても
「カタ かった!」

見ると 「サビ!」 が
ガッチリ 噛み付いてました


これで タイミングベルトが 外れます
そのベルトには 目立った 亀裂などは 見受けられませんでしたが
容易く 点検が出来ない箇所 でもありますので
距離や年数を 目安に 交換するのが 一番です

お次は
ウォーターポンプの 取付ボルトを 緩めて
ヘッド部に 衝撃を与えると
クーラントが 「ドバ~~ ドバァ~」

抜き取った ウォーターポンプを
よく見ると
シールが へたって いた為でしょうか?
随分と前から 漏れてた感じです
オイルパンに 付着してた あのクーラントは
これが 原因だったみたいです

次に オイルシールを 交換してみますが
その前に
クランクシャフトの 周囲を
キレイに しまして



ウォーターポンプ 同様
10万キロが ひとつの 区切りに なりますので
この オイルシールも 交換すべきだと 思います

コチラの カムシールも
交換しときます

抜き取った シールは
予想通り 「カチ カチ」 になってました

新品の オイルシールを 打ち込みまして

そして
ホース類を 外した時

こんな機会がない限り
めっきり 交換しなくなった 「サーモスタット!」
意外にも 隠れた 「重要部品!」 の 一つです
オーバークール や オーバーヒートの
原因になり
時には 色んな制御まで
影響を及ぼす事が 有りますので
こんな時だからこそ 是非とも 交換しておきたいものです

では ウーターポンプを 取り付ける 前に
ペーパーで 「ゴシ! ゴシ!」

荒れた 取付面を
キレイに 慣らしまして

ウォーターポンプを ドッキング

いよいよ タイミングベルトの 取付ですが
刻印の 問題もあったので
資料を 確認してみたが
やはり マークを 合わせるように なっていた
『合わん!のは どういう事?』


色々と 思案を しました が
『自分なりの 結論に達した!』

ので 取り付けてみる事に します
後は エンジンを 掛けてからの お楽しみ (笑)

クランクプーリーの 酷いサビも
取り除き

クランクシャフトに 挿入してみると
抜き取る時は 無茶苦茶 固かったくせに
あっけなく 入った

クランクボルトを 締め込み
タイミングカバーを 取付ましたら

残すは ホース達です

パイプから ホースを 抜き取りましたら
こんなとこにも てんこ盛りの 「サビ!」 が あるじゃないか


錆び付いた パイプには 泣かされる

仕上げた パイプ や ホース
それに ベルトを 組み付けまして


組み上がったので
クーラントを注入して
いよいよ エンジンに 火を入れてみます

「半コマの謎?」 は 自分なりに解決済み? だが
それでも 一抹の不安は よぎるものです
まずは 点火させないように
「カチっ!」 「カチっ!」
と 軽めの クランキングで様子を見てみると
なんら 問題は起こりません
半コマ程度なら バルブなんか突くはずも ないので
当然と言えば 当然ではあるが ドキドキするものです
では 一気に セルを 回してみましょう!
「キュル キュル キュル・・・ ブォ~~~ ん!」
難なく エンジンが 掛かりました
暖気中 エンジンの鼓動に 聞き耳を立てて
様子を伺ってみると 嫌な振動もないので
組付は 間違っては なかったようです
その後 水温も 十分に上がったところで
ヒーターの効きを 確認してやれば OK! です

タイミングベルト関係が 終わりましたので
次の作業を やってみます
まずは 下回りを チェックします

直進状態では 解りづらいですが
ステアリングのラックブーツを 引っ張ってみますと
「パックリ!」 逝ってました
これでは 車検に 受かりませんので
交換しときます

新品に取り替えてみますと
やはり 弾力性が 違います
これで 安心です

お次は
テスターを 使用して
サイドスリップの測定を してみます

測定の結果
ほぼ ゼロなので
問題は ないようです

続いて
ヘッドライトの 測定を してみましょう

結果は
「あっちむいて ホイ!」
してましたので

調整しておきました

すべての 作業が
終わりましたので
早速、お客さんに

引取りに 来てもらいました
その時 作業内容の事を お話して
その後 色々と 雑談している中で
ふと 思った事があり お客さんに聞いてみた
『 そう言えば 前の車も めちゃ コアな 日産車でしたよね!(笑)
なんで 日産なんですかぁ? トヨタ やったらアカンのですかぁ~? 』

『トヨタにも いっぱい ええ車が アルやないですかぁ~?』

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・

言うなれば 巨人 と 阪神 みたいなもん ですわ! 」
やて (笑)

そんな お話の後
お客さんは 持参した 「ナンバープレート!」 を
車に取付けて お帰えりに なりました。
今回は ありがとうございました

『あっ!』
『お客さんに 聞くの 忘れてた!』
『日産は 巨人? 阪神? いったい どっちや?』 (笑)
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